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レポート課題

今回の話は、まあちょっと難しいというかいかにも講義回数が足りないので、 これに関して必須のレポート問題はなし。というわけで、レポート課題は以下 の通り。

1は必須。後はオプション。 プログラムが必要なものはプログラムを提出 すること。

  1. この講義全体について、感想、意見、希望等をなんでも好きなだけ書い て出す。別に褒めてないと点が下がるとかそんなことはないので、率直な意見 を書いてくれると参考になってありがたい。

  2. 参考プログラム
    http://grape.astron.s.u-tokyo.ac.jp/~makino/
            kougi/keisan_tenmongakuII/programs/index.html
    
    にある BHtree.C を動かしてみて、総当たりで計算するのと木構造で計 算するのとで計算した加速度、ポテンシャルの値を比べ、 を小さく したときに差がどのように小さくなるか、また小さくなりかたは粒子数によっ てどのように変わるか調べてみよ。
  3. 上の誤差が理論的にはどうなるべきか考察せよ。

  4. 計算時間はどうなるか、粒子数 100 程度から 10,000 程度までで調べ てみよ。

  5. 時間積分や結果表示の関数を付け加えて、実際に多体問題を計算してみ よ。時間積分公式としては第6回でやった leap frog を使おう。保存量である 系全体のエネルギーや角運動量はどの程度保存するか?時間刻みや を変えるとどうか?



Jun Makino
Sun Jan 6 16:26:55 JST 2002