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5 今後の計画

以下に、来年度以降の計画について簡単に述べる。

平成 10年度

重力/クーロン力用計算機についてはホスト計算機の評価、接 続ネットワーク、実装技術など、システム全体の詳細設計、試作を行なう。ま た、FPGA を使ったシステムでは、性能評価とソフトウェア開発を行なう。

平成 11年度

重力/クーロン力用計算機システム全体を組み上げる。この年か ら、天体物理学での実用計算を始める。実用計算を通して必要なソフトウェア 開発と性能評価を進めていく。FPGA を使った計算システムは大規模並列化シ ステムのプロトタイプ開発を行なう。

平成 12年度

ホスト計算機、重力/クーロン力用計算機システム双方の能力を強化し、より 実用性の高いシステムに発展させる。FPGA を使った大規模並列化システムを 構築する。また、天文学以外のアプリケーションへの応用を進める。具体的に は、Ewald Method への適用を行なう。

平成 13年度

重力/クーロン力用計算機システム、FPGA を使った計算システ ムを増強し、筑波で開発される計算機と統合したヘテロジニアスシステムを構 築する。



Jun Makino
Thu Jun 4 17:30:49 JST 1998