牧野の公開用日誌

つっても、非公開のを別につけているわけではない。

Copyright 1999- Jun Makino

当面の予定

• 毎月 20日 パリティ原稿〆切。
• 8/27 JSPS-DFG 理学系〆切
• 9/2 専攻会議 13:30-17:00
• 9/3 駒場系会議 16:30
• 9/6 16:00 平木さん+IBM DRセミナー室
• 9/8-10 総合文化修士面接
• 9/8 健康診断(9/8,13,14 の午前中)
• 9/9 天文面接、専攻会議 10-15
• 9/10, 2005/5/13学振外国人特別研究員 申請〆切
• 9/13 11-13 天の川 天文輪講室
• 9/13 15-16 広域 2004年度 博士論文予備審査会 15-409 15:10-15:50
• 9/21-23 天文学会
• 9/21 レフェリー〆切
• 9/26 8-12 3号館停電
• 9/27-10/16 プリンストンの予定
• 10/12 8-12 3号館停電(予備日)
• 10/18-22 EAMA6
• 11/5 13:30-17:00 専攻会議
• 11/23-26 プラズマ・核融合学会第21回年会@静岡
• 11/29-12/1 「東アジア数値天体物理学会議」@三鷹
• 2/7　専攻会議
• 2/8　専攻会議
• 2/15　専攻会議

2004/8/31

• 8/31 「東アジア数値天体物理学会議」@三鷹 申し込み〆切
  というわけで私は昨日出した。
• 8/31 14:30 くらい 中里君 G6回収
  鈴木君と2人で。ご苦労さまです。動いたかな？
• Steve から「動かないけど」というメイルが。私が書き直した Makefile を消してコンパイルしなおしたらそれは動かなくなると思う。
• svnserve を動かしたくなったので、ファイアウォールを通させてくれる かどうかお伺いをたてる。 Apache 2.x にしてなんかしてなんかすれば svnserve を使う必要はないというのが理屈ではあるんだけどさ。
• 気分転換に nForce250 の評価。

  Timer init for test linkread_dma
  linkread_dma, Wall =  4.75073e-01 CPU=  4.70000e-01        70.630MB/s       71.392MB/s
  time_linkwrite_dma called with 0 1024 8192
  Timer init for test linkwrite_DMA
  linkwrite_dma, Wall =  3.97929e-01 CPU=  3.90000e-01        84.323MB/s       86.037MB/s
  Timer init for test linkread
  linkread, Wall =  4.29916e+00 CPU=  4.29000e+00         3.902MB/s        3.911MB/s
  Timer init for test linkwrite
  linkwrite, Wall =  4.93779e+00 CPU=  4.94000e+00        13.591MB/s       13.585MB/s
  Timer init for test linkwrite mc
  linkwrite mc, Wall =  2.82052e+00 CPU=  2.82000e+00        23.793MB/s       23.797MB/s
  

  やはり read が write より遅い。CPU のメモリコントローラ自体の特性かしら？ PIO write も遅いのはご愛嬌。この辺は nF2 から進歩しとらん。当面 K8T800 を使うほうがましということか。 SiS755 はどんなものかしら。これ見 てるとよさげだけど、 ECS だし。相変わらずヒートシンクが両面テープで貼っ てあるそうな。
• そか、 Matsumoto and Hanawa 2003 でもメッシュサイズ境界では一次な のね。全体として2次精度のように見えるのは、要するに分割を細かくすると 一次精度のメッシュの相対的な数が減るからなんだな。

• 8/30 10 福重君 G6駒場に移動
  されたらしい。
• 出田君の論文はなんか取材申込みが来たそうだけど、どっかで記事になっ たりするのかな？
• 便利 そうなもの。
• 某君をいじめる。
• Development of Naturally Fault Tolerant Algortihms。ちょっと面白い。
• EANAM2004にレジ ストレーション。日本人は指定しても意味がないフィールドを指定しない時に 何が起こるスクリプトになってるのかわからないのでその辺も適当な値をいれ てから出す。

• 休養日。
• 某君から日本でポスドクとかないかしらみたいなメールが。 JSPS の〆 切はすぎたところだけど、向こうで出す時は〆切違うんだよな。こっちで書類 書かなくていいから簡単だし。

• 本がとりあえず本棚に収まった。収容能力の 170%くらい。何がどこにあるかは今のところ謎。

• 入試は日程が重なってるのに会議は重なってない。
• 某君をいじめる。ポアソンソルバが。
• 私が仕事が早いというよりは GRAPE-6 の計算が速いだけである。
• BG/C な人が GRAPE-6 の見物にくる。 BG/C ってあるんだ。本当にでき るのかなあ？元々の BG との関係はどうなってるんだろう。
• トップページ更新してみました。花輪山計画。
• MDEngineII のページだったところ。そですか、終了しましたか。まあ、4Gflops 100 万ではいかんとは思うけどさ。2000年時点で チップ当り 1-2Gflops とかいう ふざけた性能しかでなかったのは何故なんだろう？ これみてもそんなに難しいことしてるわけじゃないのに。

• しばらく前に「PGHPF の使い方」みたいなのを書いたんだけど(花輪山用)、 これがこういう構成になってた。
  • サンプルプログラム
  • SMP の場合の実行例
  • MPI の場合の実行例
  PGHPF は複数ノード上では MPI を使って通信するので、まあ、そういう書き 方(PGI のマニュアルもそうだし)になってるわけだ。 と、昨日来たメイル

  複数ノードで動かすにはどうするんでしょう？

  人の書いたものくらい読んでから聞けよとか思うわけだけど、これはこちらの 書き方が悪いのも確かであろう。多分「MPI の場合」という見出しを見た瞬間 に、「これは MPI の話で PGHPF の話ではないに違いない」と判断してそこか ら先は読まなかったんだろうから。
  • サンプルプログラム
  • SMP ノード内並列の場合の実行例
  • 複数ノード間並列の場合の実行例
  という見出しになっていれば、まあ、多少は読む可能性が高いかもしれない。

  わかりやすい文書を書くというのは難しい、というか、まあ、フィードバック なしには不可能ですね。

• ニュー トンでたかな？まだ現物見てないの、、、
• MDGRAPE-3 理研リリース。 15.7mm 角 130nm で 660 演算か、、、うみゅ。
• ソウルであるのは東アジア、バリであるのはアジアパシフィック。で、 バリは来年と。
• 1号館にいったら Newton が届いていた。8ページもあるのか。
• 7/18/2003の日記の反論らしき記述ってなんだろう？捜したけれどみつか らない、、、これは内容的にも 時系列的にも反論じゃないし。
• あ、 MPICH がトライアル版でコンパイルしたのだった。

      79  3:48    cd /opt/mpich
      81  3:48    cd mpich-1.2.5.2
      88  3:49    make
     103  3:55    make install
  

  でよかったかな？
• 8/26 15 福重君
  駒場に GRAPE-6 3枚引越す下見。こっちには P4 の機械がないというのでツク モにマザーとCPU を買いにいってた。Prescott って確かに暖かい。 Opteron/Athlon 64 とは全然違うわ。

• なんか身の回りで陰謀が行われているような気がする。つーかさ、Kで始まる人、何考 えてんのかしらね？(このKで始まる人は現在のKで始まる人のことね(すごく一 部の人以外には意味不明かと思います。すみません(というか、将来のKで始ま る人が代わりにってのはどでしょ)))
• どうでもいいけど知らないと困ることがある知識。登記簿謄 本というのは登記事項証明書の古い名称、というか今はそういうものはないも のである。
• ずーーーーーーーーっとほってあった野本さんとこからもどってきてい た1ボード(珍しい16チップ版)G6、調べたらやはり電源がおなくなりになって いた。なんか回路設計がおかしいんではないかという気が、、、裸で使ってる のは on/off 繰り返しても別に壊れたりしてないのにな。DC-DC コンバータが 48V 入力と 330V 入力で出来が違うのかなあ？
• 岩澤君と相談。 Aarseth が共著者だったような記憶があった論文は Man Hoi Lee の単著でした。嘘教えてごめんなさい。
• しかし、 ADS で M. H. Lee とかで捜すのって結構面倒なのね。 Middle Name Search である程度はなんとかなるとはいえ。
• 演算器のもうちょっと詳細がいると。ふむ。
• 泰地 君の名前が間違っている。じゃなくて、 Hot Chips にアクセプトされた のか。すごいぜ。

• でもってまたApJ からレフェリー依頼が、、、ちょっと多くないかいな？ でも、まともな人が書いたおおむねまともっぽい論文だから、簡単にすむかな。 引き受けるかどうか決める前に astro-ph で論文がみられるというのは便利で ある。
• しかしこの手の論文みんな僕んとこに回してないか？月に2つ同じ雑誌か らってちょっと多すぎるような気が。まあ、面白そうだから引き受けることに する。Letter じゃないから4週間だし。
• パリティ9月号の Publish or Perish みたいな。 IF でなんかしろって のは、IF に意味があるかどうかは業界依存なので、あんまり一般的に有効な 提案じゃないと思うけど。
• namazu インデックスの作り直し。 2003/9 に書いたように

    mknmz --output-dir=/var/namazu/index Mail WWW papers
  

  とすると、、、はて、何がおこるかな？
• あれ、基研のアーカイブ壊れてるかな？ こんな感じの画面が、、、

  Search authors in `astro-ph' in past 12 months for occurrences of `Makino'
  (8 matches) :

  1. nucl-th/0407004 [abs, ps, pdf, other] :

   
  

  2. astro-ph/0406231 [abs, ps, pdf, other] :

   
  

  3. astro-ph/0406227 [abs, ps, pdf, other] :

   
  

  Sorry, the search could not be completed.
  There may be a problem with regexp = Makino

  Makino じゃなくてもこうなるし、、、cond-mat で "Sasa"(他意はありません、 単に知ってる名前っていうだけ)といれてもなんか崩壊したものがでてくるな。 本家に見にいけば問題ない。
• というわけで読む。うーむ、この解釈では上手く結果を説明できないと いうのは前に考えたんだよな、、、とはいえ、これでは上手くいかないという こと自体が論文ネタだし、わざわざ教えてやることもないし、ふむ。どうした ものかしら。
• 基研は直ってた。
• パリティの注文は対応。なんか某君が来た、、、
• これ、脈絡もなくG1 とかブラックホールとかいう言葉がでてくるのは何故かと思ったら Ho なのか。こっちの結果は変なところはないと思うけど。

• 出田君論文投稿前最終チェック。これで投稿。よろしく。
• Holger 論文、第三著者から改竄原稿が、、、イントロが全面的に書き直 されてきた。素晴らしく良くなってるのが、、、こちらの実力不足ですね。
• 8/23 16:00 平木さん+IBM DRセミナー室
  平木さんって偉い、、、
• というわけでたまったメイルに返事もしたので、【臨時レスポンスコー ナー】にレスポンス。

  えーと、インフレーションによって説明しようとしているもの(大きなスケー ルでの宇宙の一様等方性)は、インフレーションなしの標準ビッグバンでは何 をどういじったところで説明できない種類のものだと思います。基本的に、因 果関係が存在したことがないはずの場所どうしで極めて熱平衡に近い時期があっ たはずだというものなので。で、その時期だと重力とかはあんまり関係ない (少なくとも、構造を作るとかいうことはない)ので、大スケールの(重力)多体 問題がなんであれ、それがインフレーションによって説明しようとしている問 題にかかわってくるということは極めてありそうにないことです。

  で、インフレーション、ダークマター、ダークエネルギーといったものが次々 に導入されるのはなんだかあれな気がするというのは感情としては理解できる というか私もそう思わなくはないのですが、研究方向として根本的に間違って るとは思いません。というのは、これらは基本的に、現在知られている基本的 な理論と観測なり実験との「矛盾」を解消するために「未知の物質」を導入す るという形で、極めて真っ当な導入をされているということが一つ。もう一つ は、これらが、単一の観測事実をアドホックに説明し、他の観測には他のもの が必要というものではなく、多くの観測事実に対して統一的な説明をもたらす ことに成功している(ように見える)からです。

  で、まあ、インフレーションやダークエネルギーにはその素過程というか microphysics はでは何？という問題はもちろんありまして、これは本質的に は素粒子物理の問題で天文学の問題ではないわけですが、とても実験ができる 見込みがないエネルギー領域の話をしているわけで初期宇宙しか実験や観測が ない。そういう状況で「正しい」理論を構成することが可能なのかどうか私に はわかりませんが、まあ、その、研究したいという人がいるのは理解できると 思います。

  話がかみあってないかもしれないですが、こんなところでいかがでしょうか？

• さて、仕様は固まったわけで、シミュレータ書きますかね。
• と思ったらパリティから面倒な依頼が、、、むーん。

• 校正刷も発送。
• Web 分を作らないと。
• なんだかくそ難しいメイルを一杯書いてたらもう夜中である。なんてこった。
• 岐阜、、、漢文学者でなくても曲阜とか知ってる人もいるかもしれない と思いますが、、、(私は仮に昔知っていたとしても忘れてたけど)というか、 変数にレキシカルスコープかダイナミックスコープを導入して、「ここでは V は速度」とかするってのはどでしょ？ダイナミックスコープにすると、式(58) は式(23)からきてるから V は速度、式(59) は式(11)からきてるから V は体 積、みたいな解釈になるの。意外にそんなに混乱しないのではという気が。
• 8/15 〆切のお手紙が関係していた話、無事になんとかなったようである。 とってもめでたい。
• 某方面から難しいメイルが。あれ、コペンハーゲンの話はチャラ？
• 田崎様、ちゃんと書くと長くなると思うので、ちょっとお待ちを。

• 原稿は送った。
• 校正刷のチェック、、、なんか校正って嫌い。
• というわけで段ボールの整理等を突然始めたり。後 30個ちょい。
• と、そんなことばかりしているわけにもいかないので校正刷。やっぱり 図が 2 色ってのなんとかして欲しいよな。

• とりあえず第0稿完成 (18:00) プリントアウトして検討しないと。ふう。
• とある人にお願いしていた出田君論文の英語チェック。修正点が一行一つく らいあったりして。どうもありがとうございますです。書き込みじゃなくてファ イルだし、、、偉すぎる。
• 校正刷が来てる。〆切が、、、また 23日だ。何故？

• 情報科学技術委員会　計算科学技術推進ワーキンググループ（第１回） 傍聴可だそうで。誰かいってきません？私は〆切が、、、
• KAM 定理とか Nekhoroshev 評価とかいったものを泥縄でお勉強。大丈夫 かな、、、とはいえ半分書いたというか半分が前置きになったというかその中 でハミルトン力学の全て(嘘です)を解説するというか、、、

• アーキテクチャ文書つめ。細かい矛盾を修正。

• 一行に一つってのはなんか手抜きな気がする。 元の英語が素晴らしく良くできているのか、最低限の修正で済ませてるのか。 まあ、でも、自分で見てるのは偉いよな。
• こないだからほってあること
  • PCA ワークショップの参加申し込み
  • G. Mamon からきたなんか研究会の SOC がどうたらというメイルへの返事
• JSPS-DFG は今年度はパスということで Rainer には許してもらう。井田さん偉い。 どもです。
• 8/17 17 松林君
  まあ、その、私が指導教官でも審査委員でもないしね、みたいな。

• アーキテクチャつめ。
• mfence とか lfence っていつのまに発生したんだっけ？ PPro で追加？

• 出田君論文。これで投稿前の最終チェックかな。
• JSPS-DFG は面倒だからパス、みたいなメイルを投げる。そんなの書いて る場合じゃねーよ。ほんとにもう。
• というわけで出田君に重箱の隅なコメントを送る。お疲れさまです。これで投稿。わーい。

• ニュートンからイラストとかも来る。雑誌編集はお盆も関係ありません か。ご苦労さまです。

• Athlon 64 での不具合。結局 DMA 要求がキャッシュライン境界でぴった り終わってないと、最後の半端なところがこないことがあるらしい。とりあえ ず次の境界まで要求するようにしてごまかす。 8237 が悪いのかな？
• ニュートンから送ってきた原稿を直す。なんか、ホルガーがやった計算 なのに「牧野助教授らが」とかになっちゃうんだよね、、、直してくれるよう お願いしてみる。
• G5 は 2.6 で動きますか。それはなんか素晴らしい。こちらも実験しな いと。
• メモ。 hwclock --systohc

• 論文見てる間に他のしないといけないことが累積したような気が。
  1. 某君推薦書(英文)
  2. kira/grape6/Athlon64 での不具合チェック
  3. ファイルサーバー修理(ケース交換と再組み立て)
  4. 駒場にもってく G6 のテスト
  5. もう一つ帰省中の G6 のテスト
  6. 引っ越し事務処理
  7. JSPS-DFG 作文。別に私が旅費が欲しいわけではないんだが、、、〆切まだ先だ。
  8. ほかなんだっけ？
  推薦書というと、どうしても10年ちょっと前に Aarseth 大先生が某氏につい て「こいつは論文沢山書いてるけれど良い研究をしてる」みたいなこ とを書いたという話が思い出されるのでございます。そのころ年に10本以上で てたもんな。最近もっと多いけど、これはとても良くできるポスドクがいたせ いもあるだろう。
• Lunar-A は「打ち上げを断念する可能性も含めて計画を見直し」ですか。 これはやはりほぼ断念ということなのかなあ？(内部情報とか私は全然知らな いので単なる推測)話がでてくるのは大抵「テストしたら壊れた」とい うものだったから、しょうがない気もするけど。
• ほお、 BLAS の最適化で有名な後藤さん、テキサス大学に。 書いた。丸々半日かかったぞ、、、60行くらいしかないのに。
• 8/15 までに送れというのを今日送ったわけだが、返事が自動であった。

  I will be away from 30 July until 14 August. Please contact our office at xxx or yyy for any urgent matters.

  緊急じゃないけどなんか不愉快。

• 人が5年前に書いた VHDL コードを解読。うみゅ。
• 出田君論文修正版送る。ふう。しかし、考えてみると omega-Cen の質量 推定も Meylan の multimass King model で G1 と同じなんだから、これもつ まり全然間違ってるんだな。あちゃ。
• で、論文では嘘の総質量を使って正しく速度分散が計算できていたので、 観測とあわない数字がでると。こっちのせいじゃないもんね。
• 仕様書が沢山くる。神の手である。すごい。

• 素直に PASJ に出せばいいのに。 NA でもレフェリーは同じかもしれな いし。
• 朝メイルを見ると Piet (Princeton) と Holger (Bonn) の間で30通くらいのメイルが。一番素敵だったのは「図のシンボルサイズを 1.5 倍にしたのと 2 倍にしたのを作ってみて。どれがいいか見て考えるから」 というもの。

  論文の見栄えにこれくらい気を使うのが超一流の研究者のあるべき姿なのでご ざいます。いや、本当にそうなの。結果が結構衝撃的なものなので、それをど う表現するかはとても大事なこと。

• 物理学会誌(カイパーベルト連星の解説記事(船渡さんが書いた(でも私の名前 がなぜか著者にはいっている))がのってる)が届いていた。著者 3人とも非会員な記 事ってのもあれかも。といっても普段見てないけど。物理学会に入るとなんか いいことがあるかなあ？学会誌の編集委員が回ってくるとかくらいしか思い付 かない。天文学会だけで十分である。
• 忘れる前に書いておく。ここの

  宇宙全体の場のダイナミクスなどは極めて複雑なものだろうから、その研究を真面目におこなうためには、非平衡の多自由度系のふるまいについての人類の知識と能力を思いっきり鍛え直す根性で取り組む必要があると信じます。

  っていう記述、なんとなく微妙に困ったなあという気分になった。理由は、 これ の

  重力多体系の研究は、銀河や星団のモデルとして現実的であるがゆえに、宇宙物理の分野ではポピュラーで、長年にわたる研究によって様々な成果が挙げられてきました。しかしそれらは、既知の物理理論の枠組を借りた記述、理解がなされてきたにすぎず、本質の理解からは程遠いと考えられます。

  と同種の発言に見えるから。
• ここで杉本がいってることは、一見似てみえるかもしれないけど実は全然違う。基本的な姿勢が、杉本においては「宇宙は単純であり、他のものより良く理解できている(べきであってそうなってないとすれば理論家の怠慢である)」であり、上の2つでは多分その逆に宇宙は猛烈に複雑なものであるに違いないという思い込みであるからである。

• 前の家の鍵等の引き渡し。明日かと思ってたら今日だった。近くてよかっ た。
• 予定表に書くのを忘れてた。10月から池上さんとこの博士課程に入ると いうオーストラリア人のお兄さん来訪。 Artificial Chemistry の計算に GRAPE-DR が使えないかとかいう話。使えるとは思うけどできるのが博士論文 に間に合わないかも、、、

• 引っ越しの後処理。まだ本棚は 1/3 くらいかな？

• 引っ越し。前回同様に荷作りも業者任せなので楽。業者さんが見積もり を間違えたのか、作業に時間かかってたけど、、、

• 駒場の全学ゼミのレポート集計。やはり私の担当が最初だったのは失敗 ですね。次は岡村さんか誰かが最初がいいと思います。
• で、8/3 のキューとしては3個目を処理。これで終わるかと思ったら昨日 4個目が作業待ちではなくなったので次のを処理、、、しようかと思ったらプ リンタが引っ越し先だ。私事ですが明日引っ越すのでございます。引っ越し先 も今と同じ町内だったりして。で、電話の移動は今日だというので ADSL 関係 とおうちサーバー一式を運んだついでにプリンタも運んでしまってた。

• レフェリーコメント書いた。却下である、というか、初期モデルをなん とかしてくれ、、、
• しかし、数値計算自体はあんまり変ではなかった。その代わり(というか なんというか)、初期モデルが全然変。変な理由は2つあって、
  1. ベースにした論文が論外に間違ってる。
  2. ベースにした論文をねじまがって解釈している。
  で、どちらも結論に都合のいいように間違ってるんだけど、これはどういうつ もりなのかなあ？こういう結論が出したいからそうなるようなことが書いてあ る論文を意図的に選択したのか、なにも考えないでたまたま間違えたのか？
• というか、それ以前に論外に間違った論文が出版されてるのが問題とい う気もするけど、これはまあ世の中そんなものである。そういうことではいか んとかいってると PASJ の編集委員とか編集長とかが回ってくるから(こない かな？私が編集長したらPASJが薄くなるとかあるかもしれないし)そういうことは いわないことにする。まあ、 10% くらいまともなものがあればいい、という かそれ以上を期待するのは多分無理なわけだから。
• で、、、送ったと思うと別の論文改訂稿が。キューにはいった量が減らな い、、、キューに入るより速く処理しないと自分の仕事が進まない。
• というわけで順番に処理を、、、えとえと、これは一体なんだ？
• とりあえず初期モデルの選択をやり直して計算しなおして、、、みたい なメイルを書く。本当はそれ以前にこれじゃないほうの論文を早く書いて欲し いんだけど、それは本人任せにすることにして。
• というわけでキューにはあと2つ。さあ、次いってみよう。こっちはもう だいぶ出来てるはずだし。
• あれ？いつのまにかファイルサーバーが一台おなくなりに、、、それで しばらく前からこの部屋が静かだったんだな。データ自体は既に新しいファイ ルサーバーにコピーしてあるんだけどね。
• 電源が入らないのでとりあえず電源をその辺に転がってるのと交換する と、、、あれ、 CPU のヒートシンクファンが回らない。チップセット(ノース) のも回ってないや。手で回したら回りだしてブートもしたけど、チップセット のファンから異音が。大体マザーが KG7 だ、、、

• PE の回路構成ほぼ決定。乗算器のスピード次第だけど。
• レフェリーしないといけない論文プリントアウト。で、もう一つも。 とりあえず今日はこの2つ処理したい。

• なんだかまたみないといけない論文その他がたまってきつつある。忘れ ないようにメモ。
  • ApJL レフェリー
  • Simon x 1 もうひとつは作業待ちかな？
  • Holger x 1
  • 台坂君改訂稿(作業待ち)
  • 出田君改訂稿(作業待ち)
• メモ astro-ph/0408021 0405585
• g95。ほお。講義を何でやるかが一層悩ましい、、、

• 8/2 オープンキャンパス
  姉の一番上の子が来た。
• 8/2 16:30 平木さん+IBM DRセミナー室(列品館の近くにプレハブがあるらしい)
  確かにプレハブはあったけど沢山あった、、、業者な人に場所を教えてもらう。 どもでした。
• で、Sigma-1 の現物を初めてみた。かなり感動。純粋データフローな機械。
• ハード詳細。8ステージくらいかなあ、、、演算器3ステージで足りるか しら？
• Cu-11 の資料もらう。確かに前にもらったというか見たおぼえがあるん ですが、、、すみません。
• CM と MPP の本は確かに大学にあった。どれも制御部は似たようなもの か。 Ardent Titan の本とかいろいろ得体のしれないものも発掘された。
• 正しくないことを正しくないとわかっていてそれでも論文に書くのはね え、、、と私は思いますです。

• 331791
• ハード詳細。
• 「重力と力学的世界」はやはり2冊あった。もちろんこれを捜していたわ けではない。
• でもって 2 冊あるはず(原書と翻訳(原書は買ったけど翻訳はもらいもの))の The Connection Machine は1冊も見つからない。大学だっけか？
• そのかわりに Massively Parallel Computing with the DAP なんてもの が発掘された。 Goodyear MPP の本はどこにいったんだろう？

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