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つっても、非公開のを別につけているわけではない。
Copyright 1999- Jun Makino
2021/04 2021/03 2021/02 2021/01 もっと昔例えば我が偉大なる山大学の場合、8月上旬一杯講義/試験期間で、8月下 旬になるとどっかで大学院入試があるので、そういう日程にかからないのは要 するに 8/10-20 の期間しかなくて、お盆にかけないと8月には国際会議できな い。
文科大臣の認識では6月半ばから8月まで夏休みで全く問題ないはずだが、、、
大学の論文生産性さがってるのはこういうことのつみかさねの結果ではある。
B.1.617.2 は週で2倍のペースで増加しつづけて、全体の58%、つまり英国型変異を超えて主要な変異になったと。イギリスで明確に増加にうつったのはこれで説明できる。
計算上は東京も3週間くらいで同じくらいになるので、その頃に緊急事態宣言解除すると実効Rが2近くまで上がって、英国型が卓越するタイミングで緊急事態宣言解除した3月から4月の大阪の事態を繰り返すことになる。
しつこいですが 私が 2月20日に書いた通り。
引用: Authorities in Vietnam have detected a new coronavirus variant that is a combination of the Covid-19 variants first found in India and Britain, and spreads quickly by air, the health minister said on Saturday
spreads quickly by air とのことで。 B.1.1.7 と B.1.617.2 の両方の変異をもっていて急速に感染が広がるものであると。
引用:かつてない医療危機は、なぜ起きたのか。 大阪府のコロナ対策のキーパーソンである健康医療部の藤井部長に話を聞きました。
なんか色々書いてあるけど、英国型が蔓延しつつある2月下旬に緊急事態解除要請した吉村知事の判断が間違っていたことはなにも書いてない。医療体制よりなにより患者を増やさないことが第一に重要であることはわかりきっている。
これからも同じことが起こるわけだが、とはいえ緊急事態を無限に続けられないわけで、ではできることはというと検査体制の拡充で、謎定義の濃厚接触者に検査を限るのをやめて、もっと広い範囲を検査することであろう。
国内全資源を東京、大阪に投入してワクチン接種を進める、というのも理論的にはありえる解だと思う。とにかく人口密度とか、感染拡大速度が高いところから接種を進める、というような。
つまりは、 大阪は「何を間違えた」のか というと、吉村知事が2月下旬に緊急事態解除要請したのが間違いだった、ということである。
引用: テレビに出ているとき、私はたまに「透明の膜」を感じるのだ。年配の、多くは男性の“有識者”サークルは、その内部ではお互いに敬意を払い合うが、外部をやや軽侮する。
引用:それはおそらくは多分に私の被害妄想なのだが、私は、この「透明な膜」にぶつかるたびに、自分が不当にちっぽけにされたようで、悔しくて悲しくなる。
引用: で、吉村知事にはそういうのを一切感じなかったのだ。私に対するときも、“有識者”メンバーに対するときも、投げられた質問にそれなりに真っ直ぐに答えようというフェアネスは清々しかった。たぶん、単純な私は、この賢い為政者に騙されている。
要するに弁説巧みな詐欺師に騙されている、と記事書いてる本人がわかってないわけではないがやはりそれでも騙されていると。小池知事を支持する人の話を聞いたことがあるがやはりそういう感じであった。
引用: 話が脇道にそれてしまったが、騙されついでに言ってしまえば、変異株を甘く見たとか、確かにそういう側面はあるのだろうけど、大阪の感染拡大の原因のほぼすべてを解除前倒しの判断に起因させるのはちょっと不公平なんじゃないのと思う(なんかビビってしまって語尾が小さくなりそう)。
引用: 結局、何がいいたいかというと、状況を変える決断をする人が出るたびに、後出しじゃんけんで、その後のすべての責任をおっかぶせ続けたんじゃ、二度と誰もそんなリスクとらなくなるでしょうよってこと。緊急事態宣言を出すのは遅い。状況を変えるのはハイリスクだから。
あの時期の解除は早過ぎる、とはじめから批判されていたわけで、後出し じゃんけんで批判しているわけではない。でも、それを認めると自分もなにも わかってなかった、と認めることになるから 「後出しじゃんけん」ということにしたい、という論理構造であろう。
引用:だが、一旦出したら延長も再延長もほぼノーリスクだ。状況が変わらないんだから。で、「対応が後手後手」と批判するんだけど、そりゃそうだよ、そんな社会にしたのは私たちだもんってこと。
論理が通ってないところも興味深い。「解除前倒しの判断」に対する批判は「対応が後手後手」というものではなかろう。これだけ支離滅裂な文章を掲載する「現代ビジネス」なるメディアは、、、まあ、世の中色々である。
とはいえ、このような論理(というのかどうか)は、高橋源一郎の「あの時ぼくらはみんな間違えた」と同じで、それに対しては「なぜ他の人間までそうも無造作に同列にひきずり込んで考えられるんだ?」ですませたい。
中身ちゃんと読むと働らかなくていいから休んでろじゃなくて在宅で働けだったがまあそれはそれ。
高解像度計算: パラメトライゼーションで色々違うことが起こるのが避けられる。 56km と 3.5km では黒色炭素のグローバルな輸送とかが全然変わったりする。
3.5km とかそれより高解像度だと台風とか綺麗にできるがもっと分解能低いと、、、
アンサンブルデータ同化も1万とか使うと上手くいく。観測データが増えるとアンサンブル数増やす必要がある。
安くて速くてソフトウェア開発コストの低いスパコンはない。
(これはそうかもだけど高くて遅くてソフトウェア開発コストの高いスパコンはある)
どうやって100倍?「土台無理」メモリ性能が30倍くらいしかない。
ワークフローの最適化、あと単精度の利用。
ループレベル最適化。単精度の利用。データ同化ありなのでデータ交換、固有値ソルバ。
3.5km、1024メンバーでの同化。2020年ゴードンベルファイナリスト。
256メンバーのNICAM 計算4回。1.3PBのデータがでる。
SIMD幅xスレッド並列幅で 100を超える。変数も多い。
AoSoA 型のループ構造が必要。データ構造は SoA。
データ局所性の確保 vs レジスタスピル。中間配列を減らしてループを融合していくとレジスタが溢れる。なのでループ分割、、、コンパイラが自動分割もまあまあできるようになった。
単精度力学コア。理想実験での評価:モデル間の差より小さいのでまあよい。
部分的に倍精度とか: 自動チューニング。名大片桐さんと共同研究。
NICAM-LETKF 間の通信を最小化。この辺全体で100倍を達成。
富岳の先: NGACI 2028 GPU で 50MW 18EF。メニーコアでは 1.8EFくらい。 メモリ性能は4倍くらいしかない。メモリ量は2倍くらい。
今後の方向は深層学習でのサロゲートモデルであるみたいな。
それでも、渦糸よりもっと効率がいいなにかが見つかる可能性はあるか。
2028 年の計算機だが、まあ IBM とかTSMC のいうところの 2nm とか 1nm を使うわけで、トランジスタレベルの消費電力として N5 の1/3くらいを期待 したとする。N5はN7 の半分にはなってないから、N7 の1/4 といったところであろう。
1つの問題は語長と消費電力で、単精度で今のGPUもCPUも電力性能が倍精 度の倍にしかならないけど、乗算器の消費電力は本当は 1/5 になるのでそれ が見えるプロセッサアーキテクチャなら今のアーキテクチャに比べて電力性能1桁あげ られる。
まあ MN-Core だと既にそれが入ってて現在既に単精度 300GF/W とかで、2nmと か1nm なら 2TF/W くらい。そうすると 50MW なら 100EF。 富岳は 40MW で単精度 1EFちょっとなので、その100倍は実はハードウェアだけでまだ計算上できる。
もちろん、それで気象コード動くのかとかはだいぶ別の話。とはいえ、物理モデルはわりと局所的なわけで、なんかできそうなものではある。
あと、電力性能だけならマイニングチップみたいに 0.4V で動かすとかす ればさらに倍とか上げる余地はある。というか AMD 3990X とかって 1.1V と かかけてるのね、、、AVX2 使うコード流すとクロックもさがって電圧もさがっ てるかもだけど。
まあ、メモリバンド幅という以前に階層キャッシュでチップ上で遠くまでデータ運ぶのがもう無理なので、アーキテクチャの見直しはどうせ必須。
タイトルのように5個理由が上がってるけど、重要なのは免疫逃避型変異、ワクチン有効期間、人々の行動変容であろう。あと2つは、どれだけ伝染を抑えるのか?と世界全体にちゃんと供給できるか。
引用: ファイザー製ワクチンでは、2回目の接種から2週間後の時点でインド型変異株の発症を88%防ぐ効果が示された。これに対し、英ケント型の変異株に対しては93%の効果がみられた。 アストラゼネカ製の場合は、インド型変異株に対しては60%、イギリス型の変異株に対しては66%の効果が示された。
これ、いわれているように B.1.617.x の R が5とか6とかあると、アストラゼネカのワクチンでは全員接種でも集団免疫にならない、ファイザーも95%までいかないとならない、という数字で大変厳しい。
まあ日本だとマスクとか換気とかでRが3程度までは下がるとすればファイザーなら75%くらい。
アジア・オセアニアで書いて見ると日本はインドの次くらいに 状況が悪 いグループにいるわけで、ワクチン頼み以外でできる(するべき)ことが一杯あるのは明らかであろう。
日本でも和歌山、島根をはじめとするいくつかの県で実現しているような、接触者を広く検査する方式が望ましいわけで、それをしてないのが東京・大阪等の問題、そのへんの区別も理解もできてない人がこんなふうに存在しているのも問題、ということである。
こういう論理だと、ワクチンだけでコロナを封じ込める事は可能か?ということになってこれは実はおそらくできないので、ワクチンも無駄である、ということになってしまう。
実際にはどうするべきかというと、色々な手段を組み合わせるべきである、ということである。特に、効果が積で効くので、それぞれの手段を効率のよいところで使うことで大きな効果をあげられる。
David は Significant Improvement in Planetary System Simulations from Statistical Averagingの話。
山口さんは GPLUM で SMBH 連星を、という話。吉成さんは P3T-DENEB。
来週は TSMC シンポジウムのためお休み。その次私あたってるけどなんの話するかな。
天文台関係で難しいメイルが運営会議から各分野コミュニティに(?)回ってるけど、これ問題の本質は理解されてるかというとされてない気がする。
私の理解では問題の本質はプロジェクト制そのもので、あれで台長と副台長に権限が集中しすぎた。あれは海部さんの海部さんによる海部さんのための組織原理で、普通の人が台長では機能しない。
理念としては、研究部の自律性を排除して執行部に権限を集中することで、柔軟に新しいプロジェクト等を進める、ということを目指したんだと思うんだけど、実際に起こったことは常勤職員と予算がプロジェクトに貼り付いたために予算・人員の移動、プロジェクトの終了への抵抗がものすごく大きくなったということである。
というのが昨今の色々な問題の根源にある。
まあだから研究部に戻せばいいというわけでもないけど、今の体制で台長別の人にすればなんとかなるという問題でもない。
これは貴重な人的リソースを無駄にしていると見るべきなのか、ビットコインのマイニングみたいにそれでも解いということには価値があるのか。
論文の「ハイライト」には Age-adjusted analyses found no significant association between HPV vaccines and occurrence of the 24 reported symptoms. とある。
論文の表3をみると、24個のうち14個では「ワクチンを打った群のほうが 95%有意で低い」、あとの10個は95%有意で違うとはいえない、となっている。
これ全部片側にずれてるわけで、差がない2つの集団であればある指標で ワクチンうった側が低くなる確率は 2.5%、1/40くらいである。
サイコロ2個ふって2つとも1になる確率は 1/36 で、それより小さい。 つまり、この論文では、サイコロ2個を24回ふって、14回1のゾロ目がでました がこのサイコロは真っ当です、と主張していて、それがレフェリーされて通っ てるわけである。
2.5% をとるのが気にいらない人は5%にしてもいいが、ありえないことには変わりない。
ちょっと集計方法を変えた表6では、13個では「ワクチンを打った群のほうが 95%有意で低い」、あとの10個のうち1つは逆に打った群が高い、となってて、やっぱり統計的に差がないとはいえない。(本来差がない集団でこういう結果になる確率は天文学的に低い)
「ワクチンという最善の医薬品によって病気を防ぎ命を守ることに可能な限り貢献したい」という「行動原理」から「接種者の方が未接種者よりも多く訴える症状は何一つありませんでした」という表現を使うことでデータにはバイアスがある、ということをあえて無視して書いたもの、ということになる。
つまりはワクチンは最善の医薬品という本人の信念が科学データの解釈より優先する、といっているようなものである。
引用: 首相がここまで焦っているのは、東京五輪・パラリンピックや衆院選を控え、「ワクチン以外に状況を打開する手だてがないからだ」(首相周辺)。
引用: 野党の反発が強かった入管難民法改正案の今国会での成立を断念したのも、「国会対応より、ワクチン対応に専念したい意図もあった」と政府高官は明かす。
引用:21日には新たなワクチンが承認される見通しで、政府関係者は「ワクチンが国民に広く行き渡れば支持率は戻ってくる」と首相の思いを代弁する。側近によると、首相は官邸での執務を終えた後も担当官僚の携帯電話を鳴らし、目詰まり解消に向けた指示を飛ばしているという。
高齢者にワクチンいきわたっても流行の収束にはならないけど、、、
イギリスはなんというか 下げ止まっていて増加のきざしがある。
ワクチンはもちろん重要だけど、それだけで全て解決すると思うのは現状では楽観的過ぎる。
引用:記述の通り、OELのアプリを使い始めるには、入国者健康確認センターから登録したメールアドレスに送られてくるIDとパスワードが必要になる。だいたい翌日に来ると聞いていたので、なぜかドキドキしながら何度もメールを確認して待っていた。
引用: だが、待てど暮らせど来ない。結局、自主隔離期間が終了した5月8日まで政府から何の連絡もなかった。毎日、来るはずだったメールによる健康チェックも、ビデオ通話による抜き打ちの連絡もなし。
引用: 唯一、最終日の8日午後7時前にスマホに電話がかかってきた。電話を取ろうとしたらすぐに切れてしまったので、すぐにかけ直したが「窓口は5時まで」との録音音声が流れるだけだった。
引用: 頭の中はクエスチョンマークでいっぱいだった。出入国時の2回の検査も陰性で、ワクチン接種も終えているとはいえ、海外からの渡航者をここまで放置していいものか。
引用:ほぼ同じ時期に別の支局の同僚も帰国していたため確認すると、「翌日にIDとパスワードの連絡と、毎日のメールによる健康チェックがあった」とのことだった。だがこうした水際対策も漏れがないようにしなければ意味はない。
空港での検査が抗原検査で隔離は自宅と。
給食そのままでは効果が薄いかもという気もするし、準備不足だったのではとも思うが、オンライン移行自体は評価できる。
日本から香港いくと、検査うけて陰性でも、21日間の強制検疫、陽性であれば病院で隔離。
引用:日本でも昨年から保健所の職員がクラスター潰しを行ってきたが、現在の香港では、「1つのビルで14日間に2件以上の新規感染者の発生、または1人でも感染経路がわからない事例が出た場合、さらに下水からウイルスが発見された場合」は一定地域またはマンション1棟だけを封鎖する小さなロックダウンを行う。
引用:そして、指定された地域またはマンションの住民全員にPCR検査を実施することで未発見の陽性者をあぶりだす。
これは非常に上手くいったと。経済を犠牲にしたかどうかは 香港GDP、1~3月は2010年以来の高成長-7.8%増というのが結果であろう。
というわけで香港はまだワクチン接種も進んでないけど、検疫と検査・隔離と営業時間や人数制限等の感染対策で感染ゼロを実現したと。日本の専門家もこういう例は知って欲しい。
引用:名古屋市の調査では、ワクチン接種後に起こるとされる様々な症状の出現率が、ワクチン接種者と未接種者との間で違うかどうかを、3万人の規模で解析しています。その結果、接種者の方が未接種者よりも多く訴える症状は何一つありませんでした。
これ、名古屋市の調査結果の問題点を明確に表現した文になっている。「接種者の方が未接種者よりも多く訴える症状は何一つありませんでした」つまり、接種者と未接種者で統計的に差がない、ではなくて、接種者の方が未接種者より少ない症状は多数あった、というのが結果である。
ワクチンを打つと健康になる、という仮説はとらないとすれば、接種者と未接種者ではそもそも健康状態の違いがあって、そのことが接種したかしなかったかに影響している、と考えられるわけで、つまりランダムサンプリングになってない。
ランダムサンプルになっていないデータからなにか結論するのは(なんらかの補正でもするならともかくそのままでは)×であろう。
この資料、ワクチンうった人に B.1.351 はどうかというデータもあって (スライド24)、OR=8.0 (信頼区間書いてない、、、)で B.1.351 は従来型よりワクチンうった人に感染しやすいと。但し統計多分すごく悪い。
引用: 「このままの案」とは、西村氏が午前7時に始まった基本的対処方針分科会で示した政府案を指す。群馬、石川、岡山、広島、熊本の5県を「まん延防止等重点措置」に追加するものだ。
引用: しかし、分科会では、委員から「手ぬるい」との異論が相次いだ。西村氏は閣議のために分科会を中座したタイミングで、官邸の判断を仰ぐことにした。閣議前の閣僚はふつう、着座して静かに菅首相の入室を待つ。額を寄せ合って立ち話をする西村氏ら3人の姿は、突発事態の発生をうかがわせた。
西村とても偉い。頑張れ。分科会はもうちょっと先までの検討と対策をして欲しいがそれはそれ。
イギリスでの B.1.617.2 (この記事ではB1.617.2 になってる)が 520, 1313, 3424 と週2倍以上のペースで増えているという記事。
Variants of concern or under investigation: data up to 19 May 2021
5/12から19 までで B.1.1.7 が 7066, B.1.617.2 が2111。その前の週は 9141, 793、その前の週は 6795,318、さらに前の週は 8466, 202(initial)。 B.1.1.7 との比率で2週間で6倍。
計算上はイギリスは来週くらいから急激な増加(来週はまだちょっとだけ ど再来週は1.5倍、その次はほぼ2倍)になることになる。ワクチン2回が30%、1回含めると50%超えてもインド株は増えると。
日本は検疫がザルだし変異株が増えてきても「現時点で面的広がりない」(西村のお言葉)とか寝言をいって対策をとらないので最大3ヶ月遅れくらいで同じようなことに。オリンピックのあとくらいか。
引用:マスクの着用など感染対策を全く行わない場合に、再生産数は従来株で2.5倍、イギリス株はその1.5倍、インド株はさらにその1.5倍となり、インド型の再生算数は5.625くらいになるという。 つまり、インド型は1人から5人に感染することを表している。
1.5 はちょっと過小評価じゃないかしら?週で2倍「以上」、2.4-2.5倍く らいになってるから1.7とかでも不思議ではない。まあいずれにしても R0で 6 とか7。
これをワクチンだけで抑えるには100%効果があっても最低で83%、90%しか効果がないとすると93%の人がワクチン接種しないといけない。イスラエルだってまだ60%。ワクチンうってない奴は外にでるなとかすればもうちょっと少ない数でもいけるが、、、
今の日本は英国型の既に 4 くらいある R0 をマスクと自粛で抑えこんでいるので、この上にワクチン載せれば抑えこめるが、それは現在の緊急事態宣言をウイルスが消えるか弱毒化するまで何年でも続けるみたいな話で無理であろう。
西浦さんの記事に戻ると、じゃあどうすればいいの?というと「西浦教授はこう話した上で、「現行では(対策の)オプションが残っていない」とも指摘した。」おい、、、今まだやってないことでRをさげられることをするしかなくて、ワクチン+頻回検査の組合せが必要であろう。
どっかのトンデモ記事かと思ったがそうでもないらしい。
こっちは記事で参照されてるサイエンスの記事。
引用:But they began to edge up in a few spots, nearly doubling over 4 years in room 305/2, which contains tons of FCMs buried under debris.
ということで4年間でどういうわけか中性子カウントが2倍になったと。
Any remedy he and his colleagues come up with will be of keen interest to Japan と書いてあって、そうならいいんだけど。
引用:「エクモなど治療設備が整っている大きな病院に転院になると聞いていました。しかし、病床が逼迫して、転院ができないと言われました。
引用:その理由の一つが、重症患者向けの病床は、回復の可能性が高い、年齢の若い方を優先しており、81歳の父は順番がなかなかまわってこないというものでした。父には昔から大阪市内の比較的大きな病院にかかりつけ医がいました。
引用:そこに転院したいという意向が当初からあったのですが、そちらも病床が埋まっていたようでダメでした」
その一方では 政治家の圧力に晒される大阪の医療現場 維新の府議は優先入院ということもあると。自衛するしかないわけで、、、
NHKサイトだと、東京の人出は大雑把に連休前が通常の半分、連休あけ以降が4割、というところですごく減っている。大阪はそれぞれ8割、6割、三宮は10割、9割で神戸は割と自粛効果低い。
これはもちろん1つの指標だけで全てではないけど、まあ人々の気分をあらわしてはいるわけで、東京で大阪・神戸ほどは状況が悪化していないのは基本的に自粛の効果であろう。気分の違いはマスメディアで知事がどんな顔して何を喋るか、それがどうつたえられるかにも依存していそうではある。
とはいえ東京は人出の連休前後の差分が小さいので、これからちゃんと減るかというと結構厳しいかもしれない。 B.1.617.2 の割合が増えるとまた東京も大阪も増えそう。
登録してないので全文みてないけどこの図は×である。軌道長半径は変化しないので楕円軌道になった時に円軌道に比べて近点は内側にこないといけないし、この楕円の焦点に太陽がない。
楕円の焦点に太陽がないことは、近点であるべき点で太陽にもっとも近く なっていないことから直ちにわかる。これ JAMのプレスでも使っててこっちは出典が書いてある(Flashなのでみれない)
Lancet の Correspondence なんだけど、どんなものなんだろう?
引用:Our hypothesis can be tested in a sensitivity analysis by estimating the effectiveness of other vaccines, such as those against human papilloma virus or hepatitis B.
で終わっている。
引用: 「ありゃー…コロナ対策を強化すれば(支持率が)戻ると思っていたのに、ここまで下がるとは。最近の菅総理はストレスが溜まっていて、もう常に不機嫌です。テレビに映るときすら、目はうつろで、ストレスはピークに達していますから、総理執務室では怒鳴り声が多くなっているんです」
引用: 「新型コロナウイルス基本対策分科会の専門家からも報告されているインド株は、英国株より感染力が1.5倍強いという衝撃的なものなのです。英国株がピークアウトしても、すぐさまインド株の流行を招くおそれも視野に入れておかねばならない」
引用: 新型コロナウイルス流行自体は政治の責任ではない。しかし、政府と専門家の意見が異なったとき、政府判断を躊躇なく変更してしまうリーダーには困惑せざるを得ない。新たなガソリンを注入してほしいものだが、「火に油を注ぐ」ような事態が続くのは、なんとも皮肉だ。
流行の拡大を抑えられてなくて経済への影響が大きいのは政治の責任ではない?東アジアの中で圧倒的に悪いわけで。
これ、少なくともこの著者達が集めたデータはスナップショットなので、各個人が時間方向にどう変わったのか、は分からないような。それぞれの個人について沢山出す短い期間があるのかも。
引用: 観戦に伴う人流についてはすでにコロナ対策として運用されているスーパーコンピューター「富岳」を活用し「私どもの方から都と国で協力してで人流のAIやスパコンを使ったシミュレーションができないか投げかけをさせていただいている。
引用: 大会の外側の人流を含めてはまだ一度も行っていないようなので、ここの懸念について科学的に応えられる取り組みを進めたいと東京都と相談をしている」と明かした。
エージェントシミュレーションとかだと伊藤君とこですかね。ご苦労さまです。
引用: 防衛省にさっそく取材を申し込むと、以下の回答がきた。 「現在、担当部署に確認している」
引用: マーソ社にも取材を申し込んだが、「担当者が不在で対応できない」との回答だった。
AERA はちゃんと防衛省にもマーソ社にも連絡してから記事にしたのね。マーソ社の回答が直ちに対応しますでなかったのはさすがに駄目すぎる気が、、、で、そういう回答をださせといてなんかいった岸大臣とか河野大臣とか安倍元首相とかも同様に駄目である。
引用: 防衛省は日経クロステックの問い合わせに対し「不具合かどうかを含めて状況を確認中」(報道室)としている。
引用: 予約サイトは防衛省から委託を受けて、健診などの予約受付システムを提供するマーソ(東京・港)が運営している。同社は日経クロステックの取材に対し「防衛省に聞いてほしい」との旨を回答した
やはり防衛省と請け負った会社の対応に問題はある。
5/18午前1時にはあった模様だが、、、
あれ、https://www.mrso.co.jp/lp/covidvaccination/今は復活している。
もちろん医療崩壊はして入院すらできずに人がなくなっているわけだが、 B.1.617.2 がきてさらに感染力が倍とかになってもそういう人がさらに増えるけど政治状況を含めてなにも変わらないい気がする。さすがにそれでは色々いかんのではという気も。
現在の、ゆっくりだけど新規感染者数が減っているイギリスで、この変異型だけ週に2倍くらいのペースで増えている。ワクチンが効かないのか感染力が高いのか両方なのかはまだちゃんとわかってないっぽい。
2014年は本気じゃなかったって?まあそうだけど、x86 がある限り本気にならない気が。
引用:イングランド公衆衛生庁(PHE)によると、13日時点で1313人がインドの変異株に感染している。5日の前回発表時の520人から2倍以上増えた。 英保健省は、「この変異株について、重症化リスクが増す、ワクチンが効かないといった確かな証拠は出ていない」としている。
引用:一方で、「今後出てくる証拠から、ワクチンが効かない変異株を抑制する必要があると判断された場合、経済的・社会的な制限を地域レベルで課す可能性は否定できない」と述べた。
なんというか、こういうふうに色々な可能性と対策を考えるのが政治というものだよね。ワクチンが全て解決するから後はなにもしない、では上手くいかなかった時にどうしようもなくなるわけで。
引用:大阪府の吉村洋文知事は11日、新型コロナウイルスの重症患者数が、府が確保する重症病床数を超過する状態となっていることについて「変異ウイルスによる感染拡大や重症化の速度を十分に予測できなかった反省点はある」と釈明した。
引用:現在、確保した病床は356床まで増えたが、患者数の増加には追いつかず、自宅で死亡するケースも増えている。吉村知事は記者団に「変異ウイルスの感染力は強いと一般論としては理解していたが、データがなく、十分な予測ができなかった」と述べた。
遅くとも2月の中旬以降(つまりは吉村知事が緊急事態宣言解除を要請していた頃だが)には変異型の特性もそれが関西にはいっていることも十分わかっていて簡単な算数で影響が予測できたわけなので「データがなく」は大嘘である。
Fast convolution with free-space Green's functions これが Vico-Greengard-Ferrando
えーと、どういう原理かというと、ポアソン方程式のグリーン関数を、無限まで届くものじゃなくて箱の対角線くらいの長さで切れるものに置き換えて、これと実密度のコンボリューションを波数無限までのフーリエ変換で形式的に解くんだけど、
実際には有限波数で元の密度は切っていいから結局普通のFFTで計算できちゃうと。
おお、これは確かにすごい。形式的には PM^3 と組合せもできそうだけど、、、
Remark 1. The approach described here is both elementary and quite general, but seems to have been overlooked in the numerical analysis literature. がなんか強い。
要するに首相は自衛隊がやるといったけど自衛隊には接種の作業その他ができる人が必要な数いないので外注になったと。さすがにこれは首相と担当相が無能な気が。
医療の現場での「ムダ」を削減してきた結果既存の資源で接種する計画を立てられなくなったということでもあるだろうし、大量検査とか「できない」といってきたことの当然の結果でもある。
で、ここで政府がお金かけてでも頑張るべき、といっても、そうすると95%中抜きなところにお金がいくのではとか皆さん思うよね。
そういえばここには参加申込方法書いてないですね。TENNET他には流れてるけど。
空間1次元だとなんかできそうではある。配位空間と速度空間で違うスムージング長にしたそうな気がする。多次元だと粒子再配置のアルゴリズムが問題か。必要な分解能にそいつつあまり変じゃない形で空間を埋めたい。ランダムなゆらぎ+反発力とかかしら。
2次元移流を考える。y方向にデータが並んでいると、x軸方向の移流はそのまま計算できる。y方向はそうはいかない。といって、並べかえはコストが大きい。
16x16のデータをロードして、64回のSIMD命令で転置。転置したデータについて移流計算する。
普通に書く:5GF/CMG くらい。vz 以外: SIMD化で150-200GF。そのまま vz だと 17.9 くらいしかでない。並べかえると200GF。
A64fx は unaligned でも速度でるのが売りだったのではということで質問したら、普通にやるとやはり遠くをアクセスするので遅いとのこと。
こわそうな人が一杯いて厳しい質問をしていた気が。お疲れさまでした。
8時間で切れて再ログインがパスワード+なんか質問回答でしかも何故かブラウザが回答のほうをパスワードとして記憶してくれるのかパスワード毎回いれないといけないのっていかがなものか。
ブラジルでシノバックのワクチンは高齢者の死亡数を減らすことには貢献しているのようであるという研究の紹介。
集団免疫にちゃんと貢献するのかどうかはそもそもシノバックは微妙だったりすることもあってよくわからない感じ。
ワクチンそもそも接種してから半年間くらいしか有効でないかもしれないとかなのに全員接種に半年以上かかるでは話にならないわけで。
引用:「来週より、順次、全国の自治体で本格的な接種が始まる。今月24日からは、東京、大阪の大規模接種センターでも始まる。
引用:その後、1日100万回の接種を目標とし、7月末を念頭に、希望するすべての高齢者に2回の接種を終わらせるよう、政府としては、あらゆる手段を尽くし、自治体をサポートしていく」
これ、1日100万の目標をいつまでにってのはなくて、さらに「7月末を念頭」で、「7月末までに終わらせる」ともいってないと。なんかすごい。
引用:神戸市によりますと、市内の病床数がひっ迫しているため、感染した入所者は原則、施設内で療養していて、亡くなった25人のうち、医療機関に入院したのは2人だけだったということです。
大阪があれだと神戸も破綻するわけで、大阪なんとかならないものかしら。
「長期的には、国民の多くがり患するものである」「感染拡大を抑えて、流行のピークを遅らせ、医療体制の整備やワクチン製造の ための時間を確保する」(p.3)、
「新型インフルエンザ等が海外で発生した場合、病原体の国内への侵入を防ぐこ とは不可能であるということを前提として対策を策定することが必要である。」(p.5)
つまり、いまでもはじめから水際対策も国内での感染拡大防止も不可能である、という前提で考えてるように見える。
引用:先月14日に最初の感染者が確認され、市の保健師らが施設内の感染対策を助言しながら、調査を進めている。市内では感染者が急増して病床が逼迫し、患者の多くは施設内で療養していたという。
神戸市長田区。神戸も入院とか不可能なのは大阪と同じ。
引用:大規模な検査態勢を整備しているデンマーク そして大きかったのは、大規模な検査態勢をかなりのスピードで整えたことだ。 検査には、PCR検査と、20分ほどで結果が届く簡易型の抗原検査(鼻からの検体採取)の2種類が<あり、検査はすべて無料。
引用:政府は国民に対し、週に2回の検査をするよう推奨していて、1日に50万人以上が検査を受けられるよう、全国に検査所と人員を一気に配置した。
これはデンマークについての話。
ところが、記事の最後に 「編集部注:専門家の間では、感染確率の低い無症状の市民に幅広く検査をす ることは感染対策として有効ではないという見解がデータに基づき示されてお り、BuzzFeed Japan Medicalもその考えに基づき報じています」とある。で、
無症状の市民に幅広くPCR検査をやるのがマズいわけなる記事へのリンクが。
ここでまずい理由としてあげられているのは、「週5%」の検査では大した効果はないという研究。これは当たり前で、その10-20倍くらいはやらないと大した効果はないことは四則演算くらいができればわかる。
要するに、ここの議論はナンセンスで、バズフィード・ジャパンはナンセンスな根拠で成功している外国の政策を批判しているわけである。害悪である。
もうひとつ、「検 査を増やせば新型コロナ感染者を減らせる」は正しいのか? 疫学の専門家に 聞きましたについてはこれからの連ツイに書いたとおり。
大阪では把握できているだけで感染者の数が病院のキャパシティの10倍、ホテルとかをいれても4倍とかで完全に対応は崩壊している。これは病床が少ないせいではなくて、行政の対応が遅いせいである。
アストラゼネカどころかファイザーでも集団免疫厳しそう。イスラエルとか先行したところでがこれからどうなるかがまずは問題か。
ヨーロッパ各国がワクチン進めながら検査強化も並行して進めているのはこの辺見越してのことだろう。ワクチン一点賭けはリスクが大きすぎると。
そういう意味ではまともな封じ込めができてるならワクチン遅らせるのは必ずしも悪いとはいえないと思うんだけど、できてないから、、、
テストに回すリソースがあるならワクチン接種に回せ、という「選択と集中」な主張も散見されたり。リスク制御という概念がなさそう。
「理事たちに呼び出された真は、スター教授・岸谷(辰巳琢郎)の論文不正を告発した非正規研究者・みのり(鈴木杏)に接触するよう命じられる。」「真(松坂桃李)の説得が失敗し、元カノで非正規研究者のみのり(鈴木杏)は、岸谷教授(辰巳琢郎)の論文不正を世間に告発」というあらすじとのこと。
現実で広報にそんなの回ってくるかという気もするが、まあ隠蔽的なことは色々あるわね。
引用: 「再延長の議論は官邸で完全に二分状態です。医療専門家や田村厚労相、西村経済担当相の見解は再延長派です。菅首相側近は宣言で強い休業措置を続けると経済が持たない、という意見が依然、強いです」(政府関係者)
西村は比較的には正気であると。
ワクチンは1日100万になって半年かかるわけで。
台湾におけるコロナ対策は何が有効だったかの分析。検査、接触者追跡と 隔離だけだとRを2.5 から 1.5 程度、マスク、個人衛生、社会的距離等は 2.5から 1.3程度に減らす効果があったという見積もり。
日本でもマスク、個人衛生、社会的距離等の効果はこれくらいな気が。つまり、それだけでは足りない。これははじめからそうだったわけで特に英国型とかインド型とかが卓越する今後は一層そうである。ワクチンいつのことかわからないし。
引用:緊急提言は、三木谷氏ら新経連幹部や京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授ら有識者が4月28日に発表した。首相が目指す高齢者接種の7月終了には、1日80万回の接種が必要と指摘。首相の下に民間有識者らによる助言機関を設置し、制度設計を進めるよう呼び掛けている。
えーと、これは、三木谷氏や山中伸弥教授は誰かと違って割算ができる、ということを神戸新聞はいってるのか?
引用: 株式会社メディカルノート(東京都港区:代表取締役CEO 梅田裕真、代表取締役 井上祥/以下、メディカルノート)は、医師や各界の専門家と共に、新型コロナワクチン(以下、コロナワクチン)に関するインフォデミック対策を実行するチームとして、
引用: このたび新型コロナワクチン公共情報タスクフォース(座長:衆議院議員 医師 自由民主党新型コロナ対策医療系議員団本部幹事長 今枝宗一郎)を設立したことを、新型コロナワクチン公共情報タスクフォースに代わりお知らせいたします。
これ、主語と目的語が分からないんだけど、新型コロナワクチン公共情報タスクフォースを設立した、の主語は株式会社メディカルノート(が医師や各界の専門家と共に)であるように読めるけどお知らせするのは「タスクフォースに代わり」なの?
民間企業が作ったものが「公共情報タスクフォース」とか名乗ること自体が情報を混乱させていると思うが、、、自民党とはつながってても政府との関係は表にでてないみたいだし。