牧野の公開用日誌

つっても、非公開のを別につけているわけではない。

Copyright 1999- Jun Makino

当面の予定

• 2006/10/xx UP 〆切 仮題「重力多体系と専用計算機」
• 2014/06/27 10:00 TSMC
• 2014/06/30 8:30 RF
• 2014/06/30 9:30 4TL
• 2014/06/30 13:30-14:45 戦略なんとか会議
• 2014/07/01 10-12 東京分室？ これはなくなった。6/27 17:30- に移動
• 2014/07/02 14-16 RM
• 2014/07/03 10:30 カリプト@大岡山
• 2014/07/03 16 和光
• 2014/07/4 10 文科15F特別会議室
• 2014/07/04 15-18 コンソ何か@東京
• 2014/07/07 10-12 どこか。連携なんとかWG?
• 2014/07/07 16 EXA MD ミーティング 再調整
• 2014/07/07 16 RF
• 2014/07/11 午前すずかけの予定
• 2014/07/14 ELSI 外部評価。私必要？
• 2014/07/15 CREST 何か 13:30-16:30 東大
• 2014/07/21-8/1 and 8/4-22 MOL extended workshop
• 2014/07/21-22 MOL workshop at Ishikawadai. Piet からこいと指令あり。
• 2014/07/24 小宮山ワーキングここだっけ？
• 2014/08/01 10 AICS 研究連絡会議
• 2014/08/6 九州 何か講演
• 2014/08/8 高校生対応
• 2014/08/9-10 東工大停電
• 2014/08/15-16 東京物理サークル
• 2014/08/20 小宮山委員会
• 2014/08/22 午後 私用
• 2014/9/8-12 Stellar N-body dynamics(Aarseth 先生80歳記念)
• 2014/09/19 10 AICS 研究連絡会議
• 2014/09/25 17 戦略運営委員会 進捗報告会はなし
• 2014/10/03 10 AICS 研究連絡会議
• 2014/10/29-30 札幌。講義その他
• 2014/10/16-17 CREST 会議
• 2014/11/03 京都何か(プライベート)
• 2014/11/07 10 AICS 研究連絡会議
• 2014/11/12-14 分子シミュレーション討論会@仙台
• 2014/12/05 10 AICS 研究連絡会議
• 2015/01/09 10 AICS 研究連絡会議
• 2015/02/06 10 AICS 研究連絡会議
• 2015/03/06 10 AICS 研究連絡会議
• 2015/11/3-8 分野5全体最終シンポジウム@奈良

• 月曜 10 4TL
• 月曜 15 地惑特論B(4回)
• 火曜10:30 ELSI 運営会議
• 火曜16 FSチップグループミーティング
• 水曜 午前(原則)研究室セミナー@115(内部ページ)
• 水曜 13-15 コデザインチーム定例
• 木曜 午前 IBM ネットワーク打ち合わせ
• 木曜 午後14:50藤垣研セミナー 5/30, 6/13,27, 7/3(B4中間発表), 11
• 理研 TL 会議
• 理研 進捗ミーティング
• ELSI Lunch meeting: room? 12-?
• 月例AICS報告会

  Monthly report meeting (FY2014)
  14:00-16:00, Workshop room (6th floor)
  Jul. 17 Kuramashi, Makino, Sugita, Ono, Tomita, Ishikawa (Seminar room)
  Aug. 14 Tsubokura, Imamura, Miyoshi, Maruyama, Yunoki
  Sep. 11 Nakajima, Hori, Ito, Maeda, Sato, Taiji
  Oct. 23 Kuramashi, Makino, Sugita, Ono, Tomita, Ishikawa
  Nov. 13 Tsubokura, Imamura, Miyoshi, Maruyama, Yunoki, Tama
  Dec. 11 Nakajima, Hori, Ito, Maeda, Sato, Taiji
  

地震・原発関係リンク

• リアルタイムモニタデータ
  • 茨城県モニタリングデータ
  • 東海第二でのモニタリングデータ
  • 日野市モニタリングデータ
  • KEKモニタリングデータ
  • 福島県原子力センター
• もうちょっと遅いデータ
  • 放射線・原子力教育関係者有志による 全国環境放射線モニタリング
  • 各地のデータをグラフ化したもの
  • 横浜市モニタリングデータ
  • 新宿 モニタリングデータ。
  • 東電のモニタ リングデータ。
  • 福島県
  • 宮城県
  • 文部科学省の福島県データ
  • 文部科学省の県別データ
  • 福島各地のデータをグラフにしたもの
  • 東大 モニタリングデータ。
  • 東工大中村研 モニタリングデータ。
  • 茨城県
  • 文部科学省、定時降下物のモニタリング
  • 文部科学省、上水（蛇口水）のモニタリング
  • 軍縮・不拡散促進センター超高感度の大気中放射性物質検出データ。
  • 原発の状態に関するまとめページ
• その他
  • 各種データをマップにしたものデータの質は色々、とはいえ公式の測定だけではわからない分布についての情報が得られる。
  • 東電原子力トップ
  • Weather report 33時間風予報
  • 原子力安全基盤機構原子力システム安全部の報告書リスト
  • 保安院
  • 経産省
  • 防衛省
  • radmonitor311。色々まとめ。
  • 東北地方太平洋沖地震　原発関連wiki
  • チェルノブイリ調査関連写真集
  • 食品の放射能検査データ
  • 全国の食品の放射能調査データ

• iThenticate になった模様。(何がって、まあその)
• 次期フラッグシップシステムに係るシステム検討ワーキンググループ
• 開催自体は秘密ではないはずだなこれ。
• 今日の会議とここまでのメイル対応概ね終了。
• 共同ニュース 閣議決定、市民ら官邸に反対叫ぶ　抗議行動、身動きできないほど
• 引用: 集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定が迫る中、反対する市民らが３０日夕、東京・永田町の首相官邸前に集まり「解釈改憲、絶対反対！」「集団的自衛権はいらない」とシュプレヒコールを繰り返した。
• 引用: 官邸前の歩道は、集まった市民で身動きができないほどだった。市民らはプラカードやのぼりを手に、太鼓を打ち鳴らしながら抗議の意思を表明。「与党だけで閣議決定するのは憲法の破壊行為だ」と叫んだ。
• 引用: 抗議行動は首都圏の市民団体や労働団体でつくる「解釈で憲法９条を壊すな！　実行委員会」と、憲法学者や作家らによる「戦争をさせない１０００人委員会」が呼び掛けた。
• 共同はニュースにしたのか。
• こんなことは私がいうまでもないんだけど、この集団的自衛権の問 題は集団的自衛権自体が戦争放棄という戦後日本の理念を完全にドブに捨てる ものであることと、それをまともな憲法改正ではなく現政権の勝手な解釈で すますというそれ自体が憲法違反であろう行為との、2重のものである。
• 前者はもちろん日本が戦争をすることになるという意味で問題である。
• 後者は、これは憲法の停止につながりかねないわけで、全権委任法並みに問題。
• STAP細胞問題　小保方氏がコメント「存在実証のため最大限努力」
• 引用 「STAP細胞」をめぐる問題で、理化学研究所は、小保方 晴子研究ユニットリーダーを検証実験に参加させることを決めた。 STAP細胞をめぐる問題が、急展開を迎えた。
• 引用 30日、理化学研究所が発表したのは、小保方研究ユニットリーダーの検証実験への参加だった。 実験に、研究所が指名した人間を立ち会わせるほか、映像で記録するなど、透明性を確保するとしている。 これについて、小保方氏が30日夜、コメントを発表した。
• 引用 小保方氏は、コメントの中で「厳重な管理のもとで、実験をさせていただく機会をちょうだいできたことに、心より感謝し、誰もが納得がいく形で、STAP現象、STAP細胞の存在を実証するために、最大限の努力をしてまいる所存です」としている。
• 引用 STAP細胞の存在について、以前、小保方氏は「STAP現象は、何度も確認されている真実です。わたし自身、STAP細胞は、もう200回以上、作製に成功しています」と述べ、「STAP細胞の再現には、細かなコツもいる」などと話していた。
• 引用 実験メンバーとなるのは、7月1日から11月末までの5カ月間の予定で、小保方氏の準備が整い次第、検証実験を始めるとしている。
• 引用 3月に調査委員会が認定したSTAP細胞の論文不正。 理研は、新たに指摘されている疑義についても、調査を開始するとした。 小保方氏の懲戒審査は、いったん停止する。
• 誰がなにをいったせいでこんなことになったのかいつか明らかになる日はくるんだろうか？

• 車検があって実は軽自動車税納税通知書というものが必要なんだけど、もちろん既に振り込みはしてあるんだけど区のミスで証明書の有効期限が初めから切れている書類がきているのであった。
• そういえば間違っててごめんなさい、新しいの出すので待ってて的連絡がきていた。
• なんか HP のこれよさげだ。10万のインクジェットで分70枚って本当？という気もするが。
• まあでもメカニズム的にはできるように作ってある。ヘッド10個で並列処理なのか。
• Facebook、ユーザー約70万人のニュースフィードを操作した実験結果論文を発表
• 引用: この実験で、Facebookは68万9003人の英語を使うユーザーを抽出し、ニュースフィードのアルゴリズムを操作して、ポジティブな言葉を含む投稿の表示を減らした場合のユーザーの投稿にネガティブな言葉が増えるかどうか、その逆の場合はどうかという実験を行った。
• 引用: 実験の結果、Facebook上でも情動感染があることが証明されたとしている。
• 引用: 下の画像は、ニュースフィードでポジティブなコンテンツの表示を減らされたユーザーのステータスアップデートの多くにネガティブな言葉が含まれ、ネガティブなコンテンツの表示を減らされたユーザーのステータスアップデートにはポジティブな言葉が多く含まれていたことを示す。
• 引用: 研究者らは、この実験はFacebookの「データの使用に関するポリシー」に準拠しているとしている。ユーザーはFacebookのアカウント作成時にポリシーを承認しており、
• 引用: このポリシーにはFacebookがユーザーデータを「トラブルシューティング、データ分析、テスト、調査、サービスの向上等の内部運用」の目的で使用することを認めているからだ。
• 引用: だが、被験者として抽出されたユーサーは、知らない間にアルゴリズムを操作され、（友達のプロフィールを見に行けば読めたとはいえ）見られるはずだった投稿を見落としていたことになる。
• FB は Google 以上に頭おかしいと。まあクラウド型のサービスには常にこういうリスクがあるわけで、P2P的なシステムにならないと危険、ということかなあ、、、ネットワークインフラ含めて。
• ＴＳＭＣ不眠不休で10ナノ開発、16年量産へ
• 引用: ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）の張忠謀（モリス・チャン）董事長は24日、10ナノメートル製造プロセスの研究開発（Ｒ＆Ｄ）を３交代24時間体制で行い、早ければ１年後に重要顧客の製品をテープアウト（設計完了）、2016年に量産すると述べた。
• 引用: 先進プロセス競争は今月14ナノ採用製品を発表したインテルがＴＳＭＣをリードしているが、10ナノでは何としても先行する意気込みだ。25日付経済日報などが報じた。
• 引用: インテルは自社プロセッサー生産、ＴＳＭＣはファウンドリーと立場に違いがあるものの、ＴＳＭＣは10ナノを「負けられない一戦」と位置付けているようだ。
• 引用: 同社広報担当者は同日の株主総会で、日勤、準夜勤、深夜勤が８時間ずつ交代勤務し、10ナノプロセスの研究開発を24時間切れ目なく行う「夜鷹計画」で学習曲線を短縮すると説明した。
• 引用: 同社は、従来エンジニアは日勤とはいえ深夜まで仕事が終わらず、夜間に工場で製造プロセス上の問題が発生すれば帰宅後も電話が鳴り、労働時間が長過ぎたとも説明した。
• こんなの本当にできるの？？？
• とはいえ、10nm が16年量産というのは大変なことで、 17 年にはシステムができてしまう。中国でこれが300PFくらいか500を超えてくるのかが問題。
• 新宿南口で男性が焼身自殺図る　「集団的自衛権の行使容認に反対」演説後
• 引用: ２９日午後２時１０分ごろ、東京都新宿区西新宿の歩道橋上で、男性がペットボトルに入ったガソリンのようなものを頭からかぶり、自分で火をつけた。男性は病院に搬送されたが、やけどを負うなどして重傷。搬送時に意識はあったという。
• 引用: 署員が駆けつけたところ、歩道橋の上に組まれた鉄枠部分に座った男性が、拡声器を使い、集団的自衛権の行使容認や、安倍晋三首相の政策に反対する内容の演説をしていたという。
• 甲州街道を渡るとこ。
• ちょっとなにをいうべきかわからない。
• 集団的自衛権の行使容認はもちろん憲法第9条の否定であり、まあ日本が戦争でろくでもないことになる方向への大きな一歩であろう。
• まあ70年もよくもったというところも。

• IXfx は21.9mm x 22.9mm だったと。
• ポストFX10 は×××が××× なのに ××× が ××× になったわけだ。
• STAPはなかった!CDB解体の是非 科学への信頼は回復できるのか
• 同じようなことを何度か書いたが、問題の認識のポイントがずれている。
• 理研のセンターに対する文科の担当課(とか推進室)の発言力の大きさを、、、まあ知らないか。
• まあ私も CDBがどうかは知らん。
• メモ
• 安藤さんにも取り上げていただいた
• KNL は72コアってのは既知の話ではなかったっけ？メモリも、メモリチップは HMC 用だと思うんだけど、ロジックはわざわざ共同開発したってことはHMCそのままではないなにかなんだよね？
• 電力的には Haswell の OPIO はHMCのシリアルよりかなり有利であろう。
• 電力性能は、まあその Tsubame-KFC の冷却技術はあんまり実用的ではないと すると現在の Green500 の測定方法で 3.6GF/W が最高。測定ルールがアレなのでまあ2割引いて 3 くらいが現状の実力である。
• 2007/11 は BG/P の 0.36 だったわけで、6 年で8.5 倍くらい。10年で40倍いかない。
• しかし この記事みるとOPIOって良くできてる。
• 3.2GHz DDR でクロック高いといってもしれてて、シングルエンドでピン数も少ないのでサブストレートは有機基板でよくて、大変安い。
• つまり、シリコンサブストレートがネックのHBMとシリアルインターフェースの採用によって失敗を運命付けられているHMCの問題点を同時に解消している。

• 「凍土壁」早くも黄信号　地下トンネル、汚染水抜き難航
• 引用:東京電力福島第一原発の汚染水対策の柱として、政府が三百二十億円の税金を投じる凍土遮水壁に、着工から三週間で黄信号がともっている。海側の建設ルート上を地下トンネルが横切っており、中の高濃度汚染水を抜かないと凍土壁は造れない。その水抜き工事が難航しているからだ。
• 引用:問題のトンネルは、２号機タービン建屋から海側の取水口付近に延びる。二〇一一年の事故発生当初、大量の汚染水が海に漏れたルートだ。近くのトンネルと合わせると、今なお一万トンを超える汚染水がたまっている。
• 引用:　凍土壁を造るには、まず建屋からトンネルへの水の流れを遮断し、トンネル内の汚染水を抜いてセメントを充填（じゅうてん）する。水漏れの危険をなくしてから、トンネルごと地中に穴を開け、凍土壁用の凍結管を入れる必要がある。
• 引用:東電は、建屋とトンネルの接合部にセメントなどを詰めた袋を並べ、凍結管を入れて“ミニ凍土壁”を造成。接合部が凍っている間に水抜きなどの作業を進める計画を立てた。 　だが、凍結液を流し始めて一カ月半もたつのに、ほとんど凍っていない。
• 引用:実証試験は成功したが、実際の現場では水の流れがあり、凍る前に水が入れ替わってしまうのが原因だった。東電は凍結管を増やしたり、水流を緩めるなどの対策を試みたりしているものの、状況は改善しない。
• これは新しい話というわけではない。
• まあしかし、なんか別の方法考えないと駄目そうな。
• 国内のエクサ級スパコン計画はゼロベースで見直しへ
• 引用:1000億円以上の国費を投じ、世界に先駆けて2020年にエクサ級（1エクサFLOPS前後）のスパコンを日本で稼働させるーー文部科学省と理化学研究所が推進するポスト「京」の開発計画に、黄信号が灯っている。
• 引用:有識者による検討次第では、計画をゼロベースで見直すことになりそうだ。ちなみにエクサは、テラの100万倍、ペタの1000倍を表す。
• 引用:国産のエクサ級スパコンの開発に向けて文科省は、複数の設計について実現可能性を検証するフィージビリティスタディ（FS)を、富士通、NEC、日立製作所、大学機関などに委託する形で2014年3月まで実施。2014年4月には、理研をエクサ級スパコンの開発主体に選定した。
• 引用:理研はFSの結果をレビューしたうえで、ハードウエア開発を担う企業を早々に選定するはずだった。 　だが複数の関係者によれば、FSで検証した設計はいずれも、性能、総コスト、革新性、民間転用のビジネスモデルなどに難があり、計画の抜本的見直しが求められているという。京の商用版として富士通が開発した「PRIMEHPC FX10」の納入先が東京大学など一部に限られ、当初期待していた民間転用の効果が得られなかったことも、見直しに傾いている理由の一つだ。
• 引用:　文科省は開発計画の抜本的な見直しに向け、有識者による非公開会議「次期フラッグシップシステムに係るシステム検討ワーキンググループ」を2014年6月に開催。夏までに一定の結論を出し、同年秋に総合科学技術・イノベーション会議にはかる計画だ。
• 記事になったか。さてこれからどうなることやら。
• 複数の関係者って誰だよ？
• ちなみに、私は(少なくともここしばらく)エクサの件では取材うけてません。
• 個人としての意見(理研や文科省の考えと一致しているとは限らない)は、なんか作るならまずは価格性能比、電力性能比で十分な国際競争力を持つことが第一、それがないものを作るのは×、というだけ。これは「京」の時からいってる話。
• というわけでもうすぐ横浜(みなとみらい)到着。名刺用意しないと。
• 今日は Cray じゃなくて TMC Tシャツである。これには政治的主張はあります。
• というわけで TSMC シンポジウム。配布資料なし、写真撮影なしとなかなか秘密主義。
• TSMC シンポジウムはそういうわけでなにも書けないのが結構残念。某社某チップのサイズとかあった。まあそのうちでるか。
• Alchip、世界最高水準の電力効率を実現したスパコン向けプロセッサ
• 引用: 台湾のファブレスASICベンダーAlchip Technologiesは27日(日本時間)、東京工業大学、一橋大学、会津大学と共同で、世界最高水準の電力性能比を実現したスーパーコンピュータ向けプロセッサ「PACS-G」を開発したと発表した。
• 引用: 1Wあたりの浮動小数点演算性能が世界最高水準という30GFLOPSを実現したプロセッサ。既存の最新GPUと比較しても5倍以上高いという。製造はTSMCの28nm HPMプロセス、パッケージはフリップチップのPBGAを採用する。
• 引用: PACS-Gプロセッサの開発を主導した、元東京工業大学教授で・現理化学研究所計算研究機構の牧野淳一郎氏はリリースの中で
• 引用: 「この共同プロジェクトによって開発した低消費電力技術が、100GFLOPS/Wを目指す次世代プロジェクト(16nm/10nm世代)に使用されることを期待している」などとコメントしている。
• 引用: Alchipのホームページ (6月27日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
• Alchip のリリース
• これは昨年度までの FS の成果。まあ28HPM でチップレベル 30GF/W は悪くないでしょ？という話。
• こないだの TSMC のリーク情報では10FFは5倍電力性能よくなるので 150GF/W とかいける計算になる。チップレベルで、ですが。
• 仲居さんにセンサー装着　がんこフードの「科学接客」
• 引用: 東京・銀座の和食店、がんこ銀座四丁目店。街の喧騒から隔離されたくつろぎ空間は、商談の場としても人気が高い。ここが、過去数回にわたり科学的・工学的アプローチによる「おもてなし研究のフィールド」になった。
• 引用: 顧客が望む十分な接客ができているのか。それをつかむため“仲居さん”にセンサーを付け、行動を分析。おもてなしのレベルを高め、夜間の注文件数を4割伸ばすことに成功した。
• 科学的おもてなし
• 最適化すると極限的な労働強化になる気も。
• あ、ちゃんと Alchip のサイトにもリリースでました。
• これは Alchip の発表で東工大等の発表ではないのでまあそういうことで。
• 私が移動しちゃったからなんか面倒だったので。

• 「科学」2014年7月号目次
• 「2014年5月19日福島県「県民健康調査」検討委員会 　発表分データによる甲状腺検診分のまとめ……津田敏秀」
• 私の連載もこれ扱ってます。
• 論理、結論がどうなってるかはまあその立ち読みなり買うなりしていただければ。
• 原子力学会新会長 「事故教訓の反映不十分」
• 引用: 日本原子力学会の新たな会長に東芝の藤田玲子氏が就任し、記者会見で「原発事故の教訓の原子力規制への反映については不十分なところもある」と述べ、学会として意見をまとめ、原子力規制委員会などに定期的に提言する考えを示しました。
• 引用: 日本原子力学会の新たな会長に東芝の首席技監の藤田玲子氏（６１）が就任し、２５日、東京・港区で記者会見が開かれました。
• 引用: この中で藤田会長は、東京電力福島第一原発の事故について「事故の原因はある程度解明できているものの、事故の教訓を原子力規制に反映することについては不十分なところもある。
• 引用: 例えば、活断層など原発への地震の影響についてはさまざまな意見を聞いてさらに議論を深めなければいけない」と述べました。
• あれ、先月には学会名で「本年3 月、最終報告書を取り纏め、直接原因のみならず、根本原因まで明らかにしています。」と発表してたような気が。
• 1ヶ月で「直接原因のみならず、根本原因まで明らか」から「ある程度解明」に後退したのかな？
• 福島第一原子力発電所タービン建屋東側（海側）下部透水層の水質調査状況について
• 下部透水層までトリチウムが到達していてしかも濃度上昇中という話。
• 図では凍土壁ができると下部透水層まで止まるように書いてはある。
• 「女子大生集団昏睡」の真相は酒に睡眠薬
• 引用: 東京・新宿での「女子大生集団昏倒騒動」の真相が、本紙の取材で明らかになった。なんと、男子学生が女子大生の酒に睡眠薬を盛ったというのだ。
• 引用: ある明大生によると、このサークルでは女性を酔わせる手口として、「伝統的にスピリタスのカプセルを使っていた」という。約９５度のウオッカをこっそりグラスに入れ、泥酔させるのだという。今回の件では被害届も提出されておらず、警察はバカな学生を厳重注意し、騒動は幕を閉じた。
• 厳重注意で幕を閉じたの？
• こういうのもあると: 同僚２人へココアに睡眠導入剤、傷害容疑で障害者支援施設の元職員の女逮捕「人間関係のトラブルがあった」
• 勤務中ないし研究中であった者に睡眠薬等を摂取させて……行為につき傷害罪が成立するとされた事例
• 某クラスタ。一部ノードがハングしていたのをリブートしたら Lustre が見えなくなったとのこと。
• で、よくみると Lustre 以前に ibstatus の結果がおかしくて active になってない。
• とりあえず subnet manager を再起動してから問題のノードをリブートしたら直った。
• 以上作業メモ。
• TSMC、ここみても日本のだけ日付がはいってないのは何故？別に秘密なわけではないよね？
• というわけで東京に移動開始。
• メモ阪大は月額8000万、5年レンタルで 432TF。東北は月額 1.08億5年レンタルで 706TF。
• 1PF 100億。

• 今日の午前セミナーは船渡さん、竹山君。
• 現在の CSTI 評価専門調査会名簿
• ふむ。いや、前に本人から聞いたんだけど。
• Ruby の Mechanize でHTTPサーバとお話できるのかな。
• この辺が例
• 来週に謎の日程がはいっていたが、これは日程変更のあとの残骸だということが判明した。
• Intel’s Next-Gen Xeon Phi (Knights Landing) to Use Silicon Photonics
• Intel のリリースではこんな感じ:
• 引用: Additionally, traditional electrical transceivers in the director switches in today's fabrics will be replaced by Intel Silicon
• 引用: Photonics-based solutions, enabling increased port density, simplified cabling and reduced costs6. Intel Silicon Photonics-based
• 引用: cabling and transceiver solutions may also be used with Intel Omni Scale-based processors, adapter cards and edge switches.
• KNL に使われるとかいう感じは全くしない。スイッチだけ。
• あ、私今日 Cray のTシャツきてた。特に政治的意図等はありません。

• いくつか事務的なものを処理。そのあと論文レフェリーコメントへの返事の修正のための心の準備。
• 返事案へのコメント終了。
• Graph500 トップおめでとうございます。これ今一つ何か測定されてるの か？なところがあるが、その辺含めて全体的な改良の成果。
• 2Uきょう体で「京」1ラック分、富士通がスパコン次世代機の詳細を公表
• コア4倍、SIMD幅2倍。但し、32でなくて34コア。2個追加されてる。
• HMC モジュール8個。バンド幅は上り下り合計で 512だと思うんだけど、違うのかな？
• 今日使った ADS Custom format: %L, "%T", %q, %v, %p-%P %d (%y)
• Intel、60 Silvermontコア/オンパッケージメモリ16GB搭載のXeon Phi
• この発表のポイントは「2015年下半期に登場予定の新モデル」というと ころで、こないだまで 2014年末じゃなかったっけ？という話。まあ既に NERSC の発表とかで知られていたことではある。
• シングルスレッド性能が3倍って、クロック1.5倍で、演算器の数が倍って意味だよね？
• Intel Re-architects the Fundamental Building Block for High-Performance Computing
• "Re-architect" というのは公式には設計直したからデリバリ遅れるよという意味ではないと思われる。
• 「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針」のポスター
• 似たようなものを最近みた。
• メモ スパコン世界ランクで中国が３連覇　理研「京」は４位
• 総合科学技術・イノベーション会議（第2回）議事次第
• 革新的研究開発推進プログラム（ImPACT）のプログラム・マネージャー採用案について
• 「藤田　玲子 株式会社東芝 核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化」なんてのも。
• 原子力学会会長であると。
• 「高レベル放射性廃棄物の低減についても新たなアプローチで研究に着手」するわけですね。

• 2014/06/23 10 4TLはお休み
• 2014/06/23 10:30
• 今日は東京。増える会議の(まだ)ない一日。
• 統計軽視の医学界　福島発がんリスクを見誤るな 疫学専門家に聞く
• 引用: 岡山大学の津田敏秀教授は、多数の人間を観察対象にして病気の原因などを調べる疫学の立場から、低線量放射線被曝（ひばく）の問題を提起する。
• 引用: 年間被曝量が100ミリシーベルト以下であっても、放射線の影響ははっきりと表れると主張。福島県の検診で見つかり始めた小児甲状腺がんの増加に警鐘を鳴らしている。
• 日経どうしたのかな？
• Top500 のサイトみたら CM-5 の写真が。これは SPARC + ベクタプロセッサな機械なのでありました。
• 上位はあんまり変化がない。まあやっぱり進歩遅くなってきた感はある。
• 都議会ヤジは鈴木章浩議員、自民離脱受理
• 引用: 東京都議会の一般質問で、みんなの党の塩村文夏都議（３５）が晩産化の支援策を求める質問中、「自分が早く結婚すればいいんじゃないか」などのセクハラヤジを受けた問題で２３日午後１時２０分から都議会自民党の吉原修幹事長が都庁で会見を行った。
• 引用: 「早く結婚すればいい」と発言した者について「鈴木章浩議員が発言したと報告があった」と明かした。さらに鈴木議員から責任を取って自民党会派を離脱する申し出があり、都議会自民党もそれを即時受理した。
• 離脱しておしまい？
• まあでもこういう人も誰かが投票して選挙区トップ当選したわけだし。まあ都知事も前の都知事もあんなだし、という気もする。こういう人である、とわかってたらちゃんと投票しなかったんだろうか？
• 個人的には、肩書きとか立場を強調して納得させようとしてきたら黄信号だと思っております
• やはりあらがわですか。
• 神戸の有名な店の名前は筒井康隆の書いたもので憶えただけで必ずしもいったことがあるわけではない。にしむらは確か「こちら一の谷」にでてくる。あらがわもなにかにでてきた気が。
• にしむらはオランダ人2号のお気に入りなこともあり最近時々いく。
• あらがわは35年くらい前に親につれてかれたような気もしなくもないがもちろんそれきりである。
• というわけで神戸に移動。
• 私的には神戸の食べ物というとカスカードのプチパンである。

• ５万円の「電気代安くなるシール」効果なし　各地で相談続々
• 引用: 「原発ゼロ」で迎える見通しとなった今夏、国民生活センターの担当者は「節電効果を売り物にした悪質商法が増える恐れがある」と注意を呼びかけている。
• なんとなくサンケイらしくて面白い。
• 節電宣言 イオンバランスGoo
• 実用新案 電気使用量低減部材
• パラグラフ19: これにより、ラジウム鉱石の微粒子１０から発生する多量のマイナスイオンを、外装２２の外表面２２Ｓを介して電線２１に照射させて、前記電気製品２０の電気使用量（消費電力量）を効果的に低減させることが可能となる。
• ラジウムから「マイナスイオン」が発生するのか。本当にラジウム鉱石使ってるのかしら？
• 実用新案だって、「自然法則を利用した」っていうのが法律の文言にあ るんだから、自然法則ではなさそうなものを利用しているのは却下すればいい のにと思うけど、実用新案は実体審査がないのか。
• まあ根拠がないことについてはさして変わらなくても国とか権威がいってることだと、というのもあるわけで。
• ＡＬＰＳ 全系統で汚染水の処理を再開
• 引用: 東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の処理設備「ＡＬＰＳ」は、トラブルで止まっていた１系統が２２日午前、運転を再開し、３か月ぶりにすべての系統で処理を再開しました。
• 引用: 今回も３系統すべてで再開したものの、配管の接続部に腐食による隙間が見つかり、カバーを設置するため、すでに来月２系統の処理を一時的に停止することが決まっていて、安定運転のめどは依然立っていません。
• まあ段々改良はされるんだろうけど。

• 例えば FDTD とかで、規則格子差分法のスキームの時、格子データにつ いてどれくらいデータ圧縮が可能か、ということを考えてみる。
• まあその、原理的には、線型問題なら時間発展しても情報量は(浮動小数 点丸め誤差のことを考えなければ)増えも減りもしないわけで、常に 「初期条件と境界条件」まで圧縮が可能なはずではある。
• これは、計算する前から答はわかっている、という話で、それはそうな んだけどあんまり意味はない。
• 意味がある話にするには、、、ロスレス圧縮どれくらいできるか、とい う話か。
• 例えば、数値解の 64^3 くらいの領域をもってきてFFT(DCTとか)かけて、32^3 くらいを残して高周波側を切ったものとの残差をとったらどれくらい ビット数が減るかとか。まあ実験してみればいいのか。
• で、これは実は、線型の範囲では実験しなくても、分散関係を出せばわかるはずか。
• ふむ。
• 核廃棄物の問題は100年か200年で解決できると思います。1000年先まで解決できないとはとても思えませんね
• なるほど、こういう考え方が根底にあるのか。
• 教授会役割限定 改正学校教育法など成立
• 引用: 学長主導で大学改革を進めるため、多くの大学で事実上の意思決定機関となってきた「教授会」の役割を限定するなどとした改正学校教育法などが、２０日の参議院本会議で可決・成立しました。
• これがどういうことか、簡単にいうと国立大学がみんな理研みたいになるということである。
• ××IST にしても WPI にしてもまあそういう話だし。
• 学問の自由とかなんとかはちょっとおいといて、単に科学の発展とか社会への貢献とかいう観点からは、大学の理研化は一見プラスのようだが実はマイナスになる可能性が高い。
• これは、「選択と集中」の結果である。集中する先が、まあ20年くらい前に投資しておけば意味があったかも、というものと、これいくら投資しても無理だろ、というものになりがちなので、実際に大きな効果があるものにいかなくなる。
• 「選択と集中」しなければ確率的には実際に効果があるものにも投資される。

• 2014/06/20 8 増える会議発生。私これでるの？
• 2014/06/20 9-11 RF がはいったが私はいないのででない
• 自分の発表は終了。
• OIST 見学ツアー。なんかこう素晴らしく綺麗。
• 午後1は日立の中川さんから、PACS-G とその Embedded application への応用。
• Type-A ベース。4096PE 2FMA 64KB/PE
• 電力性能至上主義でいうと「キャッシュは悪」
• DOE Exascale Initiative
• スライド9が重要。
• 命令拡張(バイト操作命令とか)はつける
• FFT、Homology detection で検討
• FFT はもちろんバイセクションが問題
• HD は Smith-Waterman。戎崎さんからツッコミが大量に。
• 東工大金子さん。キャッシュや主記憶でデータ圧縮する話。結構できそ う。
• で、次は東工大青木さんとこの都筑さんによるGPUスパコン上DEM, SPH の話。
• 青木さんで SPH である。おおお、みたいな。
• 空間分割は我々の方法と同じ。Orthogonal Multisection
• 沖縄から神戸に戻る。

• 2014/06/19-20 アクセラレーション研究会@OIST
• まきのさん、オックスフォード調査とか、アテにならない資料を自信たっぷりに持ち出して極端な結論を導くところはあいかわらずだなあ。
• 妊娠中の放射線被爆による小児癌死亡リスクを考える　[科学検証]
• まあ色々な意見や文献があるので、オックスフォード調査がアテになるかどうかは自分で判断するのがいいかと。野尻(h)さんは年間被曝量が100mSvでも問題ないという主張の方なので、オックスフォード調査を信用しないのは自然ではある。
• 100mSv
• 那覇ついた。OIST に移動である。
• OIST の建物のお金かかってます感がすごい。宿舎も沢山あって、アメリカの山の中の大学みたい。
• 最初の講演は「上達屋」手塚一志さん。以前から戎崎さんと共同研究している。
• これなんの研究会だっけ？という話はある。
• 次は姫野さん。
• 次は電通大、山崎さん。小脳の話。
• 神経細胞は700億が小脳。大脳の150億より多い。
• 脳の中の制御機構:フィードバック制御に、予測モデルもはいっている
• 人工小脳を使ったロボットで卓球をするのが最終目標
• 顆粒細胞、ゴルジ細胞、グロメルラス
• ゴルジ細胞は規則的に並べたとして、その間の結合は現時点ではランダム。
• 100万ニューロン、1024 ゴルジ細胞で、1kHz をGPU 4枚でとすると通信 が、、、という話。
• 今の並列化はゴルジ細胞の下の顆粒細胞を複数のGPUで分担、結果を合計している。 なので通信量(受け取る量)はゴルジ細胞数の2倍。
• 単純に分担を領域分割して、最終的に情報を全部共有するようにしたら 通信量はゴルジ細胞数の 3/4 じゃないか？
• 五十嵐さん。一次運動皮質の話。
• シナプス結合強度は数桁ある。
• 小脳は神経細胞は多いがシナプスは少ない。従って、小脳は計算量的には無視できる。
• 全脳シミュレーションメモリ見積りは、、、小脳も多いとしてたので5倍大きかった。
• 大脳はもちろんシナプス多い(ニューロン1つに1万とか)
• Cannonlake
• 10nm 2016年である。

• 2014/06/18 AICS 中間評価用資料〆切
• もともとの依頼を発掘できなかったやつ、ちゃんと催促がきた。
• 催促は〆切の6時間前ではなく48時間以上前にするべき、というのは多少周知されてもいい原則のような気がしなくもない。
• ELSI Summer School
• 参加申込み〆切は 7/1 でございます。MHD, 有限要素法でのマントル対流コード、スペクトラルエレメント法、SPH、第一原理計算等の講習会。地球惑星科学向け。言語は英語。
• さて、明日は戎崎さん主催の研究会である。一昨年、去年と雨で会場に辿りつけない人が続出した研究会だが、明日は大丈夫そう。なぜだ？
• どう しようもない戯れ言の例かな？
• 伊勢田さん
• 伊勢田さんってなんかこうパターナリスティックというか、(通俗的な意味での)「由らしむべし。知らしむべからず」な感じ。
• 「あなたたちは難しいことは理解できないのですから、こんなふうに考えておけばいいのです」みたいなのを肯定するところがある。
• で、何故そんなふうに考えるのでいいのかは(この議論の構成からほぼ自動的に)理解できるように説明されることはない。理解できない読者に話をしているのが前提だから。
• 某先生から10年ぶりくらいにメイルをいただく。体調もだいぶよくなられたようである。

• 2014/06/17 9:20 会議@神戸どこか
• 2014/06/17 14:30 戦略報告会
• 2014/06/17 17 戦略運営委員会
• 高エネ研 １９億円不適切会計
• 引用: 茨城県つくば市にある研究機関「高エネルギー加速器研究機構」は、昨年度、納品されていない実験装置などを受け取ったとする不適切な会計処理が４０件あまり行われ、その額がおよそ１９億円にのぼることを明らかにしました。
• 引用: 不適切な会計処理が行われていたのは、つくば市にある大学などが共同で「加速器」と呼ばれる装置を使って素粒子などの研究を行う、高エネルギー加速器研究機構です。
• 引用: 研究機構は、１７日記者会見を開き、実際には納品されていない実験装置などについて受け取ったこととする不適切な会計処理が、昨年度行われていたことを明らかにしました。
• 引用: この問題は、不適切な会計処理が行われているという匿名の投書が研究機構に寄せられ、調査委員会を作って調べたところわかったということで、不適切な会計処理はあわせて４０件あまり、およそ１９億円にのぼっています。
• 引用: 研究機構では納品が年度を超える場合は、繰り越しの手続きを国や研究機構に行うことになっていましたが、担当の職員たちは、手続きが複雑だったため不適切な処理をしていたとということです。
• 引用: またこの問題で、個人的な流用はないということです。 高エネルギー加速器研究機構の鈴木厚人機構長は「公的資金で研究をしている機構ではあってはならないことで、たいへん申し訳ない。 再発防止策の徹底に努めたい」と謝罪しました。
• KEKの発表
• 何年か前のとかじゃなくて昨年度予算だけの話なのか。それはすごい。
• 5年くらい前まではさかのぼって調べないと、とかになると大変そうである。
• 何故今どきになってこんなのやったんだろう？補正予算分とか？
• 明日がなんかの資料作成の〆切と予定表には書いてあるが、依頼メイルが発掘できない。
• 催促がきたら対応しよう。
• 催促ドリブン。〆切ドリブンがさらに退化した形態である。ダメダメである。
• 地下トンネルの汚染水 十分に凍らず
• 引用: 東京電力福島第一原子力発電所で汚染水が地下のトンネルから海に流れ出すのを防ぐため、トンネル内の汚染水の一部を凍らせて氷の壁を作り、止水する作業が進められていますが、凍結を始めてから、およそ１か月半がたった今も十分に凍らず、止水できていないことが分かりました。
• 引用: これとは別に、２号機と３号機ではメルトダウンした燃料を冷やした汚染水の一部、およそ１万１０００トンが「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルに流れ込み、ここから海に流れ出している可能性が指摘されています。
• 引用: 東京電力は、このうち２号機の汚染水を止水するため、トレンチの入り口の部分に地上から配管を打ち込み、冷却用の液体を流し込んで汚染水の一部を凍らせ、氷の壁を作る作業を進めています。
• 引用: ところが、内部の温度を測ったところ、ことし４月末から凍結を始めたにもかかわらず、いまだに一部が凍っていないことが分かりました。
• 引用: トレンチ内にある構造物が障害となって、均等に汚染水を冷やすことができないことに加え、トレンチの中で汚染水が常に流れていることが原因とみられていて、東京電力は汚染水の流れを抑えたり、凍結用の配管を増やしたりして改善を図ることにしています。
• 引用: 東京電力では今月中に２号機のトレンチの止水を終え、来月から中にたまった汚染水を取り除く計画でしたが、計画どおりに氷の壁が完成するかどうかは不透明な状況だとしています。
• 引用: また、３号機でも同じ作業が進められていて、東京電力は今年度中にトレンチ内の汚染水をすべて取り除く計画ですが、全体のスケジュールへの影響は今のところないとしています。
• えーと、「トレンチの中で汚染水が常に流れている」と。その汚染水は海にでていっていると、そういうことなんでしょうか。
• 戦略報告会。研究課題責任者は柴田さんにかわってもらったので課題4の ところだけ考えておけばいい。だいぶ気楽だ。
• 今日は 4から1への順番。高橋君終了。次は関口君。
• 高橋君は M1 クロージャはアレなので止めて力任せにという話であった。
• 関口君の話は最近流行(なの?)な連星中性子星合体による重元素合成。
• 次は課題2。シェルモンテカルロのGPU計算のチューニング。
• MKL-BLAS を cuBLAS にしてもうちょっと通信減らすように工夫したら 素晴らしい性能になった、という話。通信量と計算量の関係を調べてみてくれるようにお願いする。
• 課題1は藏増さん。普通に進捗。なんか順調。
• で、戦略運営委員会。
• これはあんまりここに書くような話ではないかも。
• これは、科学と市民を繋がなければならないとする科学コミュニケーションで言われる考え方と比べて相当にラジカルだと思う
• そですね。私はあんまり科学コミュニケーションという言葉で語られるものに意味があるとは思ってない。
• もちろん、全ての人がなんでもできる、というわけではないと思うけど、意味があることができるのが「専門家」だけではない場合もあるし「専門家」がほぼ全員役に立たないこともある、という話。
• ＳＴＡＰ細胞「小保方さんでなければ証明困難」　文科相
• 引用: 理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが作ったとされるＳＴＡＰ細胞が、万能細胞のひとつのＥＳ細胞である疑いが強まっている問題で、下村博文文部科学相は１７日、「理研は小保方さんの活用を考えながら、一日も早くＳＴＡＰ細胞を証明する努力をする必要がある」と述べ、
• 引用: 検証実験に小保方氏が参加する必要性を改めて示した。
• 文科省にも改革委員会、、、つーか、まあ、これは内閣の問題なのか。まあ今の内閣の中において特に大きな問題というわけではないか。

• 2014/06/16 17:30 増える会議@東京分室
• 『原発事故と科学的方法』　牧野淳一郎
• と、知り合いというわけではないのかな。
• なんか取材があった。
• これはつまり某 KK氏の陰謀なのではないか。
• とそれはともかく神戸に移動。
• 指導教官氏なら絶対いいそうな余計なことを書きそうになったが止めておく。
• 特に新しい話ではないが原爆症認定裁判について
• DS02 とかはまあそういうものだという話。
• 広島・長崎については被曝量の過小評価は実際におこっているし、そのためかどうかは別にして対照群をつかわないで解析は行われている。
• で、これはもちろん単なる科学的適切さの問題ではなくて、原爆症認定に直接影響する話になっているわけである。
• この辺、広島・長崎で確立した手法があるわけだから、その手法が現在適用されている、と考えるべきであろう。
• で、そういうのに対抗するとか闘うとかっていうのは50年くらいかかる話であるというのをそういうわけで歴史は教えている。
• 2014/06/16 10-12 連携推進WG
• 2014/06/16 13:30 4TL
• 2014/06/16 16 打ち合わせ@どこか

• 微生物＋プルシアンブルーでの除染
• 微生物は放射性物質を分解しないからこれはトンデモだという主張はもちろんトンデモなんだけど、実際にフィルターとかプルシアンブルーにこれだけ吸着された、というデータもなかったりするのでなんだかよくわからない。
• 原子力規制委員会設置法の一部を改正する法律案
• 民主党提案か。
• あー、超おもしれぇ。
• 面白いといってもらえると嬉しいよね。まあその、その次以降の文章はええとそのというところはある。
• こーゆーのは{専門家、頭のいい人}にしかできない、というのはやっぱり思い込みだと思うのです。もちろん、なにかしら練習とか必要ではあるわけですが。
• 論文赤いれ終了。寝る。

• お、Vine のカーネル、3.4.87 になった。Haswell 対応がまともになったっぽい。
• メモ 産学共同実用化開発事業
• Hot Chips 26
• ついにこれが: Anton 2: A 2nd-Generation ASIC for molecular Dynamics Simulation
• こういうのもでてると
• Extending the generality of molecular dynamics simulations on a special-purpose machine
• これだと今のハードウェアで色々できますという話である。
• 90nm から 28nm になってもクロック倍にするのも困難だし、まあどうするのかなあというところはある。
• Hardware support for fine-grained event-driven computation in Anton 2
• Shaw 先生のアーキテクトとしての素性が。
• あ、すみません、28というのは推測で、なんの根拠もありません。でも時期的に他は考えにくい、、、
• 「全仕事」渋谷の丸善ジュンクで導入。いわゆる「自伝」が収録されている(初公開のはず)のでそれだけで読む価値がある。完全版かどうかは知らん。
• 退官記念が FM11 だったのか。色々ひどい。
• 引用:1960年にNASAから帰国して、研究室のニ大テーマの一つである地上 の核融合の研究については、当時の知識をもとにして、核融合炉の実現の将来 性について深く検討した。
• 引用:その結果、実現は多分、孫の世代以降になるので、私の研究室での研究は取り止めたほうが良いという結論に達した。
• 林忠四郎の全仕事から。有名人なエピソードなので知っている人も多いであろう。
• 引用:(個人名あるので前略)これは私一生の不覚であった。選択の基準は研究能力にすべきであるという教訓を得て、以後私はこれを遵守することにした。
• これも同書から。これは知っている人は知っているんだろうけど私は知らなかった話。
• まあ、遵守したといっても天体核研究室のスタッフには自分の学生しかとらなかったわけだが。
• これは杉本さんも中沢さんもそうで、私も概ねそうである。戎崎さんは違うんだよな。
• 日経エレクトロニクスのLED特集がなかなか。
• 囲み記事に「200lm/W のLED照明で原発17基分を削減可能に」「ベースロード電源の負荷を低減」とかなんだかすごいことが書いてある。(誤字修正版)
• まあ計算上確かにそうだし、数年のうちにそうなるわけだが。
• 2014/06/14 10:30 打ち合わせ これはキャンセル

• 今日は会議は1つ/多分増えないと思う/増えないんじゃないかな/ま、ちょと覚悟は……
• ポスト「京」で重点的に取り組むべき社会的・科学的課題についての検討委員会（第3回）の開催について
• こちらは公開。2回目の議事録はまだか。
• 昨日の提言書、広報についてのが、、、、
• 引用:報道発表は、広報室が最終的な責任を負っていることを確認する。
• 引用:報道発表の科学的情報の提供に関しては、広報室が主催し、CDB 広報は研究者 による準備等をサポートする業務にとどめることを再確認する。
• それなんか違わないか？CDB広報でもCDB研究者でもなく理研広報室が責任持つの？
• さて、 C107 にはリコーの MP C6003 というプリンタがあって、リコー は PPD ファイルを提供しているんだけど、これを使うと何故か印刷されなく て CUPS で Generic/Postscript(en) にしたらちゃんとでて両面設定もできた。
• 301 にあった C6001 ではPPD 使えたんだけど、何が違うんだろう？
• VMWare 4.0.6 でアンダースコアが入力できない問題の処理。以下2行を ~/.vmware/preferences に追加
• xkeymap.useKeycodeMapIfXFree86 = true xkeymap.keycode.97 = 0x073
• STAP細胞の件、結局、期待できる成果に必要な以上の研究費投入して無理に成果を求めると不正が起こるというだけの話だと思う。早川大先生のいう「政治の流れの如何にかかわらず、学問には固有の発展法則があること」である。
• そういう意味で、研究所の体制がどうのとか研究者の意識がどうのというのは全部ポイントを外しているし、CDBの改革を求める、というのもほとんど意味がない話である。
• まあ、なので、理論的に望ましい解決は「学問の固有の発展法則」をちゃんと考えて予算配分しろよ、ということなんだけど、そんなの誰にもわからないわけだ。
• いやまあ、俺の分野はこう発展する、という信念は皆様もってると思うけど、まあ当たるわけじゃないよね、という。
• 早川大先生はわかったかもしれないが、凡人には無理。
• 例えばシミュレーテッドアニーリング的なアルゴリズムで研究者に研究費配分すれば原理的には最適解に近いものにいくことが保証されないかしら？
• 成果がでればそれに応じて研究費増やすけど、でなくても確率的に予算配分するみたいなの。
• まあ、成果を数量化できるかどうかが問題ではある。
• 2014/06/13 10-12 RH? 日立製作所日本生命丸の内ビル これはいかなくていい模様
• 2014/06/13 13 CPS? これは神戸から

• 2 つの風船
• これはどっちかいうと安定性の問題。
• できるだけ面倒な計算をしないで答を出すことを考えてみる。
• ゴムの(1次元方向に伸ばした時の)張力は伸ばした長さに比例するとする。
• ある大きさの風船上で単位面積のエリアを考える。
• この風船を2倍の大きさにふくらますと、もとの単位面積のエリアは4倍 の面積になる。単位長あたりの張力は、辺で積分した張力は倍だとすれば 変化しない。
• この2つの風船に、同じ量の空気をいれてちょっとだけふくらませることを考える。
• そうすると、大きいほうの風船の直径の変化は、小さいほうの 1/4 であ ることがわかる。
• (2+y)^3-2^3 = (1+x)^3^1 を、 x, y <<1 で解くと x=4y になるので。
• そうすると、仕事の量としては2倍の直径の風船を微小体積膨らませるの は、もとの直径のものの 1/2 になる。張力は倍だが、伸ばす量が 1/4 なので。
• なので、大きな風船に空気をいれるのは、小さい風船に同じ体積の空気 をいれるとより楽であり、そのため、2つつなぐと小さい側が縮んで大きいほ うがより膨らむ。
• なんか美しくないな。まあ要するに、風船のポテンシャルエネルギーが、 半径を r として kr^2 と書ける、ということだ。そうすると、体積を Vとするとこれは k'V^(2/3) になるから、微分してでてくる力は cV^(-1/3)となって直径が小さいほうが大きい。
• と、形式的にはこれで話は終わりである。最後の tw だけ書くと大変エレガントにみえない？
• まあ本当は最初のサイズが0じゃないから、この導出ちょっと適当。
• ここの議論では空気の圧縮性は無視している。風船の中身でも1気圧とたいしてかわらないからである。
• The LLVM Compiler Infrastructure in HPC
• ふむ。
• 週刊文春導入。まだ読んでない。
• 風船は最初に有限の大きさを持つ、ということを考慮すると、 ポテンシャルエネルギーが k(r-r_0)^2 となる。なのでこれは(以下面倒 なので比例係数省略) [V^(1/3)-V_0^(1/3)]^2。
• つまり、V^(2/3)-2V^(1/3)V_0^(1/3)で、力にすると (2/3)[V^(-1/3)-V^(-2/3)V_0^(1/3)]
• もう一度微分して最大値とそれをとる V の値を求めるのは計算練習とい うことで。
• 週刊文春の記事はあんまり大したことなかった。というか黒塗りしすぎというのが問題になりそう。
• 小保方氏所属の研究センターは「解体を」　理研改革委、抜本改編求め提言へ
• 引用: 新型万能細胞とされる「ＳＴＡＰ細胞」の論文不正問題で、外部有識者でつくる理化学研究所の改革委員会が、小保方晴子・研究ユニットリーダー（３０）が所属する発生・再生科学総合研究センター（神戸市）の解体を求めることが１１日、分かった。１２日に発表する報告書に盛り込む。
• 執行部の入れ換えでいいと思うんだけど、まあ理研の新しい組織だと執行部=組織みたいなところがあるからまあしょうがないかも。
• 東工大、流動機構の公募でとる。
• 宇宙物理理論教授というのもでてますね。これ細谷さんのあと？
• 次期フラッグシップシステムに係るシステム検討ワーキンググループ 宮内淑子プロフィール
• 「研究不正再発防止のための提言書」の公表について
• 研究不正再発防止のための提言書
• 引用:本委員会はSTAP問題の経過を分析し、STAP問題の背景に、研究不正行為を誘発する、あるいは研究不正行為を抑止できない、組織の構造的な欠陥があったとの結論に至った。
• 今日はミーティング1つ。会議2つで1つは突如発生したもの。
• 疲れた。
• ブーゼマンの後退翼理論を無視したのはフォン・カルマンであってた。
• 引用:フォン・カルマンは自叙伝の中で次のように書いて、これを見過ごしていたことについて述べている「私は、何年も後になるまでこの提案にあまり注意を払っていなかったと認めざるを得ない。」
• 引用:彼も人間である。次のように言い訳をしていた。「この時点での私の研究は設計ではなく超音速理論の開発に向かっていた。」
• スタックのシュリーレン写真で撮影された衝撃波を「錯視」といいきったのはセオドア・テオドルセン
• 2014/06/12 14 EXA MD ミーティング
• 2014/06/12 17 戦略なんとかミーティング？

• 午前中はセミナー+チームミーティング。今日は私は東工大から。
• で、昼の時間の論文構成の相談。
• そのあと東京分室に移動しようと思ったら東のほうから緊急になんとかとか。
• お電話相談終了。明日会議がふえたっぽい。そもそも私明日どこにいるんだ？
• （マキノさんとキクマコさんの確執の歴史は、他の人達からも聞いていますから…激しくなったのは、最近かも知れませんけれど）
• サイエンスライター氏のご発言でした。「他の人達からも聞いていますから」なんかいわゆる「みんなそういってる」みたいなあれ？
• ちなみに菊池さんとは 原稿依頼を受ける程度の関係でした。。
• 片瀬さんのこの件に関する tw が色々な意味で素晴らしい。私は片瀬さんにブロックされているのでまとめたりしませんが。
• まあ主に他山の石的な意味でかな。
• 理研ＣＤＢの組織改革を要求へ　ＳＴＡＰ問題で改革委
• 引用:ＳＴＡＰ細胞論文の問題を受け、理化学研究所が設置した外部有識者による改革委員会は、小保方晴子ユニットリーダーが所属する発生・再生科学総合研究センター（ＣＤＢ、神戸市）の組織の見直しを理研に求める方針を固めた。１２日に公表する報告書に盛り込む予定。
• 引用:このほか、トップらを退任させ、外部から招くことも報告書に入れる。少なくとも竹市雅俊センター長と、小保方氏の指導役だった笹井芳樹副センター長の退任が欠かせないと判断したという。
• まあ理研のセンターとかって、センター長まで任期付き(理研の用語でい う定年制ではない職員)なはずで、「センター長」という職務だから、退任っていってもなかなかややこしい。
• 大学とか、旧文部省系の研究所なら、所長とかせんたちょとかが退任すればただの教授に戻るわけだが、CDBのセンター長退任って形式的には首なわけで。
• まあグループリーダー併任してればそっちを本務に切換えればいいのか。とはいえCDBの中から新センター長をとか多分無理だろうし、外から呼ぶにしてもなりたい人って？みたいな。
• （マキノさんもキクマコさんも、距離を置いて角度を変えて見るとよく似た同士ですよ。お互いに否定されると思いますが…）
• すみません、面白いのでつい。
• 「距離を置いて角度を変えて見る」と同じように見える、というのは割合色々なものについていえそうである。
• 震災前には菊池さんは一度もマキノさんとは論を交わした事は無かったのですね。
• 元 tw は「マキノ VS キクマコ」は、震災前からだからねー。（論争の土俵がその時々の話題に移り変わっているだけ）」なので、これは複数の論争があったということを示唆するものだと考えられる。
• さらに「マキノさんとキクマコさんの確執の歴史は、他の人達からも聞いていますから」とまで書いてて、「確執の歴史」なるものがあることになっている。これも複数の論争があったと示唆するものである。
• が、菊池さんのへのメンションでは「一度もマキノさんとは論を交わした事は無かったのですね」で、自分がいったこととの整合性がとれていない。
• これはおそらく意識的・自覚的なものではなく、無意識的なものであろう。こういう主張がでてくると論理的に議論することは難しい。
• というか、見てるぶんにはともかく、議論は双方にとって非生産的なものになりがちである。
• 2014/06/11 16 来客(神戸) これキャンセルしたよね？

• 今日は2個しか会議がない。
• RIKEN AICS HPC 計算科学インターンシップ・プログラムについて
• 〆切 6/13
• 2014/06/10 18 来客(石川台)

• 今日は会議が4個。もういやだ。
• 12時までの会議がまだ終わっていない。予定表によると次の会議は 1時半から。
• 陰解法にサヨナラを。つい書いた。後悔はしていない。
• 2014/06/09 10-12 連携推進WG
• 2014/06/09 13:30 RF
• 2014/06/09 15 4TL
• 2014/06/09 17:30 本省

• 休日出勤である。代休とるわけだがどこにしたろか？
• 裁量労働制なので元々残業手当とかなに？それおいしいの？的な話だが、休日出勤はカウントされる。で、カウントされないためには代休を、となっているわけだ。
• 火曜は今東京出張が決まったので、今週は月曜ー水曜は東京。
• 今日の何か終わったので東京に移動。
• なんか校正とかあった気がするがちょっとまだそっちに手が回ってない。 明日の資料作成中。
• で、なんか素晴らしい計算結果が学生氏から送られてきているがこれもちょっとまってね。
• 80-90年代の fj のアーカイブってもうネット上には存在してないのか。大したデータ量ではなさそうだしもってる人/機関は沢山いそうだが。
• 昨日買った飛行機技術の歴史、色々面白かった。
• 本は神戸においてきたので記憶から適当に書く。木曜以降に確認する。
• フォン・カルマン(だったと思う)がブーゼマンの後退翼理論を無視した話とかまた別の偉い先生が亜音速でも翼上面に衝撃波が発生するという実験結果を無視した話とか。
• どちらもも「××も人間だったのだ」と総括されてたような。
• まあそんなものである。
• 2014/06/08 TL合宿？

• 検算。ICRP データベースでは、Cs-137, 1um で ET1: 8.4E-7, 実効線量 4.6E-9(Sv/Bq)
• 放医研の 44MBq を吸入すると、ET1 で37Sv、実効線量で0.2Sv。ICRU 56 による 70um と 0.4mm の違いである 3.64倍をいれると10.2Sv。なので放医研 の見積もりとはまだ 3.5倍くらい違う。
• 逆にいえば 3.5倍しか違わない。
• まあでも、放医研の見積もりでも実効線量に比べて鼻腔は15倍になって いて、鼻腔は1日で被曝するとしているのに対して全身は生物学的半減期の100 日程度だから線量率は放医研見積もりで 1500倍くらい違うことになる。ICRPデータベースで は5000倍。
• その辺がよくわかるTe-132での数字
• 前鼻道(ET1)に比べてそれ以外の鼻腔(ET2)で2桁、肺等では4桁近く被曝量が小さいことがわかる。
• 肺もダメージを受けるはず、という主張をする人はICRPモデルを否定しているか、あるいは肺は前鼻道の1万分の1の被曝でも危険という超低線量被曝危険論者なのであろう。
• あ、これの話。
• さて、明日は謎な行事があって何かしないといけなくて準備もしないといけないらしい。 で、さらに月曜には午前中に戦略とのなんかで午後は会議2つのあと文科省でこれもなにか資料作らないといけないらしい。
• まあ夜までにはぼちぼち。
• さて、岩波「科学」6月号の自然死産の話。
• 茨城、福島、宮城、岩手の4県だと、2011/12 以降はそれ以前のトレンド に比べてオッズ比で 1.129 (13%の増加)、p値で 0.0075 である、というもの。 東京、埼玉では 1.041, p=0.1776。それ以外の日本全域では 0.988。
• これに対してこのまとめ では、「周産期医療体制の差のせい」ということになった模様。
• 「周産期医療体制の差のせい」なら 2011/3 からすぐに増えそうな気も するが、 茨城、福島、宮城、岩手の4県だとそうなってないようにも見える。 但し、これはフィッテイング自体が 2011/12 以前と以後にわけてやってるの で微妙。
• これについてはこういう主張も→ただ、なぜか震災のあった年の2011年だけ一時的によくなったように見える理由はなんとなくわかった
• ただ、このあと以下ののようにも:詳しく調べたら何が原因かわかりにくくなった
• なのでまあよくわからないということなのであろう。
• グラフを見ると、直線フィットの残差に長周期の成分がありそうなのも気になるところ。そういうのがあると p値に意味がなくなるので。
• 岩波「科学」6月号は「50年前には」のコーナーの早川大先生の偉そうな 文章が、、、以下ちょっとだけ引用:
• 引用:戦後の科学研究で際立って見える存在は、原子力と宇宙科学である。 この二つは多くの面で類似している。兵器に強く結びつき、営利事業への発展を予想し、 莫大な研究開発費を要する。
• 引用:研究は国家的規模で進められ、その成果には国の威信がかけられ、国際 的な競争や協調が賑やかに語られる。
• 途中略
• 引用:ここで研究者が心に留めておかねばならない大切なことが二つある。 政治の流れの如何にかかわらず、学問には固有の発展法則があること、 しかしそれの具体化は政治の境界条件に強く依存することである。
• 引用:今研究者に課せられているのは、学問と政治のからんだ変分問題をいかにして解くかということである。
• まだ41かこの時。まあ早川大先生は20代の頃からこんな感じである。
• 「学問と政治のからんだ変分問題をいかにして解くか」が問題なのは変わってないんだけどね、、、上手く解くのが一層困難にはなってる気が。
• 政治が「境界条件」というより強制力になってるし。 50年たって「営利事業への発展を予想」がどうなったかというのを見ると、 強制力をかけても固有の発展法則で許されない方向には進めないというのはわかるわけだが。
• 資料作らないと、と思って資料の要件が書いてあるはずのメイルチェックをしたら明日の予定が全然変わって資料作成は不要そうになってた。
• 鼻の被曝の問題はいくつかの理由で割合重要な問題だと思う。
• (1) 小児甲状腺がん以外にも影響はある、という例になる可能性がある
• (2) 国の機関や専門機関の否定する論理が明らかに間違っている
• (3) 「計算を自分でチェックしないで頭からおかしいと決めつける人 は，きちんと調べて理解するのに十分な知識をもった理系の研 究者の中にも多数おり，情報発信はそちらが主体になる」の例にもなっている
• 3番目は原発事故と科学的方法のまえがきに書いた3つのうちの3番目。あとの2つは
• 少なくとも原発事故に際しては，公式の発表が極端な過小評価 であることがある．
• 放射性物質の量については比較的簡単に検証でき，桁の程度で 正しい見積もりを自分でだすことはそれほど難しくない．
• だったわけで、1つめは相変わらず正しい。最初の環境省他の発表では 吸入では鼻腔にかなりの量がとまることを無視していた。
• また、放医研の発表では Cs-137 以外(3/15 データでは大体25倍くらいある)を無視しているし 何故か ICRP のデータベースの 1/3 くらいの数字で、あわせると2桁ほど間違っていた。
• 2つめは、まあ「比較的簡単」かどうかはともかく、公開情報からいえることではある。
• あとまあ、次の事故に備えて≪身体開口部（目／鼻／口／耳）に対する除染方法≫をおぼえておきましょう的。
• まあそんなことより逃げるほうが第一である。
• 現代思想は「ポストビッグデータと統計学の時代」ビッグデータは既に終了である。まあそうだわね。津田さんの文章もある。

• このまとめ、御用スレは ともかく「マキーノ擁護者、デマリン、プリリン、ほかほか壊れた人々 その他クズみたいな反原発関係者を生暖かく見守るスレ」でも擁護する人なし状態。
• 放医研の東京電力福島第一原子力発電所の事故当時に、放射性物質が鼻の粘膜に付着することで、鼻血がでることは考えられますか？
• 引用:国際放射線防護委員会（ICRP）は、刊行物No.103において、過去の被ばく事故から得られた科学的知見に基づ き、放射線被ばくによる人体への確定的影響１が現れる線量（閾値）について、１％の方に 皮膚障害の軽い症状 である発赤が現れる線量（※）は3 - 6 グレイですが、
• 引用:出血が起きる可能性がある放射線熱傷と呼ばれるやけど のような症状は、5 - 10 グレイとしています。
• 引用:　もし、事故当時に、鼻の粘膜から出血するほどの放射性物質を鼻から吸い込んだとするならば、鼻腔粘膜にや けどのような症状が現れます。
• 引用:　鼻から吸い込むことで鼻腔粘膜に放射性セシウム137Cs（塩化セシウムの形で）が、付着したこと を考えてみましょう。大きさ1μm(ミクロン、マイクロメートル)の137Csが24時間付着したまま だった場合（ICRP66）で、
• 引用:粘膜の深さ0.4mmの部位（ICRU 56）で線量が3 シーベルト（3000ミリシーベルト、発 赤が現れる線量に相当）となる条件を考えてみます。
• 引用:　そのためには、137Csが1cm2あたり、3.3×10^5 Bqの量、付着している必要 があります。
• 引用:このような付着を起こすためには、成人の場合で、4.4×10^7 Bq(44 MBq、メガベクレ ル)、5歳児の場合2.1×10^7 Bq (21 MBq)、吸入により摂取する必要があります（ICRP66）。
• 引用:　しかし、吸入により44 MBqもの摂取があるとは考えられません。
• 引用:福島県民の健康調査でホールボディカウンター等で内部被ばくを確認していますが、吸入により44 MBqもの摂取 があれば、摂取から相当の日が経過してもホールボディカウンター等で検出可能なはずです。
• 途中省略
• 引用:以上のことから、放医研では、東京電力福島第一原子力発電所の事故当時に、放射性物質が鼻の粘膜に付着する ことで、鼻の粘膜に影響が出て、鼻血がでることは考えにくいと判断しています。
• まあ、専門機関でこれだから色々なトンデモがでまわるのもやむをえない、という話である。
• 既に議論されている通り、もっとも大量の吸入をした可能性があるのは 2011年 3/12, 3/15 等であり、この時の放射性物質の主成分(とされているも の)は Te-132, Te-129m, I-131 であって Cs ではない。
• なので、Cs だけで議論している時点でナンセンスといえる。
• ICRP データベースでは、I-131, Te-132m, Te-129 で ET-1 3Sv になる ための吸入量は(AMAD=3umとして)2.3, 1.7, 1.3 MBq。1umにするとこの2倍弱。
• Cs だと44MBq にもなってしまうのはなんだか不思議である。
• ICRP データベースの BT1 の係数はもちろん Cs-137 も I-131 や Te-132 と大して変わらない。
• TECDOC-1162 によると、皮膚付着の場合の線量率は I-131, Cs-137 で 同じ 1.6(uSv/h)/(Bq/cm^2)。これを使うと24h で 3Sv は 8e4Bq/cm^2 で 放医研の数字の1/4くらいになる。
• これは 70um と 0.4mm の違いなのか、他になにか計算間違いがあるのか不明だが、 70um を使わないと「１％の方に 皮膚障害の軽い症状 である発赤が現れる線量（※）は3 - 6 グレイ」といった議論ができないであろう。
• で、それを考慮しても ICRP データベースの値とまだ2-3倍違う(が、かなり差は小さくなる)。この違いの原因は不明。 3um での ICRP データベースの値はET1が 1.6E-6Sv/Bqである。
• まあなので、放医研が独自計算で ICRP データベースと10倍違う数字をだして、さらに Cs だけ考えるというなんだかアレな計算をだしてしまった、という話であろう。
• 今日は会議は2個。1つ終わった。
• 理研の全理事に交代要求へ　改革委「自浄作用が不十分」　野依氏は除く
• 引用: 新型万能細胞とされる「ＳＴＡＰ（スタップ）細胞」の論文不正問題で、外部有識者でつくる理化学研究所の改革委員会が、理研の理事全員の交代を求める方針を固めたことが５日、分かった。来週にも公表する報告書に盛り込む。
• 引用: トップの野依良治理事長（７５）の交代は求めず、同氏に理事５人の最適な配置を求める。
• 引用: 関係者によると、改革委はＳＴＡＰ問題について、理研の組織内の自浄作用が不十分だったことが原因と判断。理事の一新を求める方針を固めた。
• 引用: その理由として（１）コンプライアンス（法令順守）を重視し、組織運営の能力を高める必要がある（２）時代によって変化する研究倫理規範に対応するため、理事の若返りが必要（３）企業経営の経験者など組織運営や管理にたけた人材を起用すべきだ-との内容を報告書に盛り込む。
• 引用: 現在の理事にいない生命科学の専門家も起用すべきだと指摘する見込み。
• なんかそういう問題じゃないと思うが、、、第一義的には CDB の意思決定の仕組みの問題だろうに。
• 旧JNES確率論的環境影響評価コードの整備 ページ 2-6 に、皮膚の確定的影響の評価には 0.4mm 使うと書いてある旨。御教示ありがとうございます。
• で、皮膚に付いた汚染から皮膚が受ける線量によると
• 引用: それによると、Cs-137の表面汚染（1Bq/cm2）に対する皮膚から70μmの深さでの組織吸収線量率は、Cs-137のβ線に由来したもので1.4μSv/hとされています。
• 引用続き: 0.4mmの深さでの吸収線量率は385nGy/hで、3mmの深さでの吸収線量率は0.7nSv/hとされています。
• なので、70um と 0.4mm で4倍弱違う模様。まだICRP データベースの ET1 の数字とは3倍程度の違いが残るが桁は違わないくらいになったと。
• まあなので、さっき書いた10倍というのは嘘ですが、やはり何倍か違う数字で、さらに Cs だけ考えるというのはかなり問題であろうと思います。
• 10年くらい前に書いた長大な ruby プログラムにバグが発見された。直した。
• 会議2個め
• 会議は8時前には終わった。
• 2014/06/06 14 RH? ない？
• 2014/06/06 10 AICS 研究連絡会議
• 2014/06/06 17 RM

• 今日は(今のところ)会議がない。
• というか唐戸さんがきてるので突発会議をパスしたからだが。
• 唐戸さんのセミナーは非常に面白かった。
• 2014/06/05 13 RH? ない？
• 2014/06/05 13:30 唐戸さんセミナー@CPS

• 明日、6/5 13:30- CPS でイェール大学の唐戸先生のセミナーを行います。詳細はこちら
• AICS 1Fは建物の両端以外にもお手洗いがある。まあ部屋はいるのにカードがいるのでカード忘れるとロックアウトされるのは同じだが。
• 期待の新人と一緒に C107 に移動したので。
• 3時からの会議のあと CPS にいって悪い人と悪い相談をする。
• しかし、画期的なサイエンスが悪い相談の中から生まれた(かもしれない)。
• そのあとは若い人2名+唐戸さんで晩飯。13違いか。
• 2014/06/04 15-17 「京」利用者懇談会@R104-1

• 『いちから聞きたい放射線のほんとう』を未読なのでなんとも、なんだけど、前後の文脈を無視して一部だけ切りだして「明らかな間違い」等と言ってる気がするんだよね。
• 読んでないがそういう気がする、というのはなかなか斬新な手法である。読めばいいのに。
• 東京大学や大阪大学は福島第一事故後に専門外分野で政治家や野次馬なみの関わりかたで「国民の無知」をあげつらって恫喝する教員が多かったが……
• これは基本的には、70年代大学紛争後40年かけて大学はそういう場所に変貌した、ということだと思う。まあ、私も同罪である。
• えー、突然ですが、明日・明後日と Yale 大学の唐戸さんが AICS にきます。
• で、6/5 に AICS or CPS で(まだ場所未定)でセミナーもします。月の起源とかの話。詳細決まり次第アナウンスします。
• Discovery of a Thorne-Zytkow object candidate in the Small Magellanic Cloud
• 球状星団屋(なのかな私？)としては TZ は衝突起源的なアレだが、、、
• AICS からでていった資料作成依頼が戦略の中を回って一部私のところに降ってくるのはそういうものなんだけどなんだか理不尽感が高い。
• 人をけなしたり批判するのが好きな「皮肉屋」は脳に損傷をうけ認知症になるリスク（フィンランド研究）
• これも相関が本物であったとして因果関係はどうかという話だと思うが、、、
• 1行作文するとなんかストレスがたまって他のことをしたくなる。
• 作文は終了。
• 会議も終了。
• 明日のセミナーの準備しないと。ネタがない。
• ＜ＳＴＡＰ論文＞文科相　理研対応に「説明責任問われる」
• 引用:ＳＴＡＰ細胞論文の新たな疑義を巡り、理化学研究所の外部有識者による改革委員会（岸輝雄委員長）が調査の実施を求めていることについて、下村博文・文部科学相は３日、閣議後の記者会見で「国民的な関心の高い課題なので説明責任が問われる」と指摘。
• 引用:調査をするかどうかについては「理研が判断すること」と明言を避けたが、「理研は国民が納得できるような対応を取ってほしい」と求めた。【大場あい】
• 最初の調査委員会が異様な短期間で結論だした背景も調べたらどうだろうか？
• 検証って、γ線の遮蔽効率は密度だけで決まるわけではなくて光電吸収があるので原子番号が効くとかそういう話かな？
• ネタは考えるまでもなく色々あった。資料でけた。寝る。
• 2014/06/03 16 RF

• 妊娠中の胎内被曝による生涯ガンリスクの増加は小さい子どもと同じくらい、とICRP勧告では見積もられている。線量が同じなら、おとなの2,3倍のリスク。
• 引用続き:それは「いちから」にも書いてある。今の被曝量なら、いずれにしても個人にとってのリスクは小さい
• なんかいちいち引用も RT もあれな気がしてきたのでしないが、なんかICRP 勧告への信仰告白みたいですごい。
• 科学と宗教の距離について考えさせられる tw 群であった。
• 胎内被曝の 1Gyあたり6%は小児がん「死亡」のようです。すみません。訂正。
• 「神戸どうぶつ王国」うちのチームの正式名称、というわけではない。 これの話: 花鳥園の運営会社変更　動物施設の傘下に
• 4月に決まってたのか。
• 今日は午前は増える会議、午後1謎な会議、そのあと17:30 から会議。それから神戸に移動するつもりだが明日にしようかな、、、
• 会議資料をみてたら「男性のがんで死亡する確率 26%、女性16%」とちゃんと書いてあるスライドが。
• 会議の中身を放送するわけにはいかんのでちょっとストレス。
• DEGIMA-2 の写真がある
• 宗教って、教祖がいて全てを知っているとか教典があってそれに全てが 書いてある、という形式になるような気が。なかなかそういう意味では ICRP 勧告に書いてあることが全てというのはまあそういうものかと。
• 次の会議まで90分
• 阪大、スパコンの計算結果を可視化する大画面システム導入
• サイバーメディアである。
• レフェリーコメント対応にコメントする作業とりあえず終了。
• こ れに反応する菊池さんがえーとその。
• 役に立つ本の役に立つ内容でなければ興味ない。彼らは誰の役にも立とうとしていない
• 日本語のパースがちょっと難しい。「役に立つ本の役に立つ内容」とは、 「役に立つ本に書いてある内容の中で役に立つもの」という意味か、 「「役に立つ本」にとって「役に立つ内容」」という意味かどっちだろう？
• 前者はまあちょっとくどいだけだが、後者の場合、「役に立つ本」は文 脈的には菊池さんの本、ということになる。
• で、その後の「彼らは誰の役にも立とうとしていない」は、これもまた かなり意味をとるのが難しい。無難な解釈は、菊池さんの主観では「彼ら」 にしていることは誰の役にもたっていない、というものである。
• が、文面を普通に読むと、むしろ「彼らは意図的に誰の役にもたたない ことをしている」となる。とはいえこの解釈は割合ありそうにない。
• 単に、あんまり推敲してなくて不明確な文章になっているというだけかな？
• How I Learned to Stop Worrying and Love ICRP
• なるほど、「誰の役にも立たない」というのは信者の信仰をより深くする役に立たない、という意味なのか。信者じゃない人(異教徒や異端者)には役に立つと。
• 2014/06/02 14 文科 3F1
• 2014/06/02 17:30 文科 どこか

• 6月である。
• なんか暑い。
• ニュースを読む【原発事故と鼻血に因果関係なし…自民・調査結果】
• study さんによる解析結果
• 2011/3 以前については平均値 9.9、11ヶ月の合計が 109 とかなので、 概ね 10% の変化が1σ。
• まあだから、 2σレベルとかにはならないと思うが。
• 相馬市の人口
• 22年に比べると25年で5%ほど減っているので、この分を補正しないで比率が書いてある元のグラフはなかなかアレである。
• 早野さんご紹介のグラフから数字を読むと、、、的な。
• ICRP データベースからET1 被曝、甲状腺被曝、実効線量のサマリ
• I-131, adult member of the public, 1 year type F (Sv/Bq)
• AMAD=0.1: 1.4E-7, 1.8E-7, 8.8E-9
• AMAD=0.3: 2.2E-7, 1.1E-7, 5.3E-9
• AMAD=1.0: 7.1E-7, 1.5E-7, 7.4E-9
• AMAD=3.0: 1.3E-6, 2.1E-7, 1.0E-8
• AMAD=10.0: 1.6E-6, 1.9E-7, 9.5E-9
• 粒子サイズによって ET1/甲状腺比は 1 桁ほど変わることがわかる。1ミクロンはまあいいかなくらいの数字。
• Te-132, AMAD=0.1,0.3,1,3,10, ET1 のみ:2.0E-7,3.1E-7,9.7E-7,1.8E-6,2.2E-6
• Te-129m は Te-132 の大体 1.25 倍、I-131 の 1.7倍。
• ま、あくまでも ICRP のデータベースからはこの数字がでてくる、とい うだけですが、これが過大評価なり過小評価であるというならそれなりの根拠 はまあいるのかも。
• メモ: 井戸川
• まあだから、鼻だけ被曝は常識的に考えておかしい、というのは ICRPモデルを私の常識は否定します、という話である。
• どうでもいいが、ICRP のデータベースのプログラム、 Win7 ではインストールしたあと実行したら Visual Fortran の何かが足りない的なエラーがでた。
• 山から発掘できたので、取り上げるかどうか考える前にまず眺めてみる。
• 明らかな間違い
• p48。太字で「(β線は)からだに当たっても皮膚で止まるからそれほど心配しなくてもいいよ」数mmは浸透してβ線熱傷その他色々な障害を起こす。
• p99。等価線量と実効線量の説明。「甲状腺が被曝したことによる影響はすごく大きいと考えるわけ。特に子供の甲状腺がんが心配だから」これはほぼデタラメな説明といえる。 子供を「心配」して係数が大きいわけじゃない。
• p102。「新宿の測定場所は、以前はビルの屋上にあった」実はこれは現在地上22m
• 1mのデータは モニタリングポストの測定ではない
• p131。太字で「放射性物質は、皮膚から染み込んだりしない」反応性が高いセシウムとかはそういうこともある。
• p138 「(プルシアンブルーは)セシウムがよほど多くないと効果がないといわれている」これは放射性物質の振舞いを考えると非科学的
• p148 「広島・長崎で被爆した9万4千人と被爆しなかった2万7千人を……追跡調査している」これはよく知られていることだと思うが、被爆しなかった2万7千人はLSS解析対象から除外されている。
• 同ページ「被爆していない人の調査を比べる」これはそういうわけで間違い。
• p153 「ICRP は、小さい子どものリスクは、大きく見積もっても平均の0.5%の3倍くらいと言ってる」これは生涯リスクでは一応間違いではないが、若い時の相対リスクははるかに大きくなる。
• なお、これは癌の種類によって大きく違う。
• p155「(子供に障害がでるかどうかについて)妊娠中に100ミリシーベルト以上被ばくしなければ、リスクは上がらない」発がんリスクははるかに低い線量で上がるという結果になっているオックスフォード調査は無視されているようである。
• 異論がありそうなもの
• p141「福島の事故の影響で……鼻血がでたとか」「それは放射線の影響ではないよ」 断言である。
• p160 「(現在の福島で発見されている小児甲状腺がんは)ほぼ間違いなく被ばくとは関係ないよ」
• ちょっと微妙かなあと思うもの
• p38。太字で「服の上からα線が当たっても、服で止まっちゃって体に届 かないし、肌に当たっても表面で止まっちゃう」まあずーっとあとのほうに 体内被曝は危険というのは一応でてくるが、ここではこれだけ。
• p140 がんで死亡する割合についてなんだかアレなことが書いてある。で、 「実効線量で100mSv被曝する毎に、将来がんで亡くなる可能性が 0.5%増えるとされている」 何に対する 0.5% か不明だが、、、
• 間違いじゃなくてなんの問題もないんだけどまあその
• p94。太字で「β線とγ線の場合、活性酸素がDNAを攻撃するほうが多い」ふむ、美味しんぼにこの説明がのった時には盛大に叩かれていたが、、、、
• あ、これの話。
• 細かく見ればもっと問題点があるかも。ざっとみただけなので。出版前に誰か中身みてないのかしら？
• 妊娠中の放射線被爆による小児癌死亡リスクを考える　[科学検証]
• この話のポイントは、1Gyの被曝で「小児がん」の絶対リスクが 6%にもなる、というところである。10mGyで1700人に一人が「小児がん」になる、つまり、子供のうちにがんになる。がんの追加生涯リスクが6%という話じゃない。
• もちろん、100mSv よりはるかに低いところでこういうリスクが確認されている、というのが第一義的に重要。
• LSS調査の実態に関する完全な誤解と、「妊娠中に100ミリシーベルト以上被ばくしなければ、リスクは上がらない」には結構驚いた。新宿が今でもビル屋上なのを知らないのはまあ御愛嬌。
• なお、「妊娠中に100ミリシーベルト以上被ばくしなければ、リスクは上 がらない」については、先天性障害の話だけをしているものであり小児がんの話は していないのではないかという主張もできなくはない。
• が、そのセクションが「原発事故以降、子供を生むことについて不安を もっている人もたくさんいると思います」「それは全然心配ないよ」で始まっ ているのだから、「なにも心配することはない」という主張をしているとみな すのが妥当であろう。
• 「いちから聞きたい放射線のほんとう」では、今標準と考えられていることを書きました。その観点から、放射線防護の考えかたはICRP勧告に従ったつもりです。
• 引用続き: だから、コンセンサスになっていないことや誰かの勝手な計算などと比べると違ってるはずですが、あくまでも標準を伝えるのが目的なので
• まあその「標準に従ったつもり」だからといって標準に従ってるというわけではないということですね。
• 何かの標準に新宿のMPは地上1mで測定していると書いてあるわけではないし、LSSでは NIC を対照にした解析をしていると書いてあるわけでもない。
• 「コンセンサスになっていないことや誰かの勝手な計算」って具体的にはなんだろう？
• そんなわけなんですが、ICRP勧告の範囲内で、何か間違いを見つけたかたがおられたらお知らせください。次の版でなおします。
• 新宿は高さ22mというのはICRP勧告の範囲外であろう。

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