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4 バーとバー不安定

上でみたように、スパイラル構造についてはそれを定常的に維持するメカニズ ムが何か、そもそもそんなものがあるのか、ということが良くわかっていない。

しかし、グローバルな非軸対称モードとしてはスパイラルの他にバー不安定が あり、これについては非線型領域で定常なバー構造が存在できることは古くか らわかっている。 Q値的には安定なディスクであっても、ディスクだけでダー クマターハローやバルジがないと必ずバー不安定を起こす、ということが 1970年代から知られている。但し、グローバルモードであることから安定性条 件等が単純な形で得られているわけではない。

バーがある場合にはその外側には2本腕のスパイラルができ、これは基本的に は密度波的な構造であると考えられている。



Jun Makino 平成21年7月13日