つっても、非公開のを別につけているわけではない。
Copyright 1999- Jun Makino
2019/04 2019/03 2019/02 2019/01 もっと昔引用:理化学研究所が2021年にも運用を始める次世代スーパーコンピューターの名が「富岳」に決まった。スパコンの開発では米中が激しい競争を繰り広げており、日本が巻き返せるかどうかは厳しい状況だ。理研は性能競争だけにとらわれず、企業や大学が使いやすい装置の開発をめざすべきだ。
引用: 富岳はいまの主力スパコン「京(けい)」の後継機になる。国が1100億円の開発費を投じ、製造は富士通が担当する。計算速度は京の100倍以上、1秒間に数十京(京は兆の1万倍)回程度の能力をめざしている。
いやだから、「京」は1京をちょっと超える計算速度があるんだから、に数十京の計算速度は「京の100倍以上」ではないという計算はできて欲しい気もする。
もちろん、「京」がサポートしていない単精度ではほぼ100倍ないしそれ以上だし、半精度ならさらに2倍になる。
引用: 日本は主力スパコンをほぼ10年ごとに更新してきた。京は開発段階の09年、当時の民主党政権の事業仕分けで「2位ではだめなのか」と計画を縮小されかけたが、結局は性能ランキングで世界首位に立った。ただ、その後は米国や中国勢に相次いで抜かれ、直近では18位まで後退した。
「日本は主力スパコンをほぼ10年ごとに更新してきた。」というのはあん まり事実ではない気が。
国策スパコンという概念自体が「京」ではじめてでて きたものだし、それ以前だと例えばTop 500 にはNWT、CP-PACS、ES ときたわ けだし F、Nの開発サイクルは今でももっと短い。
まあその、「企業や大学が使いやすい装置の開発を」というのは日経の社説にふさわしい主張ではあるが、「大学は企業が求める人材の育成を」とか「産業界が求める安定したエネルギー供給(=原発)を」みたいな話ではある。
「これは個人の意見であって FS2020 プロジェクトのものではありません」
原理的には順番に、積み上がる速度より速く処理できれば有限時間で片付くはずだよね、、、
リテラ。元記事はアワプラの 原発事故後の復興PRに240億円〜電通1社で
以下アワプラから引用
引用: 国の省庁の中で、電通に対してもっとも高額な支出をしていたのは環境省だっ た。除染やがれき処理に関わる啓発のために支払った費用は7年間で113億 3364万円。毎年10億円以上をつぎ込んでいた。
引用:基本方針は「安全と安心 を取り戻す」「ふるさとから離れて暮らしている住民を取り戻す」「地域の住 民としての誇りをとり戻す」。ただインターネット上で公開している動画の中 には、再生回数が10回未満のものも多く、効果は重視していないとみられる。
引用:支出の内訳は真っ黒で、一切あきらかにしていない。
引用:環境省に次いで多かったのは、復興庁の13億9,328万円だ。他の省庁が徐々に広報予算を減少させている中、唯一、2018年度に大幅に増額した。背景にあるのは、「風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略」。
引用:妊産婦や乳幼児など子どもの小さな世帯をターゲットに、テレビCMや電車広告を展開。また「放射線に関する正しい知識」を広めるため、有識者を集めた「風評払拭・リスコミ強化のためのメディアミックスによる情報発信に関する検討会」を開催。「放射線のホント」などを刊行した。
引用:検討会のメンバーは、箭内道彦氏や熊坂仁美氏らクリエイターのほか、高村昇長崎大教授や早野龍五東大名誉教授、開沼博立命大学准教授などが顔を並べる。
早野さんは復興庁・電通の「風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略」の一翼を担っているわけですね。
「ママインフルエンサー」云々の詳細は54ページ以降。個人のインスタアカウントとかブログの名前とかでてるけどこれ拡散に協力してもいいのかしら?(やらないけど)
1 つは処理した。あとまだ色々、、、
引用: 事情を直接知る複数の関係者によると、同社は自社の従業員に対し、顧客であるファーウェイ傘下の半導体大手、海思半導体(ハイシリコン)に対しソフト更新などをしないよう通知した。
引用: 同業界は寡占が進み、シノプシスのソフトは業界標準を握るとされる。唯一代替できるのは同業大手の米ケイデンス・デザイン・システムズだが、別の関係者によると、同社もファーウェイ側とのメールなどのやり取りを自粛しているという。
Mentor...
それはともかく、これ、中国が自前でやる方向にいくだけな気がするんだけど、、、
引用:東京電力福島第1原発事故後当時18歳以下だった福島県内全ての子どもを対象とした甲状腺検査で、2014、15年度に実施した2巡目の検査で見つかったがんと被ばくに関連性がないとする中間報告を、専門家による部会がまとめたことが31日、関係者への取材で分かった。
引用:被ばく線量が高いとがん発見率が上がるといった相関関係が認められないことなどが理由。福島市で6月3日に開かれる部会で報告する。
あらあら。ちゃんと 資料1-2 市町村別UNSCEAR推計甲状腺吸収線量と悪性あるいは悪性疑い発見率との関係性 の間違いは修正するのかしら?
間違いについては科学5月号で議論したので、興味がある方はどうぞ。
まあ、ちゃんと修正すれば信頼区間は巨大になるけどこのやり方では信頼区間が1を含むようにできる、という話は科学4月号に書いたので、こちらも興味がある方はどうぞ。
引用:アウトオブオーダウィンドウは、従来の224命令から352命令へと、これも一気に拡張された。より多くの命令をインフライトで制御できるようになり、命令レベルの並列性を活用しやすくなった。
引用:Sunny Coveコアではキャッシュ階層も強化された。Ice Lakeでは、L1データキャッシュは48KBとSkylakeの32KBから増量された。L2はSkylakeの256KBから512KBへと倍増された。データのロード/ストアも大幅に強化された。
引用:アドレス生成ユニットが倍増されたことに加え、インフライトで制御できるロード数は128(Skylakeでは72)、ストアは72(Skylakeでは56)へと増えた。エンジンの拡張に見合う、データハンドリングの構成となっている。
いやなんというかすごいんだけど、それは本当にもっとも効率のいいアプローチなのか?みたいな。
もちろん、それは「何に対する」を決めないと意味がないし、「何」を「既存のソフトウェア」とすればまあそうなんだけどみたいな。
まあでも本来解決するべき問題はデータにもハードウェアにもある並列性を(メモリバンド幅食わないで)どうマッチさせるか?なんだよね、、、
そういえば、DL boost なるものがこれにもはいってくるわけで、相変わらず Intel 内の全てのプロジェクトの敵は x86 である。これCPU側に載せるんだから、、、まあだから他の会社にもチャンスが回ってくる。
東工大は全国の国立大学に先駆けて大学のあるべき姿を示していて素晴らしいですね。
とはいえ、どちらもちゃんと明文化した規則によって存在しているので、その辺どうなってるのかわからない某大○○○○研究科とは違う。
「自分の誤った論文」って宮崎早野論文のことじゃないのか。それはもうすんだ話ということですかね。
引用:21日にソウル市内で取材に応じた早野名誉教授は「自分は『福島は安全だ』などと主張するために来たわけではない」とした上で、「ただ不正確な資料を根拠として、原発の危険性を議論するのは無責任だと考えるだけだ」と語った。
うん、確かに、宮崎早野論文とかそれに類した代物を根拠にしている(していたい)放射線審議会とかは無責任だよね。
規制庁が早野氏へご意向メール〜放射線審議会報告書の採用めぐり
引用:放射線防護企画課長の佐藤暁氏は昨年12月19日、原子力規制委員会の伴信彦委員が、「宮崎早野論文」を審議会の「報告書から削除するのは惜しい」と訴えているとのメールを、同課の大町康氏送った。「早野さんのご意向を確認しないといけません。」と焦りを滲ませている。
「ただ不正確な資料を根拠として、原発の危険性を議論するのは無責任だと考えるだけだ」まったくおっしゃる通り。無責任なことは止めてほしいものです。
PNAS の論文ってこれしかないと思うんだけど。
7月にだした論文で「当時の論文は放射能物質がどれほど広がったのか不明な状況で仮想分析によって汚染程度を予測した資料だった」って、まあモデル使ってるのは確かだが。
「翌年放射能を実際に測定してみると、自分の論文が放射能汚染を過度に高く予測し、事実とは異なっていたことが判明した。実際にセシウム137に汚染された地域は放射能漏れが発生した福島県東部と周辺の一部の県に限られていた」というのは変で、この論文のマップと測定結果は大体あっている。
大丈夫なの?
おお、こんなことも早野さんはいってるのか「日本でも一部の市民団体が結論ありきでそれに合う資料を引用するケースがある。今からでも原発の危険度を論議する場合、正確な測定資料を根拠にしてもらいたい」放射線審議会は「一部の市民団体」だったのか。
これらはあくまでもメディアでのきりとられた早野さんの発言なので、早野さんには自分の言葉で主張を発表して欲しい。
(毎日ビール飲んでますよアピールだけじゃなくて)
ちょっとというか結構不思議なのは、「翌年放射能を実際に測定してみると、自分の論文が放射能汚染を過度に高く予測し、事実とは異なっていたことが判明した。実際にセシウム137に汚染された地域は放射能漏れが発生した福島県東部と周辺の一部の県に限られていた」といってるんだけど
2013年の論文め修正ではもちろんそんなことは一言もいってないし、これまでもそんなことはまったくいってきてなくて、突然言い出した、ということではある)
それなのに最初には「当初の研究では放射能汚染が日本全域に拡大したという結論を下したが、その後の調査で自分の予測が誤っていたことを知った。それからは放射能被害に対する誤解を正すために取り組んでいる」とかいってることになっていて、なんだか支離滅裂である。
まあでも 2011年3月から一貫して放射能汚染を過小評価することに取り組んできた、といっているわけで、それはまあ整合的なのか。
引用: The Huaxintong decision leaves Marvell, which took over Cavium’s ThunderX effort, and Ampere, which took over Applied Micro’s X-Gene project, Huawei Kungpeng and Amazon’s Annapurna project as the as the surviving initiatives pursuing Arm-based server chips.
とあるわけですが Huawei は今後難しいとすると外販があるのは Vulcan というか ThunderX と X-Gene で、 X-Gene はなんか静かになっている感じで、、、
AMD が調子がいいので今 x86 から別のに、という必要があんまり見えなくなってるよね。
引用:ケチをつけるつもりはありませんが,富士山は日本国内では高さは一番ですが,世界的に見ればより高い山はたくさんあり,それが「富岳」という命名にも反映しているのではないかという見方もできます。
と、それはともかく
引用: RISC-Vを推進するSiFive社は,単にCPUコアを提供するだけでなく,契約した各社の周辺IPをCPUコアのユーザに提供するDesignShareというプログラムを行っています。
ふむ。
引用:フォーラム後、南氏は取材に対し「原子力がなくて済むなら、それにこしたことはないが、私は必要悪だと思っている」と説明。福島の事故後も考えに変化はないのか確認すると、「全く変わっていない。何十年も考え抜いた結論だ」。
引用:福島の人の前で同じ主張ができるか尋ねると、「もちろん言えますよ。専門家が言っていますが、放射能は正しく恐れたほうがいい」と話した。
まあ「何十年も考え抜い」てる間に原子力はあんまり進歩しないというか安全性確保のため(といっても確保できてないけど)どんどんコストが上がって、太陽光とか風力はどんどんコストがさがった、ということは考えにはいってなさそうではある。
「自分は原発に賛成でも反対でもないが、脱原発政策を決定する際には正確な情報で判断すべきだと思う」いやこの朝鮮日報の記事便利ですね。
引用: なお、このFXの開発、製造にあたって、天文台から富士通がもらったお金は、部品代程度で、エンジニアや工場の従業員などはタダ働きであったとのことである。
まあそれから数十年にわたって天文台の色々な計算機のほとんど全てが富士通だったから、、、
とはいえそういうわけで私はこういう開発のやり方は嫌いだ。
引用: 月は太陽と並んで最も身近な星だが、まだ多くの謎が残っている。特に興味深いのがその起源だ。地球に別の天体が衝突してできたとの説が有力だが、矛盾も抱えていた。
引用:海洋研究開発機構などは、原始の地球を覆っていたマグマが月の主な材料になったことをシミュレーションで初めて示し、衝突説を裏付けた。
産経っていろいろいろいろアレなんだけど科学技術関係は取材もきちんとしてちゃんとした記事にできるのはなんか不思議。
引用:安倍首相のセリフを書き起こすと「天皇皇后両陛下には、末永くお健やかで、あられ、ますことを、願って、あらせられますことを願ってやみません」となります。 早口で聞き取りづらいですが、「やみません」と喋っています。
引用: 「願って」から一度セリフを言い直していること、「やみません」が滑舌の問題で「いません」に聞こえることから、「いません」説が出たものだと思われます。
これは確かに「願っていません」と聞こえるが、そうじゃないんだ、という謎の主張なようである。
御紹介ありがとうございます。
あくまでも積分法の精度検証用なのであんまり速くなるようには書いてないというかもうちょっと真面目にやれば10倍くらいはすぐに速くなるはず。
103-108 行目があんまりすっきりしてない。これは私が Crystal の文法わかってないせいでもうちょっと綺麗な書き方があるはず。
ARM であることのメリットって色々揃っている、という話で、中国全体をマーケットにして、しかもARMが競争相手にならないなら別のもの作ればよさそうな気が。輸出にはダメージがいくから米国としてはそれでいいのか。
HPC だと、 x86アーキテクチャに足を引っ張られない、というのはメリットでもあるんだけど、まあ中国がそれをすごく上手く生かせているかというとまだなかなか難しい感じもあり。
No Huawei out: Prez Trump's game of chicken with China has serious consequences
引用:No cybersecurity rules means networks are destined to be balkanized
まあこれがすべてなんだけど、うーん。
引用: 筆者の教える分野は人文社会科学系の中では多少なりともポストのある分野であり、幸いな事に過去に筆者の下、博士号を取得した教え子達は、今のところ全員どこかの大学で、常勤のポストを得て活躍する事となっている。
引用: もちろん、それは彼らの努力の結果であり、筆者がただ教え子に恵まれただけである事は言うまでもない。
偉大だ、、、
と、それだけではなく大変重要なことが書いてあるので皆様読みましょう。
お金をかけないでネットワークの負荷を下げるには、主記憶より安い もので容量を増やせばよい。また、GPGPU なんかの場合には、デバイスメモリ の他に主記憶も使えばよい。
が、この場合には、データ転送スループットが小さいのに反比例してブロッ クサイズを大きくとる必要があり、ロードバランスや実行効率の面から 望ましくない。
速いメモリがそれなりに大きい時には、原理的には、少なくともピボットを無視すれば、UとかLについては速いメモリに複数のせて、遅いメモリ上の処理については実効的なブロックサイズを大きくすることは可能そうな気がする。
行列サイズ倍にできればネットワークバンド幅半分にしてもいいわけで、結構馬鹿にならない。ルックアヘッドが上手くいかない気もするので検討必要。
なんかアルゴリズムがすっきりしない。パネル分解自体を横方向に分割・並列化したものとはこれ違うのか。
まあ、一生ずっと好きでいられることで一生お金稼げればいいがなかなかそうもいかないのではないかという気も。そもそも「自分が好きであると信じていること」と「自分が本当に好きなこと」を区別できないといかんし。
引用:(図の説明) 左=「Power-on-Package」の概要。「MCM(Multiple Current Module)」がVicorの電源コンポーネント。1000Aにおける配電損失は70W
引用:右=「VPD」の概要。プロセッサを実装した基板の裏面に、バイパスコンデンサーを挟んで、電源コンポーネントを実装する。配電損失が10Wにまで低減されている 出典:Vicor
超重要記事。まあそのこれしか解はないという話ではある。
というか黒魔術でない部分はまだ書いてない。
というわけで非黒魔術版 lu2_mpi 解説
アクセラレータとか B/F の小さいマシンで、HPLベンチマークで性能をだしたい人には有用かも、というドキュメント。(読者が限定されすぎな気が)
lu2_mpi のコード自体は SSE までしか対応してないとかあるのでそのままではすごく速くはない。まあ DGEMM は別ライブラリ使うからそれでもそこそこ性能でるかも。
GRAPE-DR がLittle Green500 で1位とか Green500 で2位とかになった時に使ったプログラムで、PEZY-SC の最初の頃はこれベースのが使われていた。
PEZY-SC は GRAPE-DR よりプロセッサ賢いので色々そっち側でやるように改造したほか、各種黒魔術が使われているらしい(私よく知らない)。
黒魔術解説もちょっと書いたがこれは秘密資料。
引用: 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は21日、星の位置を高精度に測定する天文衛星「JASMINE(ジャスミン)」と、宇宙ができたころの原始重力波の痕跡を探す衛星「LiteBIRD(ライトバード)」を新たに打ち上げると決め、政府の宇宙政策委員会の小委員会に報告した。
JASMINE go でましたか。
引用:TPU v2 Podは512コア(256チップ)のTPUを備え、演算性能は11.6ペタFLOPS(1秒当たりのbfloat16浮動小数点演算回数)。提供を始めるサービスでは32コア分を1時間24ドルで使える。
あれ、TPU v2 のスピードってこれまででてたっけ? FP16 で1チップ 45TF であると。これを1チップ1時間 1.5 ドルということか。1年だと 200万円弱。
結構高くない?こんなもの?もっと安い価格にして競合潰しにいかないと厳しくないかしら。
まあ10年前にもそう思ったわけだ。
何をやってるかは思い出せないが、こうなっているのではないかと思うとそう書いてあるので私が10年間進歩してないことがわかる。
で、HPEはCrayを吸収と。Crayは SGI に吸収されて吐き出されてTeraに吸 収されてTeraがCrayという名前になって、という過去の履歴であったがさらに 結局SGI(これもRackable に吸収されたが社名はこっち)を吸収したHPEに吸収されると。
ややこしい。とはいえ IBMと HPE だけになった感じですかね。
Cray が SGI に吸収された時は製品系列の整理というか粛清が行われて、 T3x ラインの開発は停止、CS6400 ラインは Sun に売り飛ばされて E10k になった。
これはどちらも Origin と競合したためであろう。
で、Tera にいってから T3x のCPUを x86-64 にした XT3 がでてくることになる。
HPE 傘下でネットワークスイッチはどうなるかな、、、
まあ Cray 自体、元々 ERA にいて ERA が UNIVAC に吸収されてそこからでていった CDC からさらにでていって CRI、そこからさらにでていって CCC とか。まあ、HPCで新しいベンチャーを、というのはそういう意味では90年代でほぼ終わってる。
引用:同センターによると、シグナスは同大が開発し、NECが製造した。開発費は約8億円。1千億円を超えるスパコン「京」と比べコストを大幅に抑えた。
GPU とCPUと合わせて4PFくらいだっけこれ。
引用:伊達市住民の被曝データを本人の同意なく論文に使っていた「宮崎早野論文問題」をめぐり、著者の宮崎真福島医科大学助手が、市議会が依頼した勉強会への出席要請を断っていたことがわかった。
引用:宮崎氏らは同意のあるデータを再解析したい意向を示しているが、市民を代表する議会の要請を辞退したことで、ハードルは高まった格好だ。
まあ断るわね。
1984では (統計改竄のごとく)過去の政府発表とかニュースとかが「真理省」スタッフによって書換えられるんだけど、現在の日本ではその書換えの手間すら省かれていて、授業料無償範囲の縮小を行う法律のことを「大学無償化法」と呼ぶことによって「大学無償化」が実現されたことになる。
「名正しからざれば即ち言順わず、言順わざれば即ち事成らず、事成らざれば即ち礼楽興こらず、礼楽興こらざれば即ち刑罰中らず、刑罰中ざれば即ち民手足を掻く所なし。」 (「論語」子路第十三)の逆を、ということではある。
引用:読者からよく「ホームレスの人たちって何を食べて、生活してらっしゃるんですか?」と質問される。 多くは興味本位からだが、もしも災害にあったときの参考にしたいという人もいた。 この連載の一覧はこちら
引用:「ハトやネズミを捕まえて食べるんですか?」 と真顔で聞かれたこともあった。もちろん、そんな人に出会ったことはない。
ホームレスではないんだけどそういう話を聞いたことがあったようななかったような。
細野君はマグマオーシャン論文の話。
単なる間違いとか勇み足はそれら自体が研究不正であるかというと決してそうではないが、それは問題点の指摘にちゃんと対応する限りにおいてである、というか問題点の指摘を握りつぶすとか答えたと宣伝するが実は無視したとかになるとまあそれは意図的な不正ということになっちゃう。
今のうちになんとかしたほうが傷は浅いんではないかと外野は思うんだけど、まあそうはできないのが組織というものなんであろう。
いや例えば Gresho vortex とかなんだけど、角速度の勾配に不連続点があるから、そこでの誤差って必ずメッシュサイズの1次になる。で、L1 エラーとかみているので見かけ上メッシュサイズの2次精度になるように見えたりする。
ちゃんと高周波成分をカットした初期条件でないと何しているのかわからないよねこれ、、、
どもども。
プレスリリースには理研もはいってますのでそこんとこよろしくみたいな。
いやまあ私の原稿をオランダ人2号氏が直すと3倍の長さになるということがあったわけでそういう話なんだけど。
引用: 訴訟では、着任までの立場が極めて不安定で条件交渉もできないなど、研究者側の立場の弱さが浮かんだ。
とかいってもこれ研究科教授会までいってないわけで、それで決まったと思い込まれたら困るよね、、、という話な気はするというのは既に書いたか。
実際に学部教授会までいって人事が流れたという実績がある駒場の話なわけで、まあ、40代の人はもうそんなこと知らないのかもしれないというか知らなかったんだろうけど。
私は杉本さんが赤い本もって院生室にきたりしたのでよくおぼえている。
でもって、日本における Science Wars はここにおいて始まる前に終わったみたいな話でもあり。
でも、そうではない、ためらいなく嘘つける人、というのがいる感じはするよね。 そういう人とは距離を置くのが一番無難ではある。何かいうと逆に、、、ということは多い。
自分に近いところだと特に。
とはいえちゃんと指摘しないと科学コミュニティが、というレベルで崩壊するんだけど。
引用:パワハラはセクシュアルハラスメント(セクハラ)と異なり、職務上の指導との境界が曖昧だ。労働施策総合推進法改正案では裁判例を基に(1)優越関係を背景に(2)業務上必要かつ相当な範囲を超え(3)就業環境を害する言動――をパワハラとしている。
引用:裁判官はこうした基準を念頭に、発言内容と回数、その場の雰囲気、背景などを総合的に心証判断してパワハラの有無を決める。録音によって発言が具体的に分かればより判断しやすくなる。
引用:無断であっても「録音が著しく反社会的な手段によるものでない限り、証拠として有効」という東京高裁の判決が踏襲され、問題とされない。
というわけで録音は無断なら無効というわけではないと。
S269 への距離を VLBA で決めた。Gaia での観測とも多分あってると、、、 これ結構決定的な結果?専門家の皆様どうなんでしょう?
引用: また、256MBのメインメモリは、汎用機の2次キャッシュ用に開発した4kbitのECLのSRAMメモリモジュールを使って、アクセスレーテンシを短縮し、128/256バンク化によりメモリバンド幅を大幅に引き上げている。
引用: この結果、2本のロードストアパイプを持つVP200では合計で4.6GB/sのメモリバンド幅を持ち、8Byte/Flopsのメモリアクセス能力を持っていた。これはMemory-Memoryの演算の場合に必要となるメモリバンド幅の2/3にあたる。
引用: しかし、この1/3のメモリバンド幅の不足のため、フルの演算性能を出すためには中間結果をベクタレジスタ経由で受け渡すプログラムとする必要があり、富士通のコンパイラ屋さんは苦労したという話が伝わっている。
つまり、正しいベクトルプロセッサの B/F は 1 でも 2 でも 4でもなく「12」である、ということなのでした。Cyber 205 と Cray XMP は12。
引用:TSMCの5nm(N5)プロセスは2019年3月にリスク生産を開始したばかりだ。現在量産されているN7プロセスと比べて、80%の高密度化と15%の高速化、30%の低消費電力化を実現できる見込みだという。
引用:新しいELVT(Extremely Low Voltage Threshold)トランジスタを使用することで、25%の高速化が可能になるという。
これ、「15%の高速化、30%の低消費電力化」って、「15%の高速化または30%の低消費電力化」なんだよね。同時に実現されるわけではない。
NRE が28nm の4倍とかで電力あたり性能はえーとそのでトランジスタ当りの値段もえーとそのなのでなかなか大変である。
高精度なので、FFTのグリッド数減らしてもグリッドサイズくらいで誤差がはいったりしない。なのでグリッド数減らせるので、大規模並列では有利。
引用:ヒヤリングに招致された半澤元直轄理事は、福島原発事故後、放射能対策担当者としていちはやく除染に取り組み成果をあげたとして、環境省や原子力委員会などに招聘されてきた人物。
引用:過去の議会答弁などから、データ提供の経緯を最も知る立場にあったとされるが、1時間半にわたるヒヤリングで十分な進展はなかったとみられる。
引用:半澤氏はヒヤリング終了後、「私はすでに一民間人。4年も前のことなんて覚えていない。ガラスバッチ については担当者でもなく、なぜヒヤリングに呼ばれるか分からない」などと述べた。
引用:また調査委員会の委員長を務める駒田晋一弁護士も「少なくとも本日で、当委員会が持っている疑問等を解決することはできなかった」と答え、次回も再び、別の関係者をヒヤリングする意向を示した。次回の委員会は、5月下旬か6月上旬に開催される。
去年の9月に議会で答弁したことももうすっかり忘れましたということなんであろう。次は早野さんとか宮崎さんとか呼ぶんですかね。呼ばないと進展なさそうではある。
LAMMPS との比較もやってる。粒子間相互作用が短距離一様カットオフにしか対応してないのかな?渦法は PPPM でやってる模様。
"in the 99th percentile (ranked 261st) of the 140,819 tracked articles of a similar age in all journals" ということで結構注目されている論文であると。
引用: 5月5日13時30分訂正:記事公開当初、米国版MITテクノロジーレビューの原文記事に基づき、本研究をパデュー大学のジェイ・メロシュ教授らによるものとして紹介していましたが、正しくは国立研究開発法人海洋研究開発機構の細野七月特任技術研究員らによるものでした。
引用:訂正してお詫びいたします。なお、現在は米国版の原文記事も修正されています。
迅速に訂正されている。大変素晴らしい。
元記事は始めから間違ってなかった気もするが、オンラインになる前の原稿には間違いがあったとかかな。4/30時点でのアーカイブが手元にないのでよくわからない。
hotfix-update-xpi-signing-intermediate-bug-1548973 ともうひとつが「完了した調査」にはいってれば直っているはず。
引用:それによると、大学などの「高等教育部門」の研究開発費は、日本は総額208億ドル(約2・3兆円)。トップ10%論文数は約3千本で、1本当たりの費用は660万ドル(約7・3億円)だった。一方、ドイツは、ほぼ同額の投資で約6千本のトップ10%論文が出ていたという。
引用: 全国86の国立大には、国から毎年約1兆円の運営交付金が支給されている。16年度からは、改革の進み具合に応じて交付金額に差をつける制度が導入された。その枠は18年度の約285億円から、19年度予算では約1千億円に膨らんだ。
引用: これに対し、国立大学協会は昨年11月、「国立大の生産性はそれほど低くない」と反論する声明を出した。
引用: 大学を国立とそれ以外に分類し、教員が研究にあてている時間の違いなどを考慮した上で研究開発費を推計したところ、国立大は96億ドルで、全大学の46%を占めた。一方、国立大が生むトップ10%論文は2277本で、全大学の76%だった。国立大に限れば1本当たりの費用は420万ドルで、ドイツの「約1・1倍」にとどまるという。
財務省の資料は財政制度分科会(平成29年10月31日開催)資料1ですかね。
これだと 1.8兆円なので、1年のうちに5000億円ほどに増えた(なんか数えかた変えた)ようである。
「高等教育部門における政府からの研究開発費」日本1.8兆円、アメリカ4兆円ってなんだろう?運営交付金と私学助成金と科研費全部合わせてそれくらいだけど、そういう計算?
つまり、高等教育部門の生産性は教育の意義は無視して論文だけで測るべきだというのが財務省の主張なのかしら?学部教育なんかどうでもよいと。
という以前にトップ10%論文で国間比較をするのは割合ナンセンスではある。マタイ効果とか絶対あるんだから。
とりあえず駄目そうなところを。
引用:令和に至る平成30年間はコンピューター開発の頂上決戦として、日米間で火花 を散らしてきた。
まあ2008年以降は日本は頑張ってるけど中国の存在のほうが大きいだろう。
引用:90年代前半―。当時、スパコン商戦は多数の演算を一括処理するベクトル型 の専用プロセッサーが全盛期にあり、米クレイが先駆者として名をはせてい た。
ベクトル型は「多数の演算を一括処理」しない(するのはSIMD並列であろう)し、90年代前半だと 「ベクトル型の専用プロセッサーが全盛期」というのはさすがに無理であろう。 1993年のTop500 だと C90 がやっと9位とかである。
引用:ベクトル型にこだわったのはNEC。半年ごとに更新されるスパコンの性能評 価ランキング「トップ500」で、NECが海洋研究開発機構に納入した「地球シミュ レータ」が02年に断トツで1位となり、2年半に渡り世界1の座に君臨した。
もちろん、93/11 から95/11 まで(1回抜けるが) NAL NWT が「ベクトル+分散メモリ並列」というコンセプトで世界に君臨したことを忘れてはいけない。
引用:米再逆転から7年―。理研と富士通が共同開発した“京速マシン”がトッ プ500で、1位の座を射止めたのが11年。京の開発を巡っては、政府の事業仕分 けで「2位ではだめなのか」と、やり玉に挙がった。
引用: これには日本の歴代のノー ベル賞受賞者5人がそろって抗議し「2位ではどうか、とは愚問。科学や技術を 全く知らない人の言葉だ」と指摘するなど、国家基幹技術としてのスパコンの 位置付けが明確となった。
いや、なってないと思うけど、、、これ本当に害悪だったがまあしょうがない。 「米再逆転」というものいいが大体問題で、それまでと違って ESは「もっと も高価」で日本の予算配分程度には10年に1度のマシンになってしまったこと がそもそもの問題。
で、「京」はさらに製造予算が膨らんだわけで、製造予算をかけてコストパフォーマンスがよくない機械を世界一にする意義は?と問われるのは当然。
まあ、ついてたブレーンが金田さんなのでそっちはそっちでポイントがずれてはいる。
引用:IBMは専用機としてのスパコン開発は選択しなかった。
いや元々の BlueGene の開発に失敗して、QCDOC から応急措置で BG/L をでっち上げた けど BG/Q で先が見えなくなってやめた、ということで、、、
引用:A64FXのマイクロアーキテクチャーは当社独自のもの。これに磨きを掛けて、アームのエコシステム(協業の生態系)の中で存在感を示したい
頑張りましょう。富士通としては 360, SPARC ときて3回目の業界標準追従戦略ではある。
何故か細野君が R-CCS になっていてJAMも山大学もでてこない。
堀田さんである。一応その我々のポスト京萌芽的課題「計算惑星」の成果でもありますです。
日本語版はすごい。何故か「パデュー大学のジェイ・メロシュ教授らの研究」になっとる。
いやこれなつきちゃんのだから。ちゃんと英語版には書いてあるでしょ?
メロシュも論文著者と勘違いしたんだなこれ。 News and Views 書いてるわけで論文著者じゃないんだけど。一応間違ってますよというコメントは送ったけど、どうなることやら。
まあしかし色々なことが起こるものですね。
Matrix-3000 は >=96 cores, HBM2, >10TF, PCIe4.0 x 16, HP support とのこと。
Matrix-2000+ が 128 cores, 2GHz, 2TF, 130W, 15GF/W とのこと。これだと 4FMA/core。
M3000 はコアあたりの性能4倍以上にするなら、8FMA SIMD x 2 なんだけど、それで性能出すのは滅茶苦茶大変だというのが今世界中で苦労しているところな気が。
引用: この矛盾の謎を解くために、海洋研究開発機構の細野七月氏らは、衝突が起きた時期を太陽形成後の5000万年後(衝突が起きた可能性がある時期のもっとも早い段階)と仮定した。
こっちはちゃんとしとる。
月の正体は、原始の地球を覆っていたマグマオーシャンが固まったものかもしれない(日本研究) こちらはカラパイア
「日本研究」って何?
どんな感じのものか眺めておく。
「はじめに」から引用: 平成23年3月11日には、地震と津波によって、東京電力の福島第一原子力発電所で事故が起こりました。この事故による放射線の影響を避けるため、その周辺に住む人たちは自分の家から避難しなければならなくなりました。
引用続き:避難している人たちは、慣れない環境の中で生活をしなければならなくなりました。それにもかかわらず、避難した子供たちの中には、いわれのないいじめを受けるといった問題も起きてしまいました。
引用続き:復興に向けた取組は着実に進んでいますが、私たちみんなで二度とこのようないじめが起こらないようにしていくことが大切です。
いじめが起こらないようにする方法の一つはそもそも事故によって避難しないといけなくなる事態を避けることだと思うが、そういう観点はなくて事故が起こった時に皆さんこうしてね、という方向性であることがわかる。
p8引用:100ミリシーベルト以上の放射線を人体が受けた場合には、がんになるリスクが上昇 するということが科学的に分かっています。しかし、その程度について、国立がん研究 センターの公表している資料1によれば、
p8引用:100∼200ミリシーベルトの放射線を受けた ときのがん(固形がん)のリスクは1.08倍であり、これは1日に110gしか野菜を食べ なかったとき2のリスク(1.06倍)1や塩分の高い食品3を食べ続けたとき2のリスク(1.11 ∼1.15倍)1と同じ程度となっています。
これはまあ例のあれというしかないが、「100ミリシーベルト以上……科学的に分かっています。」というのはLSS以外の現代的な知見を無視するもので、科学的な主張とはいいがたい。
p12 引用: 福島県が平成30年4月までに県民などに対して実施した体の中に入った放射性物質か ら受ける放射線の量を測定する検査の結果によれば、検査を受けた全員が健康に影響が 及ぶ数値ではなかったとされています。
これは LNT ではなく閾値があるという前提でないと意味をなさない文章であり、現在標準的な理解からは科学的に正しくないといえよう。
p13 引用:福島県内の放射線の量は事故後7年で大幅に低下しており、今では福島第一原子力発 電所のすぐ近く以外は国内や海外の主要都市とほぼ同じぐらいになっています。
これ「すぐ近く」が50km圏くらいでないと嘘としかいいようがない。
p14 引用:その後、セシウム134やセシウム137などの放射性物質を取り除く作業などにより、 放射線の量が下がってきた地域では、避難指示の解除が進められました。
あんまり下がってなくてもどんどん解除しているという実態からはこれを本当というのは無理があろう。
p14 引用:(3)事故の健康への影響調査の実施
引用:事故の後、周辺に住む人たちの健康と安全を守るため、国は住民に対して速やかな避 難や食品の出荷制限などの対応を行いました。
引用:その後、福島県が行った平成30年3月 までの調査の結果によれば、県民などに、事故後4か月間において体の外から受けた 放射線による健康影響があるとは考えにくいとされています。
引用:また、12ページで紹介し たとおり、福島県が実施した体の中に入った放射性物質から受ける放射線の量を測定す る検査の結果によれば、検査を受けた全員が健康に影響が及ぶ数値ではなかったとされ ています。
まあ当然であるが甲状腺という文字はでてこない。本格検査の結果についてデタラメ統計をだしてるような現状で健康影響はありませんとかいうのはまあ一貫した態度ではあるが科学的ではないという批判はなりたつであろう。
全体として、なんか古代文書感が高く、もうちょっと現代的な知見に基づいたものにするべきというふうに見える。あと福島県の現状に関する記述はデタラメである。 「今では福島第一原子力発電所のすぐ近く以外は国内や海外の主要都市とほぼ同じぐらいになっています。」はひどい。
まあ国の政策と整合的であるためにはこういう内容でないといけないわけだが、しかしこれはひどい。安西育郎氏も批判しているとのことだが、当然であろう。
Canup がえらくポジティブなコメントしとる。
引用: In many ways, this provides a great example of how science typically operates: rather than discarding ideas when they don't quite match up with reality, scientists generally refine the ideas by tweaking them to better match the data.
なんか深い。