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つっても、非公開のを別につけているわけではない。
Copyright 1999- Jun Makino
2025/06 2025/05 2025/04 2025/03 2025/02 2025/01 もっと昔これ見ると SRAM 800MB だけでカードで推論専用と。
あんまり Esperanto フォローしてなかったんだけど、 2026 に SF4 で FP?8 256TF@60W では厳しい気が。
後半は主催者からの要望で球状星団のN体計算の手法の大変マニアックな話をした。
どっちの話も大変楽しそうにしてましたがどっちがより好きですかと聞かれた。
と、そんなことはともかく、懇親会で Learning the Simplest Neural ODEプレプリントの話を聞いたり。
Neural ODE というのは要するに常微分方程式の解を NN に学習させてまともに数値解求めるより速く答を、という話。
論文は大変楽しい論文でした。
で、なんとなく考えたことを雑に書き残す。連星と第3体の遭遇の3体問題 はもちろんカオスで、最終状態が定性的にどうなるかの境界もフラクタル構造 をもつことがわかっている。これをそのまま NN にいれても最終状態が予測で きる気はあんまりしない。
そういうことができます的なことが書いてあるプレスリリースがあるんだけどなんか論文読むとそうなってないし、、、
つまり、論文では理屈はともかく実際にコッホ曲線とかマンデルブロー図形とかいれて学習させられる、といことが実験では示されてないように見える。
一方、階層的三体問題の安定性というか寿命については、そもそも初期条件の空間から最終状態、例えば寿命へのマッピングがどういう構造をもっているかが全然わかっていない。
なので、まずその辺を調べる、というのをやってみるとなんか新しいこと がわかるかも。安定性限界付近で、軌道要素のまず1つだけ変化させて寿命の 変化を見るとか。これあんまりやられてないというか図とかみたことないし。
これが原発支援かどうかは中みると微妙というか、これくらいで新規原発 建設できるようにならないんじゃないかという気がする。
何故かというと、経産省的にには原発の新規建設コストはすごく安いこと になっていて、その架空の前提に基づいて第7次エネルギー基本計画も組み立 てられているんだけど、その架空の前提がこういうところに反映されてて、 その安い費用の範囲でしかこのオークションに参加できないことになる。
なので、あとで膨らむ分とかある程度いれても、到底新規原発をこの枠組 みで建てるなんてのは無理で、なので新規原発の参加はない、ということでは ないかと、、、
なんか色々できてない、、、