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つっても、非公開のを別につけているわけではない。
Copyright 1999- Jun Makino
2021/07 2021/06 2021/05 2021/04 2021/03 2021/02 2021/01 もっと昔私のことをコロナの専門家だと思ってる人はいないと思うけど何を研究してるか知らない人は多いかもしれないがこういうこともしてますみたいな。
引用: 丸山知事は、東京五輪・パラリンピック組織委員会が23日夜に都内で開いた国際パラリンピック委員会(IPC)関係者の歓迎会を疑問視。全国で感染拡大が続く中での開催に「われわれと同じ水準で感染対策をしようとしているとは思えない」と指摘した。
引用: 児童や生徒に東京パラリンピックの観戦機会を提供する「学校連携観戦プログラム」を含め、感染対策を巡る東京都の一連の対応が国民の反発を招いていると主張し「そんなことを平然とやっている人たちと一致結束しているつもりはない」と述べた。
で、もちろん一番強い対策が必要なのも、住民が一番厳しい対応をして接触を減らしているのも東京都である。行政トップが機能していない。
機能していない人はやはりそこにいるべきではないと思うが、そういうことを起こす仕掛けってないんだっけ?本人がやめるというまでいじめ倒すとかではいかんわけで。
「高齢者施設等への集中検査」のデータはあって、陽性率低いんだけどこれもやっぱり8月にはいってからも増えてる。但し増えかたははちょっと小さい。
大学でもやるって書いてあるけど、駒場でやったらみんなオンライン講義なので学生集まらなかったと風の噂に聞いたような。
いえることは、これから1ヶ月感染しないことを最優先にしないと危ない、というくらい。ワクチン信じるならまあそれはそれ。
とはいえ、データが示していることはこうなんだけど信じ難い。どっか間違ってない?
書いたことは結局8/6 の ここから書いたのを詳しくしただけでなにも変わってない。
色々な人口分布とか考えて、「すでにピークアウト、ないしはそれに近いかも」」という可能性を 追記した。 既にピークというのもなんかもう駄目感はある。
クラスタ拡大を防ぐのはオリンピック方式で全員検査するしかなかろう。
東工大の職域接種は来週からだそうで、早いところと比べると2ヶ月遅れ。
「3か月前の情報は従来株の情報です。 現在猛威を振るっているデルタ株に は当てはまりません。今は三密でな くても一密でも感染の可能性がある と認識ください。」
「3か月前の情報を基に色々と話をする のは、「若者には感染しない」と 言って「渋谷・新宿で飲み歩く若者 と同じ」と考えて欲しい。」 全くその通りでございます。
既に上手くいってるところから latexmkrc をコピーする。あとメニューからコンパイラを latex にする。
4月の大阪は、というのはそれはそうだけど、それは吉村知事が最悪の時 期に緊急事態宣言を解除して次に宣言要請するのが著しく遅れたからだけど、 今の東京は7月12日に宣言だしたのにそのあともう1ヶ月半感染拡大が続いている。
行政の検査はおそらく飽和していて、数の推測はサンプリング検査とかに頼るしかなく、そちらは指数関数的増加が続いていることを示唆している。
なので、明らかになにか対策が必要なのに、首相は「圧倒的にうまくやっていると自賛」中なわけで、国政が機能していない。総裁選やら総選挙やらが終わるまでどうしようもないんだろうか?
従って、どんどん検査して感染者を分離するべきである、となるわけだけど、、、そんな機械も試薬もないとかいうなら中国から輸入すればすむ気が。
先週までのデータと比べると 8/2, 8/9 の週データが追加されてて陽性率 が若干さがっているが、指数関数的増加の傾向はかわらない。
つまりは、新規陽性者が40000人くらいであまり増えてないとかいってもなんの意味もなくて、「おそらく8月にはいってからも本当は指数関数的に増えている」ということになる。
同じ増加速度で東京都の検査陽性者数が増えてたとすると今週は8月始めの4倍、1万6000人くらいで、実数はその3倍あたりで、「毎日」3万と6万の間である。 ほぼ 8/6に書いた通り。
実際にこういう集団免疫が視野にはいってくる感染割合になると、「東京都」を均一な箱と見るのは無理で、感染率が高いところから飽和していって全体としては増加率が下がってくることになる。これはそろそろ起きてもおかしくない。
もっとも楽観的なシナリオは、そうなって一部が飽和することで全体として感染収束にむかうことだが、そんな上手いこといきますかねみたいな。まあ要するに都心に住む/勤務する若者から中年の多くが感染したら、ということだけど。
実際、都のモニタリング会議の 資料 (スライド5)でも、わかってる感染経路の家族以外の大半が職場と施設である。
これはつまり会食とかでなくて学校とか職場とかで感染が広がっている、ということで、拡大を抑えるには通学とか通勤自体を減らすのが有効、ということになる。 これを個人レベルで実行するのは職を失うとか進級できないとかになるわけで、組織、ひいては行政の対応が必要ということになる。
職場・学校でもちゃんと対策すれば感染しないはず、と主張する人もいるわけだが、これに対する反論はデルタ株は今までの対策では全然駄目だ、ということになる。マスクの性能や換気の程度を抜本的に強化しないといけない。
あと、そもそも東京の基本再生産数は大阪とかの他の大都市に比べても大きい、というのが、これだけ人流を抑えていても感染が拡大している、ということからわかる。 大きい要因はなにかというのはちゃんと理論的に理解されてるんだろうか?
可能性は色々ありえるが、例えば職場や学校が広い範囲から人を集めていることとか、 そもそも通勤・通学で広い地域からの多数の人と接触することであろう。
現在学校は夏休みでこの状態なので、夏休みが終わると一層感染が拡大すると考えられる。実際、去年は9月の初めから全国的にも東京でも実効再生産数が増加している。従って同様なことにがこれから起こると考えられる。
でもこれ緊急事態宣言解除したらなんにもならないよね。検査拡充とか他の手段がない限り。
「臨床統計学を専門とする医学部教授として新型コロナの抗体に関する研究に携わった立場から「候補者の中で唯一のコロナ専門家」と強調。」という書き方は新聞記事としてどうなの?抗体に関する研究に「関わった」だけでテレビにでてデルタ株にも効果ありと論文に書いてないことをいった人だよね?
まあ、サンプリングなので感染者が少ない時にはノイズが大きいのは当然で、予兆をつかむのには適した方法ではない。むしろ、通常の検査が飽和してもサンプリングは機能する、というところに意義があるとわかってしまった、ということかも。
でもって資料の式の指数の符号が間違ってるとの指摘が。確かに間違ってた。
これは B.1.526 (イオタ株)の話なんだけど、その辺わりとどうでもよくて、大変なのは今年の4月までで(つまりデルタ以前で)ニューヨーク市の人口のおそらく4割程度が感染したであろうという見積もり。これは、モデルから色々やると発見した割合が1/3くらいということだそうで。
ニューヨークはデルタの感染拡大はピークにきたようにも見えるんだけ ど、、、感染した人でもかまわずワクチンうってるよねこれ。成人だと人口の3/4に1回は接種とかだし。
ワクチンパスポート的な話だけど有効期限つきにしないといけなさそう。
今の東京の日5000人くらいというのは(若干人口違うにせよ)ニューヨーク市の最悪な時の日6000人と同じぐらいになってるわけで「東京はニューヨークのように」「なった」である。
「政府分科会の尾身会長は実際の感染者数が公表数よりも多いとした理由について、「検査の供給体制が間に合っていない」ことと「無症状者が積極的に検査を受けようとしない」点を挙げました。」いや濃厚接触者に数えないからでしょ?
つまり、自分の発言が誰相手のものかわからなかったのか。
-Wshadow であるとお教えいただく。ありがとうございます。やっぱりちゃんと -Wall で通るようにしとかないと駄目ですね、、、
西浦さんのこれの話。
もちろん、学校夏休みの効果とかもあるとは思うけど、東京都の中でも場所によって感染率2-3倍とかは違うわけで、感染率が高いところの20代って結構飽和してきてるかも。
こちらは今日 政府、緊急事態宣言拡大を検討 対象は京都・兵庫・福岡 -- コミュニケーションがとれてない感。
東京都の場合、65歳以下人口が1060万、そのうち2回接種終わったのが 8/14 現在で 140万でまだ15%くらいで、これが40%くらいになるとRが減る効果はでてくる(one box モデルならほぼ 1-接種率)けどそれはあと600万接種必要で多分少なくとも2ヶ月かかる。
その間に感染拡大は進むところまで進む。
引用: ーー今後、新型コロナはどうなりそうでしょう?最後の波になりますか? 感染症は際限なく広がることはないですから、どこかで収まります。完全に収まるかどうかは、変異や免疫からの逃れなど、ウイルス側の動きもあるのでなんとも言えません。
引用:人間に都合よく変異する場合もあるし、人間に都合悪く姿を変える場合もあります。そこは読めないところです。楽観的なことばかりは言っていられなくて、備えはしておかなければなりません。
ちょっと何をいってるのかわからないが、放置したらちゃんと免疫ができるとして人口の大半が感染するまでいくけど、それをもって「どこかで収まる」といってる? で、それに何をどう「備え」るの?なにこれ?
引用:ーーペルー由来の変異ウイルス「ラムダ株」はどこまで広がりそうですか? 現時点ではわかりません。アルファ株の時もみんな心配していましたが、結果的には大したことはありませんでした。でもそうこう言っているうちにデルタ株が出てきたわけです。
4月の大阪は大したことなかったのか?基本的に、全員感染して相当死者がでて山のように後遺症が残ってもまあそれはそういうものだ、医療システムが崩壊しない程度に重症者を抑えればいい、という立場なのね。で、大阪すら見えてない。東京しかない。
津波は天罰 --- 石原慎太郎 新型コロナは鉄槌 --- 岡部信彦
個人としてみると、接種したあとの感染リスクがアストラゼネカは3倍近いわけでそんなの接種するか?という話になる。
日本でもようやくワクチンの効果の実データがでてきた。国でも東京都でもなくて和歌山県であるところが日本の現状を表している。
引用: 県が第5波に入ったとみている7月11日から8月10日までに発表された感染者568人のうち、25人がワクチンを2回接種していた。25人中無症状者は7人(28%)。人工呼吸器を装着するまで重症化した人はいないという。
引用: 一方で、ワクチン未接種者は498人で、入院時に無症状の人は108人(約22%)だった。県は、ワクチン接種で発症や重症化のリスクが抑えられているとみている。
引用: 県によるとワクチンの接種率は、65歳以上の高齢者(約31万人)で2回接種が約86%、1回接種が約88%。全体(約95万人)では1回接種が48%、2回接種が約38%だという。
単純にオッズ比的なものをだすと、(全体での人数を使うとして) (25/38)/(498/52)=0.07 で、ワクチン接種で感染を93%抑えたことになる。 但し、これは年齢依存をいれてないので2-3倍効果を過大評価しているはずで、 実際には 85-90% くらいであろう。
これは、イスラエルやイギリスの初期のデータと矛盾しないもので、まあなので時間がたつと同じようになることが予想される。ワクチン接種率は日本はイスラエルの大体6ヶ月遅れなので、11月か12月くらいにはワクチンの効果の減少が顕著に見えてくる。
もちろん日本の現在の問題はそんな先の話ではなくて東京でこのままでは来月には非線型段階で感染者で集団免疫までいきかねないというところである。ただちに対応が必要な段階(に先月からある)。
しかし、私はたまたま発熱とかは軽くすんだ(でも実は、、、)んだけど、周りの様子を聞いてるとモデルナまた半年後とかいわれたら結構嫌だよね。
なぜ日本人はモデルナで発熱するのか…ファイザーの2~3倍 2回接種後に感染も -- 記事読んでも「分からない」としか書いてない。あと、「2回接種後に感染」は6月末まででほぼファイザーのデタラメであろう。
引用: 「頑強な自衛隊の方でさえ、4割が病休したのはちょっとショック」。ワクチン副反応の調査を担う厚労省研究班の代表、伊藤澄信・順天堂大客員教授は、副反応検討部会で率直にそう述べた。モデルナの調査は自衛官を中心に行った。2回接種後、4割が「仕事にならない状況」だったという。
引用: 伊藤氏は「日本人のデータで、これほどの違いが出た原因はわからない。ファイザーとモデルナは有効性の指標にも、それほど違いはないのだが」と首をかしげる。
引用: 検討部会では「モデルナの国内治験の結果でも、海外より発熱者が多いとあった。海外ではかなり、解熱剤を前もって飲んでいるとか、体重の違いという意見も審査段階であった」と明かす委員もいた。
ということで推奨されてないが「解熱剤を前もって飲んでいる」が意味があるかもと。
(「あなたを災害です」にしようかとおもったがやめた)
会社からのプレスリリース。
まず第一にこれ HLG 用の翼型で、ゼロ揚力付近であまり抵抗も風圧中心移動も大きくない必要があるのでキャンバーが小さい。それに、石井さんが書いておられるように大型のHLG用で(HLGとしては)高いレイノルズ数向けで、(低レイノルズ翼型としては)厚翼で前縁があんまりとがってない。
火星探査機の設計目標っておそらく必要パワーの最小化で、つまり揚抗比ではなくて滞空数(Cl^1.5/Cd)を最大化するべきであり、さらにゼロ揚力付近の特性が特に問題ではない(そんなパワーはない)ので、最適な翼型はもっと薄くてハイキャンバーなものである。
こ の辺見ると昔の翼型である BE6356 あたりでも多分 Ishii 翼型より滞空数はよい。 これは Ishii 翼型が悪いという話ではなくて設計目標が全然違うという話。
まあなので、F1A/B あたりとか F1H 用の翼型も探索空間にいれたほうがいいのではと思ったのでした。
ワクチンだけが効果があるといっちゃった手前引っ込みがつかなくなってるんだと思うけど、まあ、この辺、他山の石としましょうみたいな。とりあえず今のワクチンでは集団免疫は達成できないというのが大体明らかになったわけなので。
とはいえ教訓はなにかというとまあ何が正しいのかちゃんと定量的根拠も含めて検討しましょうくらいかな。あと引っ込みがつかなくなったとかではなくてちゃんと正しい考えをとろうとか。
同時にオープンするのは200個くらいだったので処理すんだのをクローズすればそれですむ話であった。
東京の緊急事態宣言1カ月…コロナ自宅療養者2万人に迫る、容体急変の死者3人 小池知事「若い人も基本守って」 -- まず都が検査・分離と外出制限・休業補償の基本守って。
いや確かに自分の身は自分で守るしかない段階で、皆様そうして欲しいわけですが、お前らがいうかそれ?なんかしろよ、と思うよね。
7月8日に12日から緊急事態宣言出すといって、それから2週間たっても減速しなかった時点で制御不能というならともかく。まあそこでオリンピックだからそんなことはいえなかったということだとは想像できるが。
つまりは、オリンピックは東京で(そして全国的に)従来の方法では制御できなくなった感染拡大をさらに2週間放置させる効果があったということになる。まあだから1日でも早く中止するべきだったわけで。
今になって制御不能なので個人で、とかいいだすなら、せめて1ヶ月前にそういうべきだったわけで、それで仮にピークアウトしたら感染者を 1/5とか1/10 に抑えられたはずである。要するに、都とその「専門家」には被害を10倍近くに拡大した責任はある。
C はまあ設計が基本的に配列のことを考えてないというかポインタに対する syntax sugar みたいなものだからしょうがないとして、もうちょっと最近の言語は何故?みたいな。
死者数の統計も当面信用できないかもしれないと。
引用:菅義偉首相はかねて「国民の4割がワクチン接種を1回終えると感染者が減少する」との見方を周囲に示してきた。ただ、4割超となった現在でも感染拡大が収まる気配は見られない。国民の多くが抗体を持ち流行が収束する「集団免疫」の達成も「当面は困難」との見方が政府内では強まっている。
これもわかりきっていた話である。
引用:一方、宣言対象都府県の知事からは、飲食店への要請を中心とする感染対策の限界を指摘する声が上がる。大阪府の吉村洋文知事は9日、西村氏とのテレビ会議で「今まで通りのやり方でいいのか」と疑問を呈し、神奈川県の黒岩祐治知事は旅客機や電車の乗客数制限を提案。
引用:千葉県の熊谷俊人知事は会議後、記者団に首都圏全体で大規模施設の休業要請を検討すべきだとの考えを示した。
吉村知事だけ中身がないのはまあそういうものだろうという気がするが、それはそれとして休業要請は必須であろう。
特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員って、上昌宏氏理事長のところか。
理論の解説は私が書いたこれとか。
「2020年は「東京で1日の新規陽性者1300人以上」というニュースでしめくくら れる、コロナウイルスの拡大に政府・都が適切に対応できないことが明らか になった1年でした。 」が書きだしで、この後1月7日には2520人でピークになったんだけど今はさらにその2倍か、、、
東京は1日5000、大阪は相変わらず1200以上数えられない、というふうに見えるし、どうなることやら。
NHKのグラフとか見ると人出は1月の緊急事態宣言のあとに近いところまで減ってるし、ワクチンの効果もそれなりにあるはずなんだけどデルタ株がすべて吹き飛ばした感じ。
大阪はまだ人出が多くて、逆にいうと減る余地があるしようやく減りだしているんだけど、東京はもう随分減っててこれ以上どうやってみたいなところがある。
引用: 全国の2万9000人を対象に血清検査を実施したところ、最大かつ人口の多い8つの州で70%超が新型コロナに対する抗体を保有していた。
引用: インドでは新型コロナ感染の第2波で医療システムが崩壊した後、1日当たりの新規感染者数が減少している。28日の発表では、新規感染者数は4万3654人、死者数は640人だった。5月7日に報告されたピークの41万4188人から落ち着いた。
ワクチンとは無関係に人口の 7割が抗体ができている、つまり感染したと。 一方で公式の統計では累計の感染者数は 2% ちょいなので、30倍ほどのずれがある。死者には10倍程度のずれがあるようなので矛盾してないかもしれない。
これだけ感染しても繰り返し感染するとかがあると収束にはいかないと。
引用: 道ですれ違っただけで感染するようないわゆる『空気感染』は起きておらず、
引用: これまで個人で行ってきたマスク着用、換気、3密の回避などの対策を今まで以上に気をつけてやってもらう必要がある」と指摘しました。
結局「個人が気をつけろ」というだけだが、それでは限界がある、というのが現在の状況であろう。政府としてもこれをする、みたいなのをださないと、、、
というか1文字で足りるわけないから当然先のことは考えてあるだろうと思ってたら違ったのか、、、
大変綺麗というか不思議なところがあまりないコードで素晴らしかった。
とはいえ連星の取り扱いをなんかいれたい。球状星団とは違って タイムスケールの幅は狭いんだけど、3桁くらいは変わりえるので なんにもしないと結構遅くなる。
計算スキームとしては他の粒子による摂動は考えなくてよくて、 太陽重力だけある制限3体であると。太陽重力による古在機構(フルの名前が書 けない)ははいらないといけないとして、1周期程度を半解析的に計算する 速い方法ってなんだろう?
引用: だが、現状はどうか。菅義偉首相は五輪と感染拡大の因果関係は「ない」と明言したり、感染者が増加している局面で「人流は減っている」と主張したりするなど、国民の警戒感を緩めるような発言を連発。懸念を強めた専門家が民意を意識し、発信役になっているのが実情だ。
これは正しくて、要するに首相の「現状で問題ない」というメッセージが正しくそう理解されている。そんなメッセージがでてきていいかというともちろん駄目だが、それはそもそも首相の現状認識にに問題があるということではないか。
k値も批判はされてたわけで、批判を無視して使い続けた大阪府知事とかメディアの問題ともいえる。
single voice であるべきという主張の問題点は非常に簡単で、それで多 くの人が間違えてて嘘の主張を正しいとして社会に向けて情報発信したらどう するの?ということである。
ちゃんと議論とか研究を進めていけば「いつかは」「正しい」意見が通るかも しれないし、色々な理由でそうならないこともないとはいえない。 後者はもちろん社会的に重要な(従って複雑な利害関係がある)問題で起こりやすい。
さらに、 single voice であるべき、という考え方そのものが、他の意見を抑圧することになる。これは科学の発展を阻害する。
例えば IAU で銀河中心までの距離は IAU 公式では 10kpc とか 8.5kpc とか決めて改定しているけど、これは現在までのところ色々な研究を総合するとこの距離、という程度で「これが正しい、他の数字は反科学である」というものではもちろんない。
でも、社会に対する発信はこれ、とすると、それに反するものはわりと容易に「反科学」とみなされるわけで。
なので、そういう問題を回避するためだけにも、例えば学会の公式見解を持つことはよいとして、他の主張を抑圧してはいけない、ということになる。
間違った主張が社会に与える影響はでは無視していいのかというとk値のように無視できないわけで、それはちゃんと批判しないといけないということである。
まあ、現在の菅首相のように、専門家委員会から忖度しない人を追放してもまだ駄目なのでシンクタンクに自分の聞きたいことをいわせるとか、指定したパラメータで計算させるとかいったことも起こるわけで、これも批判するしかない。
批判しても聞かないわけだがその結果は国民が受け取ることにはなる。
とはいえ立憲民主の人気のなさがあまりにあんまりなので政権交代とかな さそうなのが、、、綱領みてもなんかふわっとした言葉が並んでるだけで、これでは無理な気もする。
維新だと、言葉だけ見 ると「既得権益と闘う成長戦略」とか「受益と負担の公平」とかもっともらし いよね。実態が全く逆なのが問題だが。
とはいえ固定した支持層がない維新が何故伸びてるかをちゃんと検討して対策せんといかんのではという気が。
どっかの医者がワクチン打ったから大丈夫みたいな感じで酒盛りしてる写真をツイッターにあげてた気がするが。
あと、今度は「ワクチン打ったあとのコロナは風邪と同じ」的な言説が早 速でてきているが、そんなことはなくて重症化を防ぐ効果もイスラエルでは低下中とのこと
「ワクチンで万全」みたいな言説が既に否定されている根拠を持ち出すのは何故なんだろう?単に情報が遅いということではあるが新しく情報をみたくないんであろう。こういうのは、別に人を騙す意図はなくて自分が騙されているんだろうとは思う。
こういうのね。
その結果東京・日本がどうなろうとIOCの知ったことではないだろうし。
キーバインドの変更が上手くできてない気がするが、とりあえず関数呼んでる行で M-x find-tag RET で移動できたからまあいいか。pop-tag-mark で元の場所に。
引用: 梅屋氏は、記者団に対し「アメリカなどでは『デルタ株』は増えているが、ワクチンを接種した人が非常に多く、重症化リスクがかなり減るので、注意しながら経済活動は再開しつつあるとデータに基づいて説明した。
引用:ワクチンの有効性は、時間がたつと徐々に落ちてくるのではないかという報告も出ているので、追加接種という可能性もあるだろうと説明した」と述べました。
いやその、アメリカは各州制限解除しちゃった結果新規陽性者が1ヶ月で10倍に増えて死者もそれにつれて増え始めているのでこれからどうしようというところだと思うんだけど、、、データが1ヶ月くらい遅れてるのか?ヨーロッパ諸国は制限強化にかかっているし。
まあ、何を首相が聞きたいかはよくわかっている人なんであろう。
官邸前に集まるのもよろしくないよね。官邸とか首相アカウントにメンションするとか?
超絶ポジティブ思考…!?菅義偉首相「私はできる」自信の源のナゾ
引用: 厚労省キャリアは、疲れ切ったようすでこう言った。 「人流は減っている。国民にワクチンが行き渡る。特効薬もできた。首相は本気で、そう信じているんです。…もう、お花畑といわれても仕方ないですね」
引用:二階俊博幹事長は3日、「国民の間にも党内にも、続投してほしいという強い声がある」と、菅首相を支持する発言をした。そして、菅首相のこの自信の源はなになのか。それが幻想でないことを祈るばかりだ。
つーか幻想だよね。
感染者 (I)の最大値は5%くらいで、これは1日の感染者数としては人口の 1%といったところであろう。つまり、東京ではピークで1日10万くらいまでは 増えることがありえる。
これは全部発見したとしてで、例えば 1/3 発見したとして3万、今の6倍 である。これに8月末から9月中頃に到達して、あとは自然免疫で減少する。
感染者が入院が必要な期間が典型的に2週間とすると、感染力を失うまで の3倍だとして最大で「人口の15%」が入院が必要になる。今が本当は1-2% で ある。実際には自宅療養、調整中、入院合わせて3万くらいで 0.3% で3-5倍違う のは無症状とか見落としとかを考慮すると妥当であろう。
国・都の対応が今のままだとそういうわけで1ヶ月後くらいに感染者がピーク、今の5-10倍で、重症者が国の規準で1万人、そこからゆっくり減少。都民の半分が感染、ということになる。
ワクチンも100%有効ではないので long hauler にならないため感染避けるしかなくて、それにはこれから2ヶ月疎開するか可能な限り家にこもるかである。
まあ都民の 1/3 くらいがすごく頑張ると R<1 になるので破綻しないかも。 何かこう既に国家とか秩序とかがない状態になっている。
これは本来最悪ケースで絶対おこってはいけないシナリオなんだけど、現在のところ一番ありそうなシナリオになっている。
いうまでもないが重症化したら死ぬ。しなくてもどれくらい死ぬかわからない。
おこっていることが現実とは思えない。2011年3月12日15時36分の映像を無限リピートでみているような、、、
菅直人は状況を理解して対策しようと努力したが菅義偉はこの状況でもなにも対策していないという違いはある。
なんでも細かく記録を残す、という官僚機構の本能というべきものが破壊されたみたいな。
親がもってて子供の時に読んだ気が。都筑卓司専門はわりと本当に統計力学なのかな?
太平洋戦争中の「修身」の教科書に「能率」という言葉がでてきた。定義 は「能率とは、最小の労力で最大の効果をあげることである」であった。これ に「何となく間違いな感じがした」という話。以下ちょっと引用
引用: さて、いつ頃のことかははっきり覚えていないが、この 修」の教科書に「能率」という言葉がでてきた。定義好きの教師は、 早速黒板に書いた。「能率とは、最小の労力で最大の効果をあげることである」 これをみて筆者はおやっと思った。何となく間違いな感じがしたの である。
引用:最小の労力とは、できるだけ骨休めをしろということらしい。いまの いまままで、修身の教師はおろか、日本中のどんな言論でも、いかなる刊行物 でも、「少ない労働で」などと説いたものはない。何でもかでもとことんまで 働けというのが、国を挙げての方針ではなかったのか。
引用:げんに修身の教師自体 がついこのあいだ、ビスマルクの金言(?)として「働け!もっと働け!あくまで 働け!」という(いまにして思えば)まことに味も素っ気もない教訓を紹介した ばかりである。
引用:ああ、それなのに、この忙しい戦争のさなかに、しかも修身 の時間に、骨惜しみの奨励をなどしてもいいのかしら……と心配したのである。
引用:しかし、良く考えてみるとか、労力は少なく効果は大きく……とはうまいこと をいったもんだ、これが本当ではなかろうか……とひそかに思ったものである。 なにしろ当時は、その結果がどうであれ、額に汗して働くことが最大の美徳で あった。
引用:簡単に、巧みに仕事を完成してしまう者よりも、未完成でも、あるい は失敗しても、休憩もせずに二六時中真っ黒になって働いている姿勢が褒めら れた時代である。
引用:だから能率の定義を聞いたとき、これは西洋的な思想ではないか……とい う気がした。西洋的なものはすべて排撃……の頃であったが、どうもそうばか りでもなさそうだ。
引用:修身の教師も「特効精神」だの「玉砕戦法」だの勇ましい 言葉を並べているが、つい本音がでてしまったんではないか……と考えたので ある。久しく耳にしなかった「合理主義」をちらりと覗いたおもいがした。
引用:(中略) しかし、機械がつくりだされなかった原因の一つに、日本人はあまりに勤勉すぎたということがあるのではなかろうか。
さらにここから機械は横着精神の権化であるという話になって、ではもっとも降着な機械とは?から第一種永久機関の話になるんだけど、子供心につまりちゃんと横着でないといけないんだと思ったような。
で、機械とか検査に頼ることなく我々がみんな頑張ることが大事、みたいなのはやはりそういうなにか「日本的」なメンタリティにあうものなのかなと。ワクチンだけはOKなのは何故だろう。
「マックスウェルの悪魔」は熱力学の話よりこういう横道が素晴らしい本でおすすめです。
これの解釈は少なくとも2つありえて、1つは単純に発熱とか続いてコロナに間違いない、というのだけ検査していて見落としがすごく多くなっている。もう一つは、どっか別に検査したの(自費検査)を数えてない、とか。
ありそうなのは見落としが多い、だけど、そうなるともう超過死亡数と把 握できた死亡数を比べるとかしか実態把握ができない。去年の夏まで全世界的 にそうで、大阪は今年4月5月がそうだったわけだが東京は今になってか、、、
都も国もなにも具体的な対策してなくて人出も気持ち程度にしか6月から減ってないわけで、今のところ間接感染拡大が止まる要因がない。高校までが夏休みにはいった効果はもうでるはずだが明確にはみえてない気が。
ワクチンは50代以下、おそらく30代以下が大半接種済むまでは大きな効果 にならないと思われるので、今の調子だと当面あんまり大きくはきかない。 効いてくる頃には5月とか6月接種は効果が切れるわけで、、、
尾身氏「ロックダウン法制化の議論も」 感染爆発続けば そういう話じゃなくてまず去年4月くらいのをやろうよ。ちゃんと補償金払って。
尾身氏には下水モニタリングとか含めた検査拡充に尽力して欲しい気が。
岩澤さんはじめ関係者の皆様お疲れさまでした。
引用: そんなわけで、菅首相のここ最近の口グセが、“なんでうまくいかないんだ”になっているというのだ。
引用: 「ワクチン接種がうまく行き、地の利を生かして金メダルラッシュなら支持率アップと見込んでいたようですが、甘かったですね。安倍前首相の時は今井(尚哉)さんや北村(滋)さんなど、軍師と呼べる相手がいて精神安定剤としても機能していたんですが、菅さんにはそれが見当たりません。
引用:だから、自分で突っ走るしかなくなるのです」
自分で自分の聞きたい数字だけ聞くようにしてたらそれはなにもかも上手くいかないよね、、、
確かに現時点では総量は確保されているというのは間違いではないが後期授業に間に合うという根拠はない。まあ間に合っても対面授業するかというとイスラエルの状況みたら無理である。
有名なグラフ は6/20が起点でおそらく6/10くらいまでのデータから予測 しているが北野氏が示しているのは 6/28 までのデータ使っていて時期が違い、全く別物である。
まあ首相がなにもできてないのに 「私の責任でしっかり対応できる」といっているうちは協力しようにも拒否されてるわけで。
しかし、「私がこの感染対策を自分の責任のもとにしっかりと対応することが私の責任で私はできると思っています」ってそもそも日本語としておかしい(「感染対策を対応する」って変でしょ?)けど、大丈夫なのか?(修辞的疑問)
さらに、メール遅延してます、という Slack の通知のメール通知がきていた。
ちょっと意外というか想定内というかなことはあったけどここには書かない方向で。
引用: そういうときに私の発言が問題となり、これ以上続けたら大変な迷惑をかける、オリンピックそのものが前に進まなくなると思い、辞めることにしました。 辞めるので、後任の人選を考えました。
なんかナチュラルに後任は自分が決めてそれも名前だけで実態は自分が決めているといっててすごい。
弱小じゃなくて2大悪の帝国の一方なのにこんなのか?という気もするがまあもう一方もなんか色々滅茶苦茶だしなあ、、、
これ、高齢者優先するべき、という結論なんだけど、前提がワクチンが全然足りなくてほとんど自然免疫になっちゃう時にどう配分するべきかというので、ある程度沢山あると全然違う気が。ちゃんとそれ理解されてるのかしら?
ちなみにインフルエンザの研究だけど年齢グループ間カップリングのモデルがある論文の例。いくつか比較しているが高齢側から低年齢側へは弱い。
ちなみに、集団免疫に近付ける、という観点からは「職域」接種は低年齢側にいくからいいじゃないかと思うかもしれないけど、大企業にいきがちなのでリモートワークできるとか元々不特定多数と接触しないとかで感染確率が低いグループに選択的に接種がいくことになるのでわりと有害と思われる。
エビデンスを重視するなら出勤減らして学校も休みにするしかなかろう。
オリンピックにもよほど安くいれたのかタダなのか。
あいつらが悪い、が正当かどうかはともかく、出勤とか通学とか止められないわけで個人にできることはそんなにない。
で、国や都にはできることは一杯あって、短期的には緊急事態宣言の内容強化だし、中期的には検査・接触追跡の強化、尾身氏もいっていた下水モニタリング等の体制構築なわけで。ワクチンだけではどうにもならない以上そっちに舵を切るしかない。
そうしなければ感染爆発が続くだけである。まあそれが一番速く「終わりがやってくる」道ではある。
Science にで てたワクチン戦略検討論文は実はそういう未来しか描いてなくて、これは ワクチン接種ペースを1日に人口の 0.2% で固定していて間に合わないから。
現実はもっと速く接種進めらたかわりにあんまり効かないので結局同じことになった。
引用: 新型コロナワクチンによって、集団免疫の効果があるかどうかは分かっておらず、分かるまでには、時間を要すると考えられています。
ワク チンの有効性・安全性と副反応のとらえ方についてこれは会議資料ですか ね。
引用: 実際に接種者が増えた後、集団免疫効果が判明すれば、ワクチンにより感染させ ない効果があったことが明らかになる。
厚労省 新型コロナワクチンQ&A日本で接種が進められている新型コロナワクチンにはどのような効果(発症予防、持続期間)がありますか。
引用: 感染を予防する効果については、ファイザー社、武田/モデルナ社、いずれも承認前の臨床試験では確認されていませんが、現在、多くの国又は地域でこれらのワクチンの接種が進められることでデータが蓄積されつつあります。
引用:一部の国で実施された研究では、ワクチンを接種した人の方が、接種していない人よりも感染者(有症者・無症候性感染者のいずれも)の発生が少ないことを示唆する結果が報告されています。
引用:なお、これらのデータは臨床試験と異なり、同じ条件の対照群を置くことが困難なこと等から、結果に偏り(バイアス)が生じやすいことに注意して解釈し、今後の様々な研究結果を見ていく必要があります。
引用:また、ワクチンの発症予防効果は100%ではないことを踏まえると、接種後も引き続き、感染対策を継続することが重要です。
というわけで、確かに厚労省は新型コロナワクチンで集団免疫が実現できるとはいってない。
つまりは、ワクチンだけで万全、的な(首相からそのへんに色々な人にいたるまでの)発言は厚労省の見解とは矛盾すると。
引用:五輪開幕から間もない7月下旬、自民党の衆院ベテランと向き合った首相は、五輪での日本人選手の活躍に笑顔を浮かべ、今後のコロナ対策について「ワクチン接種を進める」と繰り返したという。遠くない時期の「第5波」の抑え込みにも自信を見せたという。
引用:このころ官邸内でも、東京などの宣言の期限だった8月22日までにワクチン接種が進み、「感染状況は良くなる。世論も変わる」(首相側近)といった声が目立った。
引用:実際、首相は東京に宣言を出すことなどを決めた後の7月8日の会見で、ワクチン接種などで感染状況が改善した場合、「前倒しで(宣言を)解除することも判断する」と述べていた。
引用:首相周辺は「首相は東京でこのタイミングで3千人もの新規感染者が出るのは想定外だったと思う。首相が見ているシミュレーションは、だいたい2千人以下の範囲で収まるものだった」と明かす。楽観シナリオが首相に集まる理由について「首相がそういうデータを出せというから」と語る。
つまりは首相が根拠なく自分が見たいものだけを見るようにしているから現在の状況があると。無能というより暗愚とかそういう言葉がふさわしいが、前政権からずっと隠蔽とか改竄とかを重ねてきたはてはこうなるという話である。
つまりはデルタ株の影響は予想よりちょっと遅れてきていて、さらに緊急事態宣言の影響はちょっとあったかもしれないけどデルタ株の効果でキャンセルされた、というのが現状であろう。