シドニーのホテルでのネットワーク事情

Jun Makino 2003/7/14

外国に旅行(学会とかで)するとき、最近だとやはりネットワークにつなげる かどうかは重要である。アメリカのホテルで大きなチェーン系だと割合ホテル の部屋までイーサネットポートが来ていて、つなぐと1日10ドルくらいで使い 放題というのが多いが、アメリカ以外ではなかなかそうでもない。

日本では私は PHS のサービス (Air-H") を使っているのであんまりなんでも 関係ないが、外国に行くと結構困る。そういうわけでシドニー事情。

結構多くのホテルで、 Accomodation のところの部屋のサービスとかを見ると "data jack" と書いてあるが、これは結構曲者で、多くの場合に単に電話線で ある。 2003年7月で、シドニーで本当に部屋までイーサネットが来ていると確認出来たホテルは

Holiday Inn Darling Harbour
のみ。これはInter-Touchのサービ スを使っているので、この会社がはいっているホテルは多分使える。

これに対して、data jack とか internet access とか書いてあるけど実は電 話だったホテルは

Wentworth Sydney
ibis
Mercure
結構沢山ある。

但し、Inter-Touch のサービスは結構高い。Holiday Inn の場合、 1.65AUD/3min で、但し最大 29AUD/day となっている。アメリカだと普通1日 10USD なので、30分以上使うなら高いという感じ。

使いかたは簡単で、部屋にきているケーブルにつなぐとととりあえず DHCP で 適当なアドレスが来て、 WWW にアクセスすると認証ページに飛ばされて、 Accept すると外に出るようになる。大抵 HTTP の他 SSH や SMTP も通るので、 メイルをローカルな機械から出したり SSH で大学の機械に入ったりできる。

まあ、日本でプロバイダーに入ってると電話で海外のアクセスポイントに、、、 というのでもいいのかな。速度は遅いかもしれないけど。SSH とか通るかどう かはプロバイダー次第か。イーサネットが来ているとルータにつないで複数計 算機をつなぐとか、無線LANするとか出来て便利ではある。

しかし、私は何をしにシドニーまで来たのか?という疑問はちょっとあるかも。