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式が繁雑なので、いま、
波数ベクトルを軸方向にとることにすると、分散
関係は
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臨界安定で とすれば、結局
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となる。 が で有限で微分可能なら積分は求まるので、これか
ら となる波数 は決まる。
流体の場合と対応をつけるために、速度分布 をマックスウェル分布
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にしてみる。
これは例によって
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を使って全部積分できて、
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となる。これは、流体の場合と同じになっている。つまり、中立安定な波長
(ジーンズ波長)は、恒星系と流体で同じである。
Jun Makino
平成21年5月25日