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計算天文学 II 第5回 楕円型方程式
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3 もっと高度な解法
4 練習
ガウス・ザイデル法で以下のポアソン方程式の境界値問題を解くプログ ラムを作成せよ。
ただし、
,
としてよい(入力パラメータとして読め る汎用的なプログラムを作ってくれればもちろんそのほうがよい)。 さらに、
として、初期推定
から出発した時に
残差
が反復を繰り返した時にどのように 0に近付くか
収束した時に、真の解との差(誤差)はどうなっているか
を空間刻み
(
としてよい) のいくつかの値について調べ、そ れから精度が
の何乗になっているか議論せよ。
さらに、 SOR について同様に調べよ。最適な
の値は
に依存するかどうかも議論すること。
(
k
は整数)の時に、誤差は どうなるか、理論的または数値的(両方あればそれもOK)議論せよ。
がデルタ関数
の時に、厳密解をフーリ エ級数の形で表せ。
上と同じデルタ関数の時に数値解を求めて、
の線上で誤差が どのように分布するか調べよ。また、誤差の等高線表示や3次元表示を適当な ツールを使って作ってみよ。(PGPLOT には等高線表示をするサブルーチンが準 備されている)
例えば3次元的な星の自己重力を計算するためには、境界条件を「無限 遠で 0 」という形に置く必要がある。これにはどうすればよいか検討せよ。
Jun Makino
Mon Nov 5 10:53:25 JST 2001